昨日のコロナの話に引き続き。
記憶にも新しいかと思いますが、コロナは武漢のコウモリ食に端を発したと当初報道されてましたよね。
この間、テレビだったか雑誌だったか、「コウモリはマズイ、食べられない、よって感染経路は別だろう」と書いてある記事を見つけたので、下記の本を紹介します。
コロナはどこから来たのか、コウモリそのものではなくコウモリから出たアルモノを食べた、もしくは食べるためにコウモリを集めたからかも…?
…グロいの、気持ち悪いの苦手な方はここで引き返してください。笑
『〜、幻の奇味として、蚊の目玉というものがある。重慶だ。重慶の洞穴にたくさんのコウモリが棲んでいて、しきりに蚊を食べるが、目玉だけが消化されないで雲古(注:ウンコ)にまじって排出される。その雲古をとってきて、水にとかすかどうかして、それを漉して蚊の目玉だけのこす。それを極上のスープに入れて供す。ただしこれはそんじょそこらのコウモリではいけないのであって、あくまでも重慶の洞穴に棲むヤツでないといけないとのことである。〜』
『最後の晩餐』 開高健 著、光文社, p206「自然に反逆して自然へ帰る」より抜粋
コウモリそのものでなくても、なんとコウモリの排泄物から蚊の目玉を取ってきて食べるらしい。
これはさながらインドネシアの高級コーヒー、コピ・ルアックのようではないか!(コーヒー好きの方ごめんなさい)
蚊の目玉は黒ゴマのよう…らしい。うーん、スープに合いそう。
ネットで調べると、蚊の目玉のスープは都市伝説と言われている模様。
ちなみに、重慶ー武漢の距離は直線で広島ー東京と同じくらいのようだ。
この本の凄いところは、なんでもありな内容の上に、遠藤周作や阿川弘之が不意に友人として出現することである。
彼らの人間味溢れるコメントに笑い、読み進めるうちに未知なる料理の数々により空腹に耐えきれなくなること請け合いだ。
内容は…、本当になんでもあり。和食、中華、フレンチ、デザートから始まり、ヒルのスープ等の所謂ゲテモノ食、アウシュビッツでのご馳走、ドッグフードの美味しい調理法、果ては人肉食までありとあらゆることが書いてある。決しておもしろおかしく書いてあるわけではなく、至って真面目に書いてあるから、良心の呵責を感じることもなく読み進めることができる。
気になる方は、是非ご賞味あれ。
記憶にも新しいかと思いますが、コロナは武漢のコウモリ食に端を発したと当初報道されてましたよね。
この間、テレビだったか雑誌だったか、「コウモリはマズイ、食べられない、よって感染経路は別だろう」と書いてある記事を見つけたので、下記の本を紹介します。
コロナはどこから来たのか、コウモリそのものではなくコウモリから出たアルモノを食べた、もしくは食べるためにコウモリを集めたからかも…?
…グロいの、気持ち悪いの苦手な方はここで引き返してください。笑
『〜、幻の奇味として、蚊の目玉というものがある。重慶だ。重慶の洞穴にたくさんのコウモリが棲んでいて、しきりに蚊を食べるが、目玉だけが消化されないで雲古(注:ウンコ)にまじって排出される。その雲古をとってきて、水にとかすかどうかして、それを漉して蚊の目玉だけのこす。それを極上のスープに入れて供す。ただしこれはそんじょそこらのコウモリではいけないのであって、あくまでも重慶の洞穴に棲むヤツでないといけないとのことである。〜』
『最後の晩餐』 開高健 著、光文社, p206「自然に反逆して自然へ帰る」より抜粋
コウモリそのものでなくても、なんとコウモリの排泄物から蚊の目玉を取ってきて食べるらしい。
これはさながらインドネシアの高級コーヒー、コピ・ルアックのようではないか!(コーヒー好きの方ごめんなさい)
蚊の目玉は黒ゴマのよう…らしい。うーん、スープに合いそう。
ネットで調べると、蚊の目玉のスープは都市伝説と言われている模様。
ちなみに、重慶ー武漢の距離は直線で広島ー東京と同じくらいのようだ。
この本の凄いところは、なんでもありな内容の上に、遠藤周作や阿川弘之が不意に友人として出現することである。
彼らの人間味溢れるコメントに笑い、読み進めるうちに未知なる料理の数々により空腹に耐えきれなくなること請け合いだ。
内容は…、本当になんでもあり。和食、中華、フレンチ、デザートから始まり、ヒルのスープ等の所謂ゲテモノ食、アウシュビッツでのご馳走、ドッグフードの美味しい調理法、果ては人肉食までありとあらゆることが書いてある。決しておもしろおかしく書いてあるわけではなく、至って真面目に書いてあるから、良心の呵責を感じることもなく読み進めることができる。
気になる方は、是非ご賞味あれ。