きのうは、カナダ研修に旅立つ息子を成田まで見送った。
中学の夏季プログラムで、希望者を対象にした15日間の体験学習だ。
現地バンクーバーでホームステイしながら、語学学校に通う。
やはり研修の肝はホームステイですね。
団体でホテルに泊まって語学学校に通っただけじゃ、結局日本と大して変わらない環境だし、現地の生活の様子はわからない。
今回のプログラムでは、日本からの学生は1家庭1人のみの受け入れ態勢なので、否が応でもコミュニケーションは英語になる。
まあ、言葉は10日やそこらじゃ急には身につかないことはよくわかっているが、何より大切なことは、その家庭の習慣や文化、ものの見方・感じ方が、今まで自分が知っているのとどう違うかを体感することだと思っている。
同じ日本国内でだって、それぞれの家庭で生活スタイルは違う。
人の家に滞在させてもらうことは貴重な体験だ。
「空港に着いたよ、今出発ゲートに入ったよ」
と、広島の実家の義母に電話で報告。
教育熱心な義母はこういう機会には、しっかり孫を学ばせてあげるのがよいと考えている人だが、何しろ心配性で、空港まで無事に着いたかとか集合に間に合ったかとか、そういうことが気になってしかたない性分。
私は当初、「中3なんだし、自分で空港まで行けるよね」
と思っていたし、本人も、「別に空港まで来なくてもいいよ」
と言っていたのだが、義母の気持ちを考えると、
やはりここは私が送り届け、実況レポートするのがよいとの結論に達した。
でも、まあ、見送りも悪いもんじゃないな。
集まったほかの生徒たちもどこかそわそわ。
見送りに来ていたほかの親御さんたちも何だか落ち着かない様子。
やはり初めての体験なわけだから、そりゃ、不安もある。
私が集合場所まで一緒に行って、息子も多少は心強かったろうし、
期待に満ちながらテレを隠して出発していく息子の後姿を見るのも、悪いものではない。
息子は当初は「めんどくさい」と、あまり乗り気ではなかったし
周りが騒げば騒ぐほど引いちゃう年頃だけに、
義母があれやこれや気にかけて、先方へのお土産を贈ってくれたりしても、無関心を装っていた。
ポロリと「ホームステイは不安だ」と漏らしたこともあった。
そりゃそうだよね。初めてなんだからだれでも不安に思うのは当たり前だ。
2回の説明会や、現地でのグループ発表準備、先方のホストファミリーのプロフィールを受け取ったりするうちに、興味が高まってきた様子。
幸いホストファミリーはご夫婦そろって体育の先生。スポーツ大好きで、野球チームにも入っているとのこと。野球好きの息子とは話が合いそうだ。
「カナダの金だわし」とか言ったらウケルかな~?
なんてギャグばかり考えよる、ふざけた息子であった。
これも、緊張と期待が入り混じった気持ちの照れ隠しなのよの~。
そういうお年頃。
まあ、思い切り楽しんでこいや!
娘も広島の実家に滞在中のわが家は、すっかり冷蔵庫がさみしくなっているのであった。
中学の夏季プログラムで、希望者を対象にした15日間の体験学習だ。
現地バンクーバーでホームステイしながら、語学学校に通う。
やはり研修の肝はホームステイですね。
団体でホテルに泊まって語学学校に通っただけじゃ、結局日本と大して変わらない環境だし、現地の生活の様子はわからない。
今回のプログラムでは、日本からの学生は1家庭1人のみの受け入れ態勢なので、否が応でもコミュニケーションは英語になる。
まあ、言葉は10日やそこらじゃ急には身につかないことはよくわかっているが、何より大切なことは、その家庭の習慣や文化、ものの見方・感じ方が、今まで自分が知っているのとどう違うかを体感することだと思っている。
同じ日本国内でだって、それぞれの家庭で生活スタイルは違う。
人の家に滞在させてもらうことは貴重な体験だ。
「空港に着いたよ、今出発ゲートに入ったよ」
と、広島の実家の義母に電話で報告。
教育熱心な義母はこういう機会には、しっかり孫を学ばせてあげるのがよいと考えている人だが、何しろ心配性で、空港まで無事に着いたかとか集合に間に合ったかとか、そういうことが気になってしかたない性分。
私は当初、「中3なんだし、自分で空港まで行けるよね」
と思っていたし、本人も、「別に空港まで来なくてもいいよ」
と言っていたのだが、義母の気持ちを考えると、
やはりここは私が送り届け、実況レポートするのがよいとの結論に達した。
でも、まあ、見送りも悪いもんじゃないな。
集まったほかの生徒たちもどこかそわそわ。
見送りに来ていたほかの親御さんたちも何だか落ち着かない様子。
やはり初めての体験なわけだから、そりゃ、不安もある。
私が集合場所まで一緒に行って、息子も多少は心強かったろうし、
期待に満ちながらテレを隠して出発していく息子の後姿を見るのも、悪いものではない。
息子は当初は「めんどくさい」と、あまり乗り気ではなかったし
周りが騒げば騒ぐほど引いちゃう年頃だけに、
義母があれやこれや気にかけて、先方へのお土産を贈ってくれたりしても、無関心を装っていた。
ポロリと「ホームステイは不安だ」と漏らしたこともあった。
そりゃそうだよね。初めてなんだからだれでも不安に思うのは当たり前だ。
2回の説明会や、現地でのグループ発表準備、先方のホストファミリーのプロフィールを受け取ったりするうちに、興味が高まってきた様子。
幸いホストファミリーはご夫婦そろって体育の先生。スポーツ大好きで、野球チームにも入っているとのこと。野球好きの息子とは話が合いそうだ。
「カナダの金だわし」とか言ったらウケルかな~?
なんてギャグばかり考えよる、ふざけた息子であった。
これも、緊張と期待が入り混じった気持ちの照れ隠しなのよの~。
そういうお年頃。
まあ、思い切り楽しんでこいや!
娘も広島の実家に滞在中のわが家は、すっかり冷蔵庫がさみしくなっているのであった。