kurogenkokuです。
新聞各社で報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、来年度より経済産業省・中小企業庁は小規模企業の起業、創業を促すための補助金制度を創設する予定です。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620120829agbm.html
創業の課題として資金調達を上げる方は多いので、創業件数を増やすという点でかなりの効果はあると思います。その一方で、単なるばら撒きに終わるんじゃないかとも言われています。実はkurogenkokuもそう感じています。
理由として、創業相談の話になるのですが、「あっ、この人、創業してもうまくいくだろうな」と“直感的に”思うケース。
相談時点で、開業に必要な自己資金をある程度準備できている人、言い換えれば、自分でやりたいことを現実にするために、計画的にコツコツ資金を積み立ててきた人です。そういう人はプランニング(戦略等)もそこそこまとまっています。
一方、やりたいことや夢を一生懸命語っていても、資金調達の話になると「・・・・」と黙り込んでしまう人は・・・。
結局のところ、創業しても事業が失敗に終わっては何もならないわけで、すべてを他人資本に頼るのではなく、ある程度の自己資金要件は残すべきではないかと個人的に感じています。
ただし「専門家を組織化した経営支援の新たな枠組みを活用し、事業計画を策定すること」が条件づけられているのでまだマシだと考えていますが。
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