初秋の丹後は、金色の陽光に輝いていた。
陽が暮れるまでに漁村に下りてみる。
小船で猟師が大海に挑んでいた。
「まるで格闘技みたいな仕事なんだろうなー」
奥伊根の秘湯で温められた血液が全身をめぐると、食欲が倍増するから不思議だ。
地魚料理が載った小鉢を、仲居さんが自慢げに運んでくる。
まだあどけなさが残る、素朴な娘たちがその味を引き立てる。
不味いわけがない。
翌朝、小さな漁村越しに朝日が昇るのを確認してから、テラスのある喫茶室に腰を下ろした。
光線が緩んだ身体を、「起きろ」とばかりに射る。
光沢のある内装・備品に当たり、眩く乱反射する。
荒れた海は恐ろしいが、幸を多く恵んでくれる穏やかな海は、なんと美しいことかー
そんな海と共存し、脈々と漁業を営み続けた伊根の集落。
今も舟屋と共に海辺に生きる姿は、神々しさを湛えている。
北タンゴ鉄道を走るこんな車両が、古の集落へ運んでくれる。
ただし各停なので、時間がたっぷり有ればね。
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☆ライヴのお知らせ/19:30、21:00の2回です(入れ替えなし)
【11月9日(水)】 チャージ¥1,000
浅龍(vo,p)
SATSUKI(vo,sax)
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
【11月16日(水)】 チャージ¥1,500
中島 福子(vo)
箕作 元総(g)
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【11月26日(土)】 チャージ¥1,500
松本 有加(p)
Isa jamming(vo)
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【12月21日(水)】 チャージ¥1,000
坂田 富佐子(p)
SATSUKI(vo,sax)
尾崎 薫(b)
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【12月24日(土)】
速水 佐保(p)
平田 葉子(s sax)
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こんな企画も!