おらと煙は・・・  ~ Diary of  ”Maikuru” ~

高い所が好き。山の頂上で食べるラーメンが大好物。
密かにアクティブ宣言した勘違いオヤジの日記。

月山

2014年09月09日 | 山歩き
平成26年9月9日(火)     晴れ





(行程)
 姥沢駐車場出発(10:15) → リフト(10:30-10:45) → 姥ヶ岳(10:22-10:27) → 牛首分岐(11:56)→ 山頂三角点(12:57) → 昼食(13:05-13:55) → 牛首分岐(14:33) → リフト(15:30-15:45) → 姥沢駐車場(16:00)


 土曜日の谷川岳のダメージで昨日(2日後)は脚の痛みがひどく、起きる・立つ動作の際は生まれたての仔牛が最初に立ちあがる時の様な動きになっていました。そして今朝(3日後)、わずかに回復したものの相変わらず朝起き上がる時の痛みが強く自分の足ではないみたいでした。

 今日は夏休みです。我々は学生時代の部活で筋肉痛は運動で直す・水は飲んではいけないと今の常識と違うやり方で育ちましたので、筋肉痛をなくすために同じ運動をしに9時過ぎに月山に出掛けました。


 脚が痛いので無理はしないで歩けないと思ったらすぐ帰ろうとの考えと、今年4つ目の百名山制覇を成し遂げられるかの挑戦の考えが綱引きのようにあっちに行ったりこっちに行ったりしていました。とりあえず姥沢からだとリフトを使えばいやんばいの所まで行けるので、帰って来た時の言い訳にもなるしこのコースにしました。


 駐車場からの月山、ガスがかかっている。




駐車場で車から降りた時、すでに脚が痛く登れるのか非常に不安です。ガスも引き返す理由の一つにできるので頭にインプットしました。環境美化協力金の建物の脇に花の説明板がありました。リフトで上がります。






 姥ヶ岳に登ってから山頂に向かうコースを歩きだします。今日は最初からストックをつきながら歩きました。

今まで興味がなかったけど、色んな花がたくさん咲いています。














これも花かな?




 途中小さなヘビに跳び上がり、さらに進むとまたニョロニョロ系の生き物が。人慣れしてるのかな?




姥ヶ岳到着、水を飲み塩飴を口に入れてすぐ出発しました。山頂はまだガスっています。






 途中、金姥の所で外来植物の採取を行っていました。その先も花が咲いています。








 牛首分岐






 ここから谷川岳のような岩場の登りが始まります。どんどん高度を上げますが、今日は一人でゆっくりペースなので休まず山頂まで行けました。20名位の団体さんがいましたが、ガイドの人が譲ってくれて笛を吹いて知らせたり無線で誰かと連絡を取り合っています。先頭のおばちゃんがどこから来たか尋ねて来たので県内だと伝えると、彼女らは宮崎県から来たとの事。デスティネーションキャンペーンのおかげでしょうか。






 今日は自分のペースで写真を撮り、すれ違う人と挨拶したり山頂の様子を伺ったりしながら一気に山頂三角点まで進みました。谷川岳での異常な発汗はなく、水も500mlのペットボトル1本で済みました。谷川岳は確かにハードでしたが月山も比べるとそんなに易しくはないと思いました。




 まずはラーメン。




次にコーヒー。今日はリュックの軽量化にも取り組んだのでコップがなく鍋にドリップコーヒーを注ぎました。





 ラーメンすすりながら、コーヒー飲みながら、約1時間の間に東側のガスが何回かなくなってくれました。葉山もちょっとだけ姿を見せました。征服感いっぱいで満足満足(^_^)






 ここにずっと居たいけど、14時には帰り始めなければいけません。あと10分まったりしてからと思っていたら、山頂でよくあるあの感覚が突然襲ってきました。ここは便所が山頂にあるので恐れる事はありません。100円払って便所を使わせていただきました。


 下山します。牛首の下の通路の石の階段を過ぎたあたりで、前で休み休み進もうとしている人に近づいてきました。その男性はおらに追いつかれまいと頑張っていたようですが、何回も座ったりして結構ヤラれているようです。ついにおらが追いつく寸前にまた座り込んで譲ってくれました。

 向こうから「こんにちは」とあいさつしてくれたので「こんにちは」と返し、「大丈夫ですか?」と尋ねてみました。脚だけツラいならしょうがないのですが病気だといけないので念のため。「石の階段が辛くて、耐えられなくなってよ」とのことだったので、ゆっくりどうぞと伝えて先に行かせてもらいました。


 この木道も周りは花だらけ。月山って花を見ながら歩くとこんなにすごいんだと新たな発見です。








 姥沢への分岐を過ぎ小さな沢を超えると登りになります。ここまで下りで何人か前を譲ってもらいましたが、早く下山するより花やこの景色ををゆっくり堪能できないことの方がもったいなくなり、写真を撮ったり止まって景色を眺めたりゆっくり歩くことにしました。おらもせっかちになりつつあったようです。


 リフトで下りて、駐車場まで歩きます。去年壊れた姥沢小屋跡地に赤い何かが建っていました。





 16時駐車場到着、山頂はまだガスでした。









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