「バー蓄音機」なんです

浪花の蓄音機隊・隊長のバーなんです
近鉄奈良線・八戸ノ里(06ー4307ー0080) 火曜定休19時〜23時

感慨深いライヴなんです(3月26日)

2011年03月28日 20時36分49秒 | 日記
ピアノの穂積さんとは、かれこれ40年のお付き合いです。
その頃から、ガンガンライブハウスで演奏されていました。
私がこんな店をして、そこで彼が演奏するなんて、当時は想像さえ出来ませんでした。

ベースの枝さんも、同年代のベテランです。
昨夜はアンプ無しの『生音』でお客さんを唸らせました。
ベースがリードして始まる「Just One Of Those Things」はかっちょよかったなー

ヴォーカルの高原かなちゃんも、始めは二人のベテランを前に戸惑い気味でしたが、徐々に持ち味の伸びやかな熱唱を聴かせてくれました。
地元「八戸ノ里」出身の有望株です。

そしていつも応援して下さるお客様には、心からお礼申し上げます。
ご当地きってのフレンチ「プルミエ」さんのオードブルはいかがでしたか?
これからもいろんな試みにチャレンジしていきますので、応援して下さいね。

みなさんに感謝!

  穂積 純典(p)
   
     

  枝 信夫(b)
   
     
  ゲスト・ヴォーカル:高原 かな
   


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  【4月のライヴ】

  ☆4月7日(木)  チャージ\1,500  19:30~、21:00~
  速水 佐保(p)
        

  平田 葉子(sax)
        
   (ノリノリのお二人。息の合った、どんなパフォーマンスを聴かせてくれるか、楽しみです!)

   

嬉しいお知らせ

2011年03月27日 20時23分47秒 | 日記


昨夜のライヴにお越しの皆さま、ありがとうございました。
画像などは次回に公開させて頂きます。

近鉄難波駅構内に、3月3日に嬉しいお店が出来ました。
奈良にある蔵元「豊祝」の直営の立ち飲み屋なんです!
今まで奈良駅と西大寺駅にあったのですが、遂に難波進出です。

酒は日本の文化なり。
この一献、有り難きかな。

春なんです

2011年03月26日 00時25分29秒 | 日記

今夜は冷えます。
でも季節は必ずめぐってきます。

ヒノ菜の花と、ツクシを頂きました。

震災関連と、放射能漏れのニュースに、ついうつむき加減に歩みがちですが、気が付けばもう3月も終わろうとしているんですね。

ヒノ菜はさっと塩ゆでして、出汁醤油で頂きました。
かすかな苦味が、蠢動を連想させます。
ツクシは、ハカマを取るのが大変。
灰汁抜きのために、水に浸けてあります。

ささやかな日常が実は大切なんだと、つくづく思うこの頃なんです。

魚が出てきた日

2011年03月23日 16時55分40秒 | 日記
1967年にギリシャの名監督マイケル・カコヤニスは、「魚が出てきた日」を撮った。

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エーゲ海を飛行中の軍用機が墜落する。
パイロットたちは水爆と大切な『箱』を、パラシュートで落下させる。
箱はカロス島に落下するのだが、よほど大切なものが入っているらしく、飛行機から脱出した二人のパイロットは情けない身なりになりながらも必死で探し回る。

やがて身分を隠した軍関係者や、考古学者などが登場し島はすったもんだの大騒ぎに。
二人のパイロットが自分達で探し出そうとする必死の姿が、コミカルに描かれている。

ところが箱は、無知で強欲な羊飼いに拾われていたのだ。
頑丈な箱にはきっと宝物が入ってると思い込んだ羊飼いは、あの手この手で開けようとする。
何でも溶かしてしまうという液体を手に入れた羊飼いは、やっとの思いで箱を開ける。
中には小さな金属片しかなく、落胆した羊飼いはそれを村の水源に捨ててしまうのだ。

それは海へとつながっており、翌朝海面には無数の魚が浮いているのだった・・・

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この映画は核の怖さを訴えた名作だが、日本では今現実の中で核の脅威にさらされている。





「想定外の自然災害が原因」と、偉い学者は言う。
建設当時反対派が主張したことが現に今起こっている。
素人の「想定」が残念ながら正しかったということになる。
核融合反応をどのような条件下でもコントロールしきれるなどというのは、学者の名誉欲や企業のエゴでしかない。
この大惨事の責任を、当時原発を推進した学者・企業・政府の、いったい誰が取るというのか。

