A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

アイマール記者会見(2006年9月1日)

2006年09月02日 18時10分14秒 | インタビュー(Entrevista)
相変わらず顔は怖いほど美しいようで・・・。ひげがなかったら、女の人に見えてしまいそう。アイマールほど綺麗な顔の人って俳優でもあまり見たことないな。
発言の内容のほうは、いつものパブロらしい優等生発言で少し安心しました。
オーディオ(アイマール記者会見)
上から2番目をクリックで、アイマールの声が聞けます。(すごく長い。)声も話し方もほとんど甘えたようにすら聞こえますが、この声でどうやって激怒したのかなあ。逆立ちしても想像できない。   

-サラゴサに来て最初の1ヶ月が過ぎましたがどんな印象ですか?
「レアル・サラゴサには驚嘆している。クラブ、街、そしてゲームのシステムにね。一つだけ問題があってそれはデポルティーボに負けたこと。勝てなかったのは残念だった。特にチームの姿勢、勝ちたいという希望を考えるとね。僕たちがこの同じレベルを維持すれば、勝利と良いゲームが得られると確信している。」

-リアソールでのペレス・ブルル氏の審判ぶりは最終結果に影響を与えたと思いますか?
「審判は、自分からミスを犯すわけではない。すべて自分たちに不利になるようにジャッジされて、確かにそう考えるときもあるが、彼らがわざとそうしているわけではないと信じている。それがデポルティーボ戦で僕らに起こったことだった。彼が僕たちに深刻なダメージを与えていると思ったこともあった。僕らは審判をそおっとしておかなければならない、なぜならその決定に抗議しても何も得るものはないから。」

-ガビーのペナルティ、フアンフランの退場、エリア内のエベルトンへの掴み合い、あまりにも多くの偶然ではないですか?
「ホームチームはしばしば得をしているように見える、スペインではファンが多くの影響を与えるからね。人々はファウルではないのにファウルを要求し、それが審判のジャッジに影響を与えることがある。リアソールで僕らはペナルティを宣告されたが、あれはペナルティではなかった、でももう僕らには何もできない。それについて蒸し返すことは必要ではないと思う、僕は審判の正直さを信じているから。」

-デポルティーボの守備陣はあなたに厳しいマークをし、あなたは動揺して試合を終えました。テクニカルな選手が保護されないことに困っていますか?
「僕は敵のキックに怒って試合を終えたわけではない、サッカーは争いのゲームだから、文句を言う必要はない。ただ、ある特定のジャッジのせいで、負けるはずではない試合に負けてしまうことがある。それでも、集中力をなくし、一度笛を吹いた審判と話すことは間違いだ。」

-現在のサッカーは才能ある選手にとって厳しいものだと思いますか?
「現代のサッカーでは全員で攻撃し、全員で守る。ただ技術があるだけの選手は上のレベルでは活躍できない。」

-でも過剰なハードさを使うチームというのもありますよね?
「そういうチームは厳しい試合が特徴だ、よくある普通のことだね。それもまたサッカーだ。ボールを手で触らない限り何をしてもいいんだから。僕らの武器を使うためにも敵が僕らからボールを奪えないことを願っている。」

-あなたの加入によりわきあがった期待を知っていますか?
「そうした話題からは離れていたい。僕の移籍について多くのことが話されているのは知っているけれど、僕の他にも人々に希望をもたらす選手たちがたくさん加入したよ。」

プレッシャーを感じていますか?
「僕は毎日トレーニングをしていて、チームが勝つための手助けをすることだけを望んでいる。僕はプレッシャーでいっぱいのリュックは背負っていない。もし物事が上手く行けば、満足だろう。サラゴサが試合に勝ちさえすればね。」

チャンピオンズリーグは本当に目標なのですか?
「選手として僕らは良いサッカーをしてポイントを重ねることを考えなければならない。その結果はシーズンの最後に出るだろう。僕は人々に希望があるほうがいいと思う。チームはファンに影響されるものだから。降格を避けることが話されていたら、もっと悪い雰囲気だろう。試合を重ねることにより、チームにかけられた期待が過大なものなのかどうかわかってくるだろう。」 


-クラブが発表したような飛躍を遂げるのに充分なチームだと思いますか?
「最初の数ヶ月希望を維持すれば、良い結果を得られると確信している。僕らがどのような目標を持ち、何位で終わるかは知らない。僕らの今の義務は、試合の形を見つけ、偉大なチームになること。それができれば、チームは高いレベルに達することができるだろう。しかし僕らは一試合を戦っただけで、まだ早すぎる。」

-あなたは偉大なクラブから来たわけですが、サラゴサとバレンシアの違いは何ですか?
「バレンシアには多くのファン、素晴らしいスタジアム、立派な施設があった。でもサラゴサも同じで、僕はそれに驚いたよ。僕らは成長し続けるための正しい道の途上にある。さよならを言うときが来たら、この選手たちがレアル・サラゴサを成長させたのだと言われるようになりたいね。」

-ビクトール・フェルナンデスの思い描くサッカーをどう思いますか?
「サラゴサは試合の主役になりたいと願っていて、僕はそれが気に入っている。チームの目標ははっきりしているが、すべては結果にかかっている。」

-パブロ・アイマールは原点に返りましたね。二人のフォワードの後ろでプレーすることを望んでいましたか?
「レアル・サラゴサのシステムにはとても満足しているよ。とても快適だ、でもすべては勝利が得られるかどうかにかかっている。良い試合から結果が出れば、さらに気分が良くなることは確かだ。」

-このシステムは得点するのに助けとなりますか?
「わからない。それについてはあまり心配していない。自分が3点得点して4-3で負けるより、チームメートの得点で1-0で勝つほうがいい。」

-ゴールとアシストではどちらが好きですか?
「ゴールはサッカーで一番素晴らしいことだよ。」

-チームにアルゼンチン人が5人もいることは問題になると思いますか?
「No。でも僕もその一人だから、僕の意見はあまり信用できないね。僕らは手助けをするための5人で、それがアルゼンチン人だろうとトルコ人だろうと関係ない。チームは良いグループで僕らを分け隔てなく扱ってくれるよ。」

-ダレッサンドロについては?
「彼と一緒にプレーをまたできるのはとても嬉しい。アルゼンチン代表では一緒にプレーできたことがあるけれど、リーベルでは彼のデビュー戦でしか一緒にプレーしていないんだ。僕は彼のプレーぶりが大好きだし、彼がここにいてくれて嬉しい、僕らは友達だから。」

-アルゼンチンはブラジルと試合をしますが、召集されたかったですか?
「もちろん。僕はたくさんの良いサッカー選手がいて、一緒にプレーできる国に幸運にも生まれたけれど、同時にそれは代表になるのはとても難しいという不運も意味する。だから召集されないことは打撃ではない。選手は良いプレーをし代表となるためのアピールをして召集を勝ち取らなければならない。それはチャレンジというより希望だね。すべてのアルゼンチン人は母国の代表ユニフォームを着たいと願っているよ、それがたとえ5分間であっても。」


5分間であっても、30秒であっても?
相手のファウルには怒っていないと言っていますね・・・。