吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

サテンドール満員御礼

2013年09月11日 | ライブ情報
9月9日(月)の六本木サテンドール
ヴォーカルナイトにお越しくださったお客様
ありがとうございました。

月曜日にもかかわらずたくさんのお客様にお運びいただき
おかげさまで満員御礼となりました。

私一人の力ではとうていなしえない、
共演のヴォーカリストさんたちはじめ、
関係者のみなさまに感謝申し上げます。

特に長丁場の演奏を最初から最後まで心を込めて
サウンドをつくりあげてくださった
サポートミュージシャンの面々に
心より感謝をささげたいと思います。

その素敵なメンバーは

遠藤征志さん(P) 矢野伸行さん(B) 井上尚彦さん(Ds) 吉野ミユキさん(As)  

4名のヴォーカリストが1人7曲歌いました。
2ステージで合計28曲!
これはたいへんなことだと思います。

いくらふだんから歌の伴奏になれている
百戦錬磨のプロミュージシャンでも
複数のヴォーカリストのそれぞれの選曲、キー、音楽の指向性などを
リハでぱっとつかんでステージパフォーマンスで120%に盛り立てる・・・
という作業は、並大抵ではないと思います。

当たり前のようにさらっとそれをやってのけるところ
プロ中のプロです。

特に驚いたのはピアノの遠藤征志さん
リハ後に控え席の片隅で静かに譜面とにらめっこ
何か話しかけちゃいけない雰囲気・・・・

と、本番になってステージに出ていくときに譜面を全部置いて行ったので
凡人の私は、てっきり忘れていったのかな???
と思って、トップバッターのヴォーカリストさんにお願いして
ステージに運んでもらったら、あっさり
「いらない」

ええええ????
あの間に、全部暗譜しちゃったの~~~????


あとで聞いたら、
「それが僕の趣味なんです」
だそうです。

天才の頭の中はどうなっているんでしょうか?

とにかくサウンドがすばらしいので、
何にもすることはなかったです。
ただ、歌っていれば曲そのもののパワーに
エナジーが引き出される。
何も考えないほうがよい。
曲と歌詞が導く先へ身を任せていればおのずと連れて行ってくれる。
そんな体験をさせていただきました。

私自身はまだまだ未熟ですが
余計なものを取り去ってすべて裸になった時に何が出てくるか
そこが出発点なのだと感じさせられました。
本当によい勉強の場を与えていただきました。
ありがとうございました。

これからも、よい演奏に耐えうる人間になるために
自分の感性を磨いていきたいです。
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