吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

カナダへ

2008年07月31日 | 子育て教育
きのうは、カナダ研修に旅立つ息子を成田まで見送った。
中学の夏季プログラムで、希望者を対象にした15日間の体験学習だ。
現地バンクーバーでホームステイしながら、語学学校に通う。

やはり研修の肝はホームステイですね。
団体でホテルに泊まって語学学校に通っただけじゃ、結局日本と大して変わらない環境だし、現地の生活の様子はわからない。

今回のプログラムでは、日本からの学生は1家庭1人のみの受け入れ態勢なので、否が応でもコミュニケーションは英語になる。
まあ、言葉は10日やそこらじゃ急には身につかないことはよくわかっているが、何より大切なことは、その家庭の習慣や文化、ものの見方・感じ方が、今まで自分が知っているのとどう違うかを体感することだと思っている。
同じ日本国内でだって、それぞれの家庭で生活スタイルは違う。
人の家に滞在させてもらうことは貴重な体験だ。

「空港に着いたよ、今出発ゲートに入ったよ」
と、広島の実家の義母に電話で報告。
教育熱心な義母はこういう機会には、しっかり孫を学ばせてあげるのがよいと考えている人だが、何しろ心配性で、空港まで無事に着いたかとか集合に間に合ったかとか、そういうことが気になってしかたない性分。
私は当初、「中3なんだし、自分で空港まで行けるよね」
と思っていたし、本人も、「別に空港まで来なくてもいいよ」
と言っていたのだが、義母の気持ちを考えると、
やはりここは私が送り届け、実況レポートするのがよいとの結論に達した。

でも、まあ、見送りも悪いもんじゃないな。
集まったほかの生徒たちもどこかそわそわ。
見送りに来ていたほかの親御さんたちも何だか落ち着かない様子。
やはり初めての体験なわけだから、そりゃ、不安もある。
私が集合場所まで一緒に行って、息子も多少は心強かったろうし、
期待に満ちながらテレを隠して出発していく息子の後姿を見るのも、悪いものではない。

息子は当初は「めんどくさい」と、あまり乗り気ではなかったし
周りが騒げば騒ぐほど引いちゃう年頃だけに、
義母があれやこれや気にかけて、先方へのお土産を贈ってくれたりしても、無関心を装っていた。
ポロリと「ホームステイは不安だ」と漏らしたこともあった。
そりゃそうだよね。初めてなんだからだれでも不安に思うのは当たり前だ。

2回の説明会や、現地でのグループ発表準備、先方のホストファミリーのプロフィールを受け取ったりするうちに、興味が高まってきた様子。

幸いホストファミリーはご夫婦そろって体育の先生。スポーツ大好きで、野球チームにも入っているとのこと。野球好きの息子とは話が合いそうだ。

「カナダの金だわし」とか言ったらウケルかな~?
なんてギャグばかり考えよる、ふざけた息子であった。
これも、緊張と期待が入り混じった気持ちの照れ隠しなのよの~。
そういうお年頃。

まあ、思い切り楽しんでこいや!

娘も広島の実家に滞在中のわが家は、すっかり冷蔵庫がさみしくなっているのであった。
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村上・楽屋ライブ

2008年07月29日 | 音楽雑記
ちょっと前のことになってしまいますが、新潟巡業編のつづきです。
21日は村上・楽屋(がくや)でライブ。
村上は新潟からJR白新線と羽越線に乗り入れる列車で1時間30分ほど山形寄りにある。
もちろん、初めて足を踏み入れる土地。
貴和子さんは既にこれまでも何度かライブをしているが、フォッサマグナでは初めて。

駅に降り立つと、ほんとに何にもない(失礼!)。
普通の田舎の駅。
へえ~、こんなところにライブハウスがあるの~~?(失礼!)
お店は駅ロータリーの一角にあるタクシー営業所の2階。小さな看板が出ているだけなので、気をつけて見ていないとほんとに気づかない。
ここも、「わかる人だけ来てくれればいい」っていうコンセプトなのかな~~?

ホテルにチェックインして支度してからお店に入ると、マスターとスタッフの方がにこやかに迎えてくださる。
コンサートやイベントのポスターが貼りめぐらされた壁。ちょっと、昔の「部室」を思い出す雰囲気の別世界。
そんな空気感に引かれて集まってくる人たちがきっといるにちがいないと思わせる空間でした。

ほどなくベーシスト永井さんとギタリスト山崎さんが到着。お二人とも新潟でご活躍のミュージシャンでフォッサマグナとは初共演。
どんな音になるのかドキドキ。

軽くリハ。ベースやギターが入るとやはりサウンドに厚みが出る。
いろいろ変則パターンがあるにもかかわらず、対応していただけて、お二人には感謝!

