十津川郷土の家(さとのいえ)ネットワークのメンバーの綿松ハウジングさんの展示場がOPEN。ここを拠点に住宅に関するセミナーを毎月開催予定です。若い世代に歓迎される外観ですが来場された年配の方にも評判は上々とのこと。構造材がほとんど露出している内部はどこか懐かしい優しい空気を醸し出すのでしょうか。建材に覆われた住宅に長くつきあってきた私たちもそろそろ木と土と紙の良さを思い出して、そして品質の確保された家づくりに目覚めないといけない時期にきているのでないでしょうか。柱勝工法によって建てられたぶっとい柱は通り土間の中に据えられた大黒柱を想いださせてくれます。近代工法の住宅が棄ててきた重要なものも同時に思いださせてくれます。
昨年開催されたストップ温暖化コンテスト奈良大会において「十津川郷土の家(さとのいえ)ネットワーク」の取り組みが入賞しました。15m3の木材を使った木造住宅にはおよそ2.4tの二酸化炭素が固定されます。地域の木材を使うことは運搬に費やすエネルギーの削減にもつながります。「s-o-nyusho.pdf」をダウンロード