モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

事例1の「反省」と「気づき」part2

今日も事例Ⅰの「反省」と「気づき」です。

【第4問】
(再現解答)

理由は、3つの機能グループの事業内容や個人の業務内容にバラツキがあり、評価基準の設定が困難で公平性を欠く。よって現状のまま成果主義賃金制度を導入すると、さらなる不満足要因につながると考えたためである。
(反省と気づき)
自分の解答は「可もなく不可もなく」ごく標準的な解答だと思う。
しいて言えば、企業経験のない社長や一部役員が「売上に応じて月々の賃金を場当たり的に決めている」ことから、「評価者がいないこと」を指摘しても良いと思う。

【第5問(設問1)】
(再現解答)

A社は、経営理念や事業ドメイン、戦略目標を明確にし、経営管理制度に整合性を持たせる。具体的には、事業の拡大にあわせて組織編成をを行うことや、必要人材を明確化したうえでの人的資源管理を行うことに留意する。
(反省と気づき)
設問をよく読むと「経営者としての留意点」を聞かれている。
第3問の内容を踏まえれば「経営理念や事業ドメイン、戦略目標」の重要性は指摘しておくべきだと思う。
→それを「全社で共有」と書けばなお良し。
さらに(設問文)には「次なる成長を実現していく上で」とあるので、事業規模がさらに拡大した場合、経営者は何をすべきか考える。
やはり「意思決定にウエイト」をおくべきであって、そのために「リーダー(人材)の育成と権限委譲」を書いておけば良かった。
ややパンチの弱い解答になってしまった。

【第5問(設問2)】
(再現解答)

・最新のコンテンツやサービスを提供できる人材を確保すること。
・人材の流動化を前提として、技術的ノウハウの蓄積を行うこと。
・再現不能(支離滅裂&メモなし)
(反省と気づき)
残り3分で書き上げた解答なので、あまり見たくない。
制約条件とは何ぞや?
マンパの金高先生が説明していたけど、SWOT分析でいうところの「脅威」ととらえればすんなり解答が出てくる。
かろうじて「最新のコンテンツやサービスを提供できる人材を確保すること」には部分点が入ったかも知れない。← 甘い。
ここで約10点の失点は超痛い。


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冷静に振り返れば振り返るほど、難しいと思いました。
もちろんこれは自分なりに考えた「解答の方向性」なので、異論のある方は多いと思います。
望みは薄いですが、仮に口述試験に進出できた場合、このように事例の深堀をしておくことは非常に大切だと思うし、金高先生も『「C→A」ができない奴に、診断士を名乗る資格なし』とおっしゃっていたので、素直に信じています。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/538.html
残す3事例についても「解答の方向性」を考えてみます。
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