本番前に軽くお隣のお店で海鮮丼をいただく。これがまたうまかった~!

さてさて、本題のライブはというと・・・・。

尋常ではない盛り上がりでした。
いや~、もしかしたら外から見たら建物自体揺れてたかも???
ってくらい、あつ~い、あつ~い時間が流れていた。
お店の常連の方々、貴和子ファンの方々、続々とご来店くださった。
お客様との一体感。
すごかった!
前のめりになって目を輝かせ、手拍子し、笑い、かけ声をかけ・・・。
どんどん生き生きしてくるお客様の姿にこちらのほうが触発される。
貴和子さんとの掛け合いもいつにも増して、ノリノリ。
最後は全員にマイクを回して、スキャット。
このままこの時間が終わらないでほしいと思った。

終了後は、お客様やマスターの奥様、ドイツ人のアンニャさんとのおしゃべりも熱かった~!
アンニャさん、日本人以上に日本のことよくわかってる。
ツボも日本人的。郷に入っては郷に従えを実践している人。
聴いた話では、ご近所の旅館には、ブラジル人の女将さんがいるんですって。
国際色豊かなんだな~。

村上でこんなに面白い空間に出会えるとは驚き。
目から鱗の一夜でした。
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女三人珍道中~紫のパルム

2008年07月24日 | 音楽雑記
20日は、ジャズストリートのメイン会場、古町(ふるまち)商店街にある喫茶店「パルム」にて、昼の12時からの出演。
パルムとは紫の意味で、ママさんが紫色好きという。インテリアも渋い紫で統一されている。落ち着いた空間。コーヒーも本格的でおいしい。
ハコの形のせいか、木を基調とした内装素材のせいか、音はとてもアコースティック感があって、すばらしい響き。
いいバランスだった。
最初のステージは特に、時間帯的に身体が起きていないかもと念入りに準備運動してきたのもあり、すごくいいハーモニーが生まれた。
いや~気を使うとこんなにいい音になるんだ、っていつもそうしろよ!
演奏の質、音色という点では、昨日以上と思える出来だった。
日本語の歌とアカペラが特に映えた。
三人のやりとりも、すごく落ち着いてお互いをよく聴き合い、かみあった演奏になった。

さすがに、正午からの演奏は、最初はお客様もまばら。と思ったら、しだいに増えてきて盛り上がる。昨日いらしていたお客様の姿も。

皆さん拍手がうまい。タイミングがよいし、バッとまとまった音になる。人数以上の拍手に聞こえる。
さすが新潟ジャズストリート。
お客様の質もとってもよい。

演奏を終えて、ほっと一息。
そば屋さんで食事しようと入ったら、先ほど会場にいらしていたお客様。
ビールをおごっていただいた。

その後も、ほかの演奏会場に顔を出したら、きのうのお客様に遭遇して声をかけていただいたり、握手を求められたり・・・。
悪いことはできない。

今回は、本当にいろいろと勉強になった2日間だった。
体調のもって行きかた。初めての会場でのサウンドチェックの大切さ。
当たり前にわかっているつもりのことも、所が変わると調子も変わる。

何はともあれ、2日間ともお客様にはとても喜んでいただけて、東京から足を運んだ甲斐がオオアリでした。

やはり女三人のバランスは、何とも言えず絶妙。
笑いなくしておれないフォッサマグナなのでした。
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女三人珍道中~老舗スワン大盛況

2008年07月24日 | ライブ情報
19日の出演は、1964年開店の老舗のジャズ喫茶スワンにて、21時~23時。
遅い時間にもかかわらず、たくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。

フォッサマグナ
清水貴和子(Piano&Vocal) 吉村京花(Vocal) 柳沢マーヤ(Percussion)

サウンド・チェックで入店した私たちよりも先に、すでにかぶりつきの席を確保されているグループも。
マスターおすすめとの評判を聞いてお越しくださったとのこと。
演奏開始時間が近づくと、どんどんと押し寄せるお客様。
わ~、東京じゃめったにこういうことないな~。
とうれしいやら。

