一昨日の話です。
仕事中「どうしても歯が痛い!!!」と歯痛に耐えられなくなり、こっそり仕事を抜け出して歯医者に行きました。
いつも行く歯医者は「虫歯ない!大丈夫!歯が痛いのは、気のせい!」と言うドクターなので、別の歯医者へ。
レントゲンを撮り、「うーむ、銀冠の下に虫歯ができてるかも…?」とのことで、麻酔をして銀冠を外してみることになりました。
麻酔を打った瞬間、低血圧のような低血糖のような眩暈と手の震えが。
でも「あーお腹空いたのかな?」と思う程度でした。
さて、銀冠を外してみると、あらびっくり!!!
空洞が出現!
ドクターいわく「ずいぶん前の歯科治療で、削った部分をちゃんと埋めてなかったから空洞ができたんだろう。この空洞により菌が繁殖して歯痛が起こったんだろう」とのこと。
私の脳裏には、5年前にお世話になったおじいちゃん歯医者の顔が浮かびました…。許さん!
そして更にドクターが「あーこりゃ歯髄から血が出てるねぇ…。こりゃ神経取らなきゃダメだわ。今日取っちゃおっか?」などと言うではありませんか。
神経を!!取るだとぉぉぉぉぉぉぉ
「神経を取ったら歯が死ぬから取りたくない、なんとか保存療法でお願いぃぃぃ」とすがったのですが、「取らなきゃ痛いの消えないし、歯髄炎になったらどっちにしろ歯は死ぬよ。ほっときゃ歯根膜炎になってもっと大変な目にあうよ」とすげなく言われ。神経を取ることになりました(泣)
ちなみに、今回のケースとは違いますが、虫歯を取りきってない状態で銀歯入れた、とかしょっちゅうあります。
こういう場合、どれだけ丁寧に歯磨きしても意味ないそうです(そりゃそうか)。
銀歯を入れちゃうとレントゲンで虫歯を見つけにくくなるから、患者さんが痛みを訴えない限り虫歯を見つけられないそうです。
ってことはだ…。銀歯を入れることで、むしろ虫歯菌の活動を保護してるのでは!?耐えられないほど痛むまで気付かれないんだからっ。
とまぁ、歯医者さんと30分ほど論争したわけです。
その内に麻酔が徐々に解け…。
「神経取るから。いいね?麻酔切れかけてるから、追加で打つよ。麻酔がかかりにくいみたいだから、多めに打とう」と歯の表側と裏側に1本ずつ打ったのです。
しかし、どうやら麻酔ってのは一度打つと効きにくくなるらしく、全然効かない😱
「よし、じゃあもう一本打っとこう」と打たれた瞬間、目の前がスパーク!
腕や脚が意思と関係なくバラバラに震え、スリッパは飛んで行き、脈拍は急上昇、眩暈、呼吸困難に😵
本当に、「こんな所で死ぬのは嫌だ…」と思いました。笑
「ありゃ、呼吸困難だ。はいゆっくり深呼吸してー吸ってー吐いてー」とか言う声を遠くに聞きつつ、なんとか無事生還。
「麻酔また切れちゃうから、しんどいと思うけど口開けて!処置しちゃうから!」と言われるがままに口を開け、神経とおさらば(泣)
これぞまさにまな板の鯉。
そのまま這うように職場に戻りました。
しかーし、明らかに様子がおかしかったのか、上司(おじいちゃんくらいの年齢)が「こりゃいかん!今すぐ救急に行くんだ!」と会社備え付けの車椅子を借りてきてくれて、病院に連れて行ってくれました。優しい…
救急で「アッそうだ夫に連絡しなきゃ」と思い出し、上司に「オラの代わりに電話かけてくんろ」とお願いし、爆睡。
約1時間後に完全復活し救急待合スペースに戻ると、上司が私の分のお茶を買って待っててくれました。ありがとうございます!惚れちゃうぜ全く。
ちなみに、私の携帯は夫からの着信の嵐で、「ブー子の携帯番号なのに知らないおじいちゃんが電話してきて、『もしもし、もしもし、もしもし…』ってずっと言ってる(泣)」と恐怖の時間を過ごしていた模様。おじいちゃん上司に連絡をお願いしたのが間違いでした…。
肝心の病名ですが、局麻中毒、らしいです。麻酔薬の入れすぎ&勢いをつけて注射することで麻酔が血管に入り脳で作用しちゃう、ことのようです。
歯医者で何回も麻酔打ってきたけど、初めての経験でした。
何度か死亡事故も起きてるみたいだし、読者の皆さんも気をつけてください!
最後に。どうやら私の歯は家系的に弱いらしく…しょっちゅう虫歯になってます。
毎食歯磨きして、夜寝る前は【何もつけずにブラッシング→全ての歯間にフロス通す→歯磨き粉をつけて通常の歯磨き】をしてるのに!!!
明らかに手抜き感漂う歯磨きをしている夫は虫歯一つなく、ホワイトニングを兼ねた定期検診の度に歯医者さんに褒められてます💢
虫歯は一度なっちゃうと生涯付き合っていかなきゃなりません。
皆さんも、定期検診に行って健康寿命を伸ばしましょう!また、外国人は歯を重視します。歯を大事にしましょうね☆