畑の近くの湧き水が出ている所にワサビが自生している。
毎年この時期になると白いかれんな花を咲かせる。
野生のワサビは根がなかなか大きくならないことと、
根ごと採ってしまうと絶えてしまうので根は残して葉や花をとることにしている。
【ワサビの美味しい食べ方】
さっとゆでておひたしで食べる。
ピリットした辛さがたまらなく美味しい。
冬を越した野菜は、春の訪れと共にトウが立ち花を咲かせる。
写真は昨年の秋に収穫しないで畑に残しておいた白菜。
白菜の向こう側に見えるのはヒメオドリコ草。
トウ立ちした花はこれから子孫を残すために種を残す、
だから菜花を食べるということは、生命の元をいただいていることになる。
【菜花の美味しい食べ方】
おひたし
くるみを洗う
くるみは和ぐるみと洋ぐるみに分けられる
和ぐるみ・・・・・・鬼ぐるみと姫ぐるみ(どちらも日本の野生種)
洋ぐるみ・・・・・・かしぐるみ(別名てうちぐるみ、中国原産)
かしぐるみの外皮は簡単にむけるが、和ぐるみの外皮は殻にへばり付いているので
きれいにむくことはできない。
このため土に埋めて外皮を腐らせてから洗って干す。
かしぐるみの殻は簡単に割れるから中身を取り出すのは容易だが、
和ぐるみの殻は硬いから金槌などを使わないと割れない、
さらに割っただけでは中身が出てこないので金串などを使って掘り出す。
そのうえ中身はかしぐるみの半分も無い。
なぜこんな大変な思いをしてまで和ぐるみを食べるのかというと、
それは美味しいからである。一度和ぐるみを食べたらもうかしぐるみなど食べる気がしない。
良質な脂肪分によるまろやかさ、そして香りは絶品である。
【くるみの割り方】
くるみを金槌などで割ると、かけらが混入する恐れがある。
そこで次の方法が良い。
1 くるみを一晩水につける
2 フライパンなどでいる(焦げない様に弱火)
3 くるみに少し隙間ができる、そこへ包丁等を差し込み切り割る
4 中身を金串等で掘り出す
【料理方法の一例】
くるみだれの雑煮
1 掘り出したくるみの中身を軽く炒る
2 すり鉢でする
3 醤油と水を入れたれを作る
4 普通に餅の雑煮を作る(さっぱり風が良い、特に動物性脂肪のものは入れない)
くるみだれに餅をつけていただく
くるみだれのまろやかさと餅が程よく調和してなんともいえない美味しさである。
くるみ味噌
くるみをすり鉢ですりそこへ味噌を入れ、酒を少々加えてかき混ぜる。
ご飯のおかずやパンに塗って食べる。最高に美味。