やっぱり、デューク・エリントンさんの曲をと
“In a Mellow Tone”で幕開け。
一曲目からすごい好反応!
大きな拍手、ご声援をいただき、ますます演奏ものります。
私たちフォッサマグナの演奏は、ジャズに軸足を置きながらも、Bossa Nova, Samba、ラテンもの、レゲエ風アレンジ、アカペラ、アニメソング、日本語の曲などもとりまぜて、かなり脱線ジャズ転覆トリオって感じなのですが、それをおおらかに受け止めて楽しんでいただけている様子。
佳境に入ると立ち上がって踊りだすお客様も。
とにかく熱気ムンムンで、反応がいい。
その様子にますますこちらも拍車がかかるという熱い音空間でした。
やっぱり締めはエリントンさんの”It Don’t Mean a Thing”
アンコールの大合唱に感動して、思わず
「今日は何がすばらしいって、お客様がすばらしい!」
って叫んでしまいました。

ボサノバ・ファンのお客様からリクエストいただいた「イパネマの娘」をポルトガル語でお贈りして、お別れとなりました。


新潟、熱いぞ~~!
初新潟ライブは、お客様と一体となった幸せなひとときとあいなりにけり。

終了後、たくさんのお客様から声をかけていただき、それも、「あの曲のこういうところがよかった」とすごく具体的に指摘してくださる方が多い。
ああ、ほんとによく聴いていてくださるのだなとあらためて感激でした。

初日、大成功!
翌日は12時からの演奏を控えていたので「軽く」打ち上げでホテルに引き上げました。
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女三人珍道中~新潟ジャズストリートの始まり

2008年07月24日 | 音楽雑記
演奏の話に入る前に、「新潟ジャズストリート」の起こりについてちょっと解説。

毎年1月と7月の2回。2日間にわたって、ライブハウスやストリート、コンサートホールなど30の会場で入れ替わり立ち代りジャズ・ライブが行われる。まさに、街に音楽があふれるイベント。
なんと1000円のフリーパスで、どこでも好きなところに入れるとあって、ジャズファンのみならず、ふだん生演奏を聴かない方も、このときとばかり集まっていらっしゃるのです。
2003年に始まり、今回で12回を無事に終えました。

でも、なぜ新潟でジャズ?
って素朴な疑問がわいてきますね。

それは、公式HPのこちらの記事を読めば納得!

http://www.niigata-jazzstreet.com/about.php

新潟は昔からジャズが盛んだったそうですが、それには港町気質と、戦後アメリカ文化センターが置かれたことが関係しているようです。
加えて、このジャズストリートというイベントは、ジャズの巨匠「デューク・エリントン・メモリアル」と銘打たれています。かのエリントン氏は、新潟市の国際親善名誉市民なのです。来日公演中だった1964年の6月、新潟地震が発生し、その惨状に心を痛めたエリントン氏が急遽予定を変更してチャリティコンサートを催し、収益金を地震復興の義捐金として新潟市に寄付したからなのだそうです。

ジャズ史に名を残す巨匠との深いつながりのある新潟。そのことをもう一度思い出して、ジャズも街も一緒に盛り上がっていこうという趣旨で始まったイベントなのです。

そんなステキなイベントに参加させていただけて、とっても光栄だったのです。
さて、いよいよ次回は初日のライブ編!
どんな展開になるやら、お楽しみに。
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女三人珍道中~初新潟

2008年07月24日 | ライブ情報
毎年2回開かれている「新潟ジャズストリート」。
相方のヴォーカリスト&ピアニストの清水貴和子嬢が新潟(正確には新津)出身ということで、今も新潟に何かとご縁がある関係で、誘っていただきました。
フォッサマグナでの出場は今回が初めて。

私もパーカッションのマーヤさんもなにしろ、新潟は初めて。
旅気分でキョロキョロしながらの珍道中とあいなりにけり。

19日上野から新幹線で新潟入り。またもや東北地方で地震があったらしいけれど、新潟方面は今回は幸い影響はなかった。
東北で被害にあわれた皆様は、暑い盛りに不便な生活を強いられお辛いことと思います。

3時ごろホテルにチェックインし、まずは会場の下見。
19日の演奏場所は「スワン」という老舗のジャズクラブで、ここのマスターがジャズストリートの発端をつくった中心人物とのこと。
店に着くとすでに別グループの演奏が行われており、入り口からあふれるほどの人、人、人。
うわ~こんなに注目されるイベントなんだとまずはビックリ!