自然災害に加えて放射能被害に苦しむ方々のことを思うと、心が痛い。
また被爆の危険を押して作業に当たる警察・消防・自衛隊・自治体関係の方たちやご家族には、心から「お気をつけて」と申し上げたいんです。

雪が・・・

2011年03月17日 18時21分16秒 | 日記
今日は雪がちらつきました。
風が冷たく、自転車で出かけるには厳しい寒さでした。

ましてや北国の被災地ではー

小生にはアウトドアの経験があります。
暖房のない体育館などで寝る寒さは、経験した者でないと分からないでしょう。

冬の岩湧山麓では、夜は気温がマイナス7,8度まで下がります。
テントにウレタンマットを敷き、寝袋にもぐりこみます。
ホカロンと防寒下着とダウンジャケットは必需品です。
おまけに寝袋カバーまでしても、寒さでよく眠れないのです。

高性能な装備もなく、着の身着のままで津波から逃れてきた方たちには、想像を絶する厳しい環境だと思います。
燃料や食料もまだまだ不足しているようですね。
テレビの画面を見るたびに、心が痛みます。
みなが同じ気持ちだと思います。
夫々が出来る範囲で支援することが、励みになるでしょう。

少し気になるのが、何もかもが「自粛」になってしまうことです。
馬鹿騒ぎは初めからそんな気分にはなりませんが、過度の「自粛」は経済を悪化させ、かえって良くないような気もします。
日常生活が営める私たちがしっかり生きることで、復興を下支えしたいと思うのです。

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   =ライヴのお知らせです=
        19:30~ 、 21;00~(入れ替えなし)


☆3月26日(土)  チャージ¥1,500
  穂積 純典(p)
     

  枝 信夫(b)
     
  ゲスト・ヴォーカル:高原 かな
     
  (ピアノとベースだけのシンプルな構成で多彩な演奏を繰り広げます。お酒が美味しくなる一夜です。
   急遽スペシャル・ゲストが参加決定しました!)

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☆4月7日(木)  チャージ\1,500
  速水 佐保(p)
     

  平田 葉子(sax)
     
   (ノリノリのお二人。息の合った、どんなパフォーマンスを聴かせてくれるか、楽しみです!)






9日のライヴ

2011年03月11日 19時15分07秒 | 日記
鍵盤を、まるでスケーターのように指が踊りながらすべる。
スルスルと音列が紡ぎ出される。
すると懐かしささえ感じる落ち着いた歌声が、ひたひたと旋律を追随していく。


                    藤井 美穂(vo&p)

『いい音だなあ』
と思う間もなく、クラリネットの柔らかな音が空間を見事に展開していく。


                    滝川 雅弘(cl)

思わず膝を打ちたくなるような、納得の演奏でした。
みなさん、食い入るようにお聴きでしたよ。

当日は初の試みで、ご希望の方には「ライヴ弁当」をご用意いたしました。
今回は『喜多朗』さんの筒井板長が担当です。
いかがでしたでしょうか?



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昨夜BAR蓄音機名物の、カレーを仕込みました。
よろしければご賞味ください。




峠を越えて

2011年03月04日 00時30分16秒 | 日記
寒さが戻った冬枯れの生駒山。
わたしは愛車を操り、十三峠を越えた。
600ccの非力なエンジンにとっては、この急勾配は正直つらい。
しかし回転数を間違えなければ、登坂は可能だ。

生駒山の大阪側からの登りは、どのルートをとっても勾配がきつい。

峠直下の展望台までたどり着いたときには、思わずボディをさすってあげたくらいだから。
今年で42歳になる愛車とは、もう長い付き合いだからね!

奈良側に差し掛かると、竜田川までののどかな下り坂。
至る所で懐かしい風景に出会える。
待ち遠しく春を待ちわびる畑のモノトーン。
焚き火の煙の、変わらぬ営みの心地よさ。
遥かな矢田丘陵の、柔らかな歴史の香り。



いや、下りだってのんびりしていられないんだ。
こいつのドラム・ブレーキは、乱暴に踏みつけた日には、焼き付いちゃうんだから。
自動遠心クラッチが組み込まれたマニュアル・シフトは、エンジンブレーキを使うにもちょっとしたコツがいる。

だったら今の車に乗り換えろって?
バカな事を…
愛車は、もはや愛人なんだから!

(シトロエン・アミ6ブレーク・1969年式)