「バー蓄音機」なんです

浪花の蓄音機隊・隊長のバーなんです
近鉄奈良線・八戸ノ里(06ー4307ー0080) 火曜定休19時〜23時

ライヴのご案内

2011年10月26日 17時27分50秒 | 日記
☆ライヴは19:30、21:00の2回です(入れ替えなし)

【11月9日(水)】  チャージ¥1,000

 浅龍(vo,p)
 SATSUKI(vo,sax)

  ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【11月16日(水)】 チャージ¥1,500

 中島 福子(vo)
 箕作 元総(g)

  ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【11月26日(土)】  チャージ¥1,500

 松本 有加(p)
 Isa jamming(vo)

  ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【12月21日(水)】  チャージ¥1,000

 坂田 富佐子(p)
 SATSUKI(vo,sax)
尾崎 薫(b)

  
  ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【12月24日(土)】

 速水 佐保(p)
 平田 葉子(s sax)
  

かしまし娘?!

2011年10月24日 16時05分39秒 | 日記
「かしまし娘」と言っても、若い方は??かも。
21日(金)のライヴは演奏も最高でしたが、そのメンバーのにぎやかなこと!
若い(う~ん・・・)女の子たちは元気ですなあ。

  
     Ecco(as)、速水佐保(p)、MASHIKA(タップダンス)

飛び入りでISA JAMMING君,Keikoさんが参加してくれました。
盛り上げてくれてありがとう!
ISA君は故西山さん(偉大なベーシスト)の魂を、大切に受け継いでるね。
ジャズファンとして、素直にあり難く思います。

それにしてもちょっとはじけ過ぎちゃう?

  

桃子とビル・エヴァンス

2011年10月19日 19時46分28秒 | 日記
 桃子の上体が浩の目の前まできた。彼女は笑う時に、相手に倒れ込むような仕草をするからだ。
 髪の甘い香りに、浩は戸惑った。好意を感じていたが、どう行動すべきか分からなかったからだ。ステージを見つめる桃子の、すらりと伸びたきれいな足を、浩は一種の罪悪感を抱きながら盗み見た。彼の心を見透かしたように、桃子が突然振り向いてその視線で射抜かれはしまいかと怯えながら。
 「ビル・エヴァンスが若いときに吹き込んだ『枯葉』が好きなんだ」
 桃子は浩の瞳をまっすぐ見つめながら、彼の話に耳を傾けた。桃子はヴォーカルをやってはいるものの、あまりジャズの事はわからない。油絵との選択を悩んだ末に選んだ趣味だった。だからジャズの話になるともっぱら聞き役に回るしかなかった。 この夜の彼女は奔放だった。神妙に浩の話を聞いていたかと思えば、話の途中でも構わず、好子ママを呼び止め、他愛ないことを突然話しかけたりといった始末。また利発に受け答えたかと思えば、冷たくぞんざいにあしらったり。
 『酔っているのかなあ』
 自らも酔いを自覚しながら、浩は漠然とそう考えていた。何度か見かけてはいたが、桃子と一緒のテーブルでライブを聞くのは、今日が初めてだった。
 「浩とはもう二十年以上やなあ」
 好子ママは三五年以上ジャズクラブをしている。浩は二五年ほど前に、知り合いのピアニストに連れて来てもらって以来の客である。常連というほど頻繁に来る訳ではないが、好子ママとは何故かウマが合う。
 「浩には気をつけや。すぐ女に手を出すんやから!」
 好子は好色そうな目で桃子を挑発した。桃子は涼しそうな表情で
 「わかりました」
 と答えてから、無邪気な満面の笑みを浩に投げた。プレイボーイは自分に似合わないのは、浩にも分かっていたから、桃子の屈託の無い笑顔に救われる思いだった。
 桃子はしばらく前からこの店に来ては、アマチュアでも歌えるジャムセッションに本当に時々ではあるが、参加するようになっていた。初めて同席したにもかかわらず、浩は昔からの知り合いのような気がしていたし、桃子にも何の警戒心もない様に見えた。 二回目のステージでは聞き慣れない曲が演奏されていた。このグループは、スタンダード曲を避け、あまり演奏されない名曲を取り上げるのだという。五十歳代だろうか、ベテランではあるが、このメンバーで演奏するようになってからまだ一年程らしい。軽快な曲をお洒落にアレンジしたり、感情を抑えながらもバラードに熱い気持ちを内蔵させるようなスタイルに、浩は好感を抱いていた。
 「私もビル・エヴァンス聴いてみたいわ」
 「録音してあげるよ」
 「私に分かるかなあ・・・」
 「音楽なんて、分かるかどうかじゃなくて、好きになれるかどうかじゃないかなあ」
 「そうなんやね。私、なんでヴォーカルやってるんやろうか」
 「・・・・・」
 浩は桃子の手に触れた。桃子は柔らかな笑顔を浩に向けた。瞳が愁いを帯びているように見えた。そして困ったように視線をテーブルに落とし、再び浩を見つめた。浩は桃子の手の温もりを感じながら、その向こうにある迷路を予感していた。彼女に際限なく求めることが出来そうな幻影に酔っていた。
 『男と女か・・・』
 浩が見せた一瞬の戸惑いを目ざとく見つけて、眩しいほど若い体を浩に浴びせるように、桃子は例の仕草で笑った。                (了) 