その後翌日の演奏会場である喫茶「パルム」にもごあいさつを兼ねて顔を出し、少しだけ演奏を聴く。
こちらもあふれかえる人、人、人。

私たちの出番は夜9時からということで、まだまだ時間はある。
曲の打ち合わせを兼ねて軽く食事でも・・・なんてのが甘かった。
フォッサマグナのメンバー3人がそろったら、そりゃ呑まないわけはない。

早めの時間から営業しているよさげな飲み屋さんで、新潟名物を満喫。

牛スジを味噌で煮込んだ「どて焼き」
「のど黒」という魚のお刺身。ムツに近い魚です。
夏が旬の「岩がき」。
それになんといっても、「十全なす!」 
この浅漬けが最高なのです。
少し丸っこい形をしているけれど、ただのナスには変わりない。
それなのに、ああ、なんとほどよい歯ごたえ。
これだけでお酒が進んでしまう~~。

ビールだけのつもりが、次は焼酎へ・・・。
実は東京から来ている有名ミュージシャンのライブを聴きに行こうともくろんでいたのだが、それもそっちのけで、すっかり根が生えて飲み倒す女三人なのであった。
でも、さすがに演奏を控えた身、演奏開始時間から逆算して酔いを醒ます余裕くらいは頭の片隅に置いておいた。

演奏の話じゃなくて飲み食いの話かよ~~!って

それは次の日記でね。
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こんなに暑いんだったらボサノバ聴くしかない!

2008年07月14日 | ライブ情報
お暑うございます。

暑いのは平気なんですが、
湿気がもあ~んとするのが何とも疲れます。

みなさま、体調崩されていらっしゃいませんか?

こんな亜熱帯気候だったら
ボサノバで涼しくなるしかないですね。

いや、ビールの方が・・・
という声も聞こえますが。

盛夏のお勧めライブです!

●8月2日(土)
真夏の夜のボサノバ at 三軒茶屋 お山のすぎの子  
1st 19:30 ~  2nd 20:30~
チャージ無料(投げ銭大歓迎)
出演 吉村京花(Vo.) nicola(G) KC(Per)
関西うどんのお店「お山のすぎの子」でブラジル音楽三昧です。
おなじみnicolaとKCとのユニット。
どんどんグルーブが高まっています。
選曲も新鮮だけど、演奏も気持ちい~です。
ブラジル音楽の魅力に一緒にはまりませんか?
うどんも、そのほかのお料理もおいしく、お値段もリーズナブルです。
場所:関西うどん お山のすぎの子
世田谷区三軒茶屋1-34-11萩原ビル1F
TEL・FAX:03-5486-0094
http://www.oyamanosuginoko.com/
三軒茶屋駅南口Bから246沿いに直進30秒。
カメラ店とラーメン屋との間の
栄通り商店街を入って約2分。
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ラテン音楽愛好会

2008年07月14日 | 音楽雑記
毎月出演させていただいている
浅草Zincで、昨日は
Clube de Musica Latina(ラテン音楽愛好会)
の第1回会合に参加しました。

オーナーのJoeyさんは、
8年間サンパウロに在住した日本人で
ご自身も俳優、バンドなどさまざまな活動をされている方。

ブラジル音楽を中心に中南米の音楽を愛する
ミュージシャンたちの交流の機会を
ってことで、この会を立ち上げたのです。

私ってば、何と、栄えある会員No.1をゲット!
ライブ出演のときに、私がMCで
ブラジル音楽に対する思いを、
僭越ながら語っちゃったもんだから・・・。

会長はなんと、サンバ・ギターの大御所
加々美 淳さん。

ほかにもパンデイロの第一人者、長岡敬二郎さんとか
役員はそうそうたるメンバーぞろい。

なんと、あの原久美さんもおいでになってました。

持ち寄り形式のパーティーで
はじめは、歓談&自己紹介なんかをして
そのうちミニ・ライブが始まりました。

加々美さんのギターに、長岡さんのパンデイロ
原久美さんの歌、そして、鈴木厚志さんのピアノ。
とってもぜいたくなひととき。

原久美さんの歌、ステキでした~。
ご自身があいさつで話されていた
「ボサノバと出会ったとき、細胞がうきうきする感覚を覚えた」
「いい音楽を奏でるには、誠実であること。20年以上歌っていて、いまだに発見ばかり」
というお言葉が印象的でしたが
演奏もまさにそのお言葉どおり。
音楽に対して正面から向き合い
ポルトガル語のつむぎだすリズムに
自然に身を任せる。
その姿勢がホントにステキ。

楽しい音楽って、細胞がうきうきする音楽って
こうなんだ~~~!

