伝統構法の家写真展

真の伝統木造住宅を建築できる有限会社梓工務店が来月写真展を開催されます。ぜひお立ち寄りいただき、本物の木造住宅を確認してください。当協議会では本年から梓工務店と提携し、伝統木造住宅を普及する活動に取り組みはじめています。本年度は国土交通省補助事業に連携して応募する予定です。写真展詳細は添付のチラシをご確認ください。

アートギャラリー北野さんでは、ふすま絵プロジェクトを、絵師・福井安紀さまと共同企画されています。

写真展開催中１階にて福井様の作品展「第91回 土と石で描く板絵展」が行われています。

http://www.gallery-kitano.com/exhibition.aspx

土と石と木を使われている作品ということを知り、私たちの家づくりとのご縁を感じ、

 同じ日に予約することができ、同時催させて頂けることとなりました。

さらに、９日（日）に予定しています襖絵実演もお願いすることが出来ました。

 同時開催の都合上会場を離れることが出来ませんので、１階にて行うことになりました。

さらに、１４時からと記載されていますが、時間の変更の可能性があります。

ご了承ください。尚、実演の様子は、後日当ホームページにて一部配信する予定です。

Q1.9土壁の家

奈良市左京・1級建築士事務所ビオスさんの自宅兼オフィスの新築見学会にいってきました。土壁、南大開口、計算による耐震構造、国産材の適材適所利用、蓄熱体を備える体力壁、合理的な合板仕様等々、魅力満載！奈良県在住の優れた設計士さんに拍手

東京ビッグサイト株式会社木の繊維展示

昨日3日から6日まで東京ビッグサイトで「建築・建材展」が開催されています。ウッドファイバーLDの生産会社株式会社木の繊維も出展しています。(杉断熱材もパンフレット・サンプル展示していただいています) ブースに興味をもち立ち寄る方がひきりなし。木質断熱材の広がりが期待できます。http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry/#

気密測定

昨日、奈良県東部山間地の宇陀市内の新築工事建物の気密測定をしてきました。測定には施主さんご夫婦も立ち合いされ緊張のスタート。以前別の工務店の現場でも施主さんが立ち会われたのですが数値がごくごく平均的な数値(C値2.5)で、説明に苦慮した苦い経験を持っています。そのことが思い出されて少し不安に・・・。
一通り測定の方法とその意義について説明し測定開始。奥様は外でスモークを焚く様子を見学。ご主人は室内側で見学。Y社のハイクラスシリーズサッシ。事前に説明した通り、掃き出し框からスモーク侵入。小窓からも侵入あり。でもそれぞれ大した量ではなく測定は無事終了。測定の結果、相当隙間面積C値は0.69でした。 ご主人は住宅を新築されるにあたり宇陀市の気候から高断熱・高気密住宅を優先されたとのこと。また、施工業者もそのことを基準にして決定されたとのでした。住宅を新築するにあたりデザインや設備だけを基準にするのではなく、このご夫婦のように住まいの快適性を暖冷房の効果にもとめる賢明な方が増えることをねがってきた者として嬉しい測定となりました。桜が咲くころ、新居に引っ越し予定だそうです。
春も、夏秋も、そして冬の季節も快適に過ごされることでしょう。

建築での蓄熱利用を考えるシンポジウム

昨日24日、東京大学で開催されたシンポジュウムに参加してきました。定員70名
満席。通路席までいっぱいでした。
断熱材・気密の次は蓄熱利用。土壁、木材、が持つ特性を科学したうえで定量化しエネルギ－消費にどう貢献できているかを評価することで、建物の評価になる時代が確実に近づいています。
昨年のヨーロッパ視察で感じたこと「工務店が建物評価に科学を持ち込んでいる」が日本でも始まっています。

シンポジュウムのパンフをhttp://maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp/index-j.html

木製枠サッシ販売

2010年から取り組みだした国産杉枠材によるサッシ販売、ようやく国内でのOEM生産による販売が緒につきました。今月7日に高田木材協同組合さんによる集材が山形の(株)アルスさんへ初出荷。受注生産の体制が整いつつあります。ペアガラスはもちろんトリプルがらすによるサッシ生産が可能です。建物すべてを木製サッシにする必要はなく、南面する大開口を木製でしつらえ他の箇所は普通樹脂サッシで計画すればコストを抑えながら建物の断熱性を飛躍的によくすることが可能です。木品協ではUa値を計算し適切なサッシ選択を提案しています。ぜひ木製枠サッシ・木質断熱材を計画にとりいれてみてください。詳しくはinfo@mokuhin.jp 090-3276-1778 黒川まで

気密測定

三重県伊賀地方で営業展開する会社の建築物の気密測定を実施してきました。C値0.67  早くから断熱・気密工事の重要性を謳う社長の成果が、現場に反映されてきました。測定を始めた数年前の2や1.5から、最近の現場では1を超えることがほとんどなくなりました。この評価は住まわれた施主さんを通じて地域に伝播することでしょう。売上を上げることが目標ではなく、良質な住宅を地域に提供することをテーマにすることが、会社の成績を良い方向に展開させることにつながることでしょう。(株)サロン・ド・ホーム の気密測定に関する感想です。

 

特別講演『奈良の木の匠』養成塾

東京大学大学院准教授前真之先生を講師にお迎えし、特別講演を開催します。木造住宅にかかわるエネルギー、省エネ手法等、2020年省エネ基準義務化を控えこれからの住宅づくりのために必須となる内容で講義いただきます。前先生紹介ページhttp://maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp/japanese/shoukai/mae.html

特別講演   ・開催場所:桜井市立図書館・開催日:7月19日  ・開演時間:13:30(受付13:10)～15:30 「tokubetu-mae-kaneko.jpg」をダウンロード