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                  これはフィクションです・・・

  

懐かしの

2011年10月13日 20時55分17秒 | 日記
スペインのマテウス・ロゼを仕入れました。
お客様との会話でふと話題に上がり、懐かしいなあと言う話になったからです。
皆さん「この味、この味」と、懐かしそうに味わっておられます。

ワインと言えば、来月はボジョレー・ヌーボーの解禁ですね!
今年は4銘柄を仕入れます。
飲み比べながら、「今年のブドウの出来は…」などとたまにはウンチクを言うのもいいのでは?

バーの休日

2011年10月10日 15時30分14秒 | 日記
伊根の船屋。
海、船屋、神社、森、空が一体となって醸し出すいにしえの空間。
時が緩やかに過ぎたため、我々の町との間には明らかに時差がある。

干物は鳥にかっさらわれないように、紐にぶら下げられている。

水がきれいなおかげで、至る所に魚影が濃い。
魚が美味い地には、必ず旨い酒がある。
それは定理。
向井酒造には古代米で出来た芳醇な酒がある。
冷たく冷やして、極上のイカの一夜干しと頂けば、大阪も伊根の時代にタイムスリップするだろうか…

常識の範囲内

2011年10月04日 20時38分49秒 | 日記
先週のバー蓄音機「名物カレー」はサツマイモのカレーでした。
道の駅で仕入れた「ハバネロ」があったので、小さいのを三つ使いました。
激辛でした。
しかも常識外れの辛さです。

ひんしゅくを買ってしまいました(泪)

そこで名誉挽回です。
今週は「美味しいチキンカレー」なんです。

もちろん常識の範囲内ですよ!


   

秋・・・

2011年10月03日 13時37分26秒 | 日記
朝夕の気温が急に下がりました。

秋ですものね。

それにしても年々気候が変ですね。
今年は大災害が相次ぎ、まだまだ不自由な生活を強いられる方が多くおられます。
心が痛みます。
とりわけ原発の問題は、福島のみならず日本全体、地球規模の影響をもたらしています。
人類がこんなものに手を出したしっぺ返しが、あまりにも強烈です。

早く「核」の神話を終わらせないと、とんでもないことになりそうです。

今月は厳選ライヴなんです。
お楽しみに!

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    ♪ライヴのお知らせです♪ 
      19:30~、21:00~

【10/21(金)】  チャージ¥1,800

  【さほスペシャル・ユニット】



 MASHIKA(タップダンス)
 Ecco(as) 
 速水 佐保(p)
  =スピードとリズムと愛の饗宴=

    ♪11月以降のライヴ♪

【11月9日(水)】  チャージ¥1,000

 浅龍(vo,p)
 SATSUKI(vo,sax)


【11月26日(土)】  チャージ¥1,500

 松本 有加(p)
 Isa jamming(vo)

【12月21日(水)】  チャージ¥1,000
 坂田 富佐子(p)
 SATSUKI(vo,sax)