驚きだったのは、鈴木厚志さんのピアノの音色。
美しすぎます。
ピアノがもはや「楽器」を超えて「生き物」みたい。
ピアノ自身が、「うれしいよ~」と叫んでいるみたい。

加々美さんも長岡さんも、その場、その空気を
お互いの呼吸、気の交換で作り上げていく喜びを
全身で表現されている。

ステキな大人の、幸せな音世界に居合わせることができたなんて
貴重な機会を与えてくださったZincのスタッフのみなさんに
感謝です!

これから、たくさん、勉強することがありますけど
何か楽しく勉強できそう!
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フォッサマグナの名前の由来

2008年07月13日 | ライブ情報
ヴォーカリストでピアニストの清水貴和子と
私、吉村京花でつくるユニットは
その名も「フォッサマグナ」。

なんで「フォッサマグナ」なの?
ってよく聞かれるので、本日は名前の由来のお話を。

まず、その語感。
私は小さいころから、
地図とか地質のこととか大好きで、
母親が地学の先生で地球フェチ
だった影響が大なのです。
よく化石探しに連れて行ってもらって
中生代白亜紀とかの地層がむき出しになっている
スポットで、よくアンモナイトの化石を見つけては
興奮していた。

高校の地理の授業か何かで
「フォッサマグナ」
という言葉を習ったとき
何だか妙な興奮を覚えた。

学術的な説明は専門のサイトに譲るとして・・・

http://www.city.itoigawa.niigata.jp/fmm/outline-menu/02outline-fm/02fossamagna.html

日本列島を横断する2つの構造線
柏崎~千葉ライン
糸魚川~静岡ライン
にはさまれた地帯を「フォッサマグナ」というのです。
ラテン語で「大きな溝」という意味なのだそうです。

この地帯には火山列があることも特徴。

日本列島の根底を揺るがすような
エネルギーを秘めてるって感じですね。

で、何で音楽が関係あるかっていうと
私たちが音楽を奏でるときには
ちまちましたことは考えずに
ドカ~んと、地殻変動が起こるようなことをやろうぜ!
っていうメッセージなんです。

どうかな?
伝わりました~?
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子守唄

2008年07月12日 | 音楽雑記
7月前半、怒涛のライブ週間は
きのうの浅草Zincで一息つきました。

場が変わると奏でる音も変わる
不思議な体験は、それぞれに楽しく
また、いろいろと課題も明確になってきた
貴重なターニングポイントを発見させてくれた機会なのでした。


お店とお客様、共演者のおかげです。
ほんとにありがとうございます。


貴和子さんと私の2人ヴォーカルのユニット
「フォッサマグナ」は
まじめ系からおふざけ系まで
ジャンルもこだわらず、
インスピレーションの降りてきた曲を
取り上げていますが
最近レパートリーに取り入れた中で
すごーく心揺さぶられる曲があります。

日本の子守唄をメドレーにしたもの。
五木の子守唄、竹田の子守唄、
そして日本昔話のテーマソングで締める。
(ネタ明かしちゃった!)

子守唄ってメロディーが美しいこともさることながら
歌詞が深い。
昔は奉公に出された農村の10代前半か
それよりもっと若いか?くらいの子どもが
地主さんとか、自分たちよりは
やや裕福な家庭の子どもの面倒を見てたケースが多いので
自分の貧しさ、みじめさ、不自由さを嘆き
裕福な家庭をうらやむ
といった内容だ。

自分だってまだ遊びたい盛りなのに
食うや食わずで、しかたなく奉公に出され
親元を離れ、孤独な境遇に置かれた子どもたちの
心を思うと
一言一言が痛くて・・・。

「母の愛」だけではなく
そこに歴史が映し出されている。

そう思うと、襟を正して臨まねば
と改めて感じる。

今の時代、曲がりなりにも衣食住は「人間らしい」
と言うに足り、
笑顔で暮らすことができる子どもたち。
でも、現代には現代で、いろいろな問題がある。
虐待、子捨て、格差社会の貧困。
競争に駆り立てられる子どもたち。

子どもの笑顔は先人達の努力の賜物。
気を抜くとすぐに後退してしまう。

って、すぐに社会問題に話が行ってしまうのが
私の悪いクセなのかしら?

でも、子守唄メドレーを歌うときは
「すべての子どもたちが笑顔でいられますように」
と祈りを込めて歌いたい。

もっとちゃんと勉強します
子守唄が形成された背景とか・・・。
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夏だ!ライブだ!ビールがうまいぞ!

2008年07月09日 | ライブ情報
梅雨は明けないけど、気持ちはもう夏、本番。

ビール呑みながらジャズやボサノバを聞くのに
最適な季節となりました。

7月後半は新潟ジャズ・ストーリーと出演のため
東京でのフォッサマグナ・ライブは11日のみ。

次は8月29日までありません。

ぜひ、この機会をお見逃しなく!

そして、何といっても夏はボサノバの季節。
8月2日は、暑気払いに最適の
涼やかかつ、熱いブラジルのリズムで
一緒に弾けましょう!

●7月11日(金)at 浅草 ZINC
観光気分で過ごす浅草の夜
1st: 19:30-20:10, 2nd: 20:30-21:10, 3rd: 21:30-22:10
チャージ 3,000円(入れ替えなし)
出演:フォッサマグナ
清水貴和子(Pf & Vo)、吉村京花(Vo)、柳沢マーヤ(Perc)
浅草雷門目の前の超わかりやすい立地。8階からの眺めは絶景です。
下町の夜をご一緒に満喫しましょう。
場所:JAZZ & BAR ZINC
台東区雷門2-17-13雷門ウスイビル8F
Tel.03-6680-2830
http://gamma-music.net/zinc/

●7月19日~20日 新潟ジャズストリート
http://www.niigata-jazzstreet.com/eventinfo/
新潟方面の方、よろしく!

●8月2日(土)
真夏の夜のボサノバ at 三軒茶屋 お山のすぎの子  
1st 19:30 ~  2nd 20:30~
チャージ無料(投げ銭大歓迎)
出演 吉村京花(Vo.) nicola(G) KC(Per)
関西うどんのお店「お山のすぎの子」でブラジル音楽三昧です。
おなじみnicolaとKCとのユニット。
どんどんグルーブが高まっています。
選曲も新鮮だけど、演奏も気持ちい~です。
ブラジル音楽の魅力に一緒にはまりませんか?
うどんも、そのほかのお料理もおいしく、お値段もリーズナブルです。

関西うどん お山のすぎの子
世田谷区三軒茶屋1-34-11萩原ビル1F
TEL・FAX:03-5486-0094
http://www.oyamanosuginoko.com
三軒茶屋駅南口Bから246沿いに直進30秒。
カメラ店とラーメン屋との間の
栄通り商店街を入って約2分。

●8月29日(金)at 浅草 ZINC
観光気分で過ごす浅草の夜
1st: 19:30-20:10, 2nd: 20:30-21:10, 3rd: 21:30-22:10
チャージ 3,000円(入れ替えなし)
出演:フォッサマグナ
清水貴和子(Pf & Vo)、吉村京花(Vo)、柳沢マーヤ(Perc)
終わり行く夏の名残を惜しむにはベストな環境。
毎度おなじみ浅草雷門目の前のZinc。
浅草グルメを楽しんだ足で寄っていただけたら
観光気分を満喫できます。
場所:JAZZ & BAR ZINC
台東区雷門2-17-13雷門ウスイビル8F
Tel.03-6680-2830
http://gamma-music.net/zinc/

●9月12日(金)at 池袋HOT PEPPER (ホットペッパー)
女3人寄れば文殊の知恵熱
1st 20:00 ~  2nd 21:30 ~ 3rd 23:00 ~
チャージ:  2500円 (入れ替えなし)
出演:フォッサマグナ 吉村京花 (Vo) 清水貴和子 (Vo, Pf) 柳沢マーヤ(Per)
場所:HOT PEPPER  
豊島区西池袋1-37-15 西形ビル5F  TEL03-3971-8669
JR池袋駅北口より徒歩2分。ロマンス通りロサ会館手前の庄屋隣のビル5F  
http://www.qurie.ne.jp/hotpepper/
3人そろうと、とことん行ってしまう好相性。息の合ったプレイと、笑わずにいられないパフォーマンスをお楽しみください。
お仕事帰りのストレス発散に是非お立ち寄りくださいませ。

●9月17日(水)at 大塚エスペト・ブラジル
7弦ギターでガッツリ、ブラジル!
20:00~  2ステージ
チャージ:1500円(入れ替えなし)
出演:吉村京花(Vo.) 尾花 毅(7弦G) 飯島ゆかり(Per) 
ブラジル料理とカクテル「カイピリーニャ」が最高においしいお店
エスペト・ブラジルで、7弦ギターの名手、尾花毅さんを迎えて
どっぷりブラジル音楽にはまります。
尾花さんは「ザ・シャンゴーズ」でも活躍中の注目株。
バーデン・パウエルの楽曲ほか、
ほかではあまり聞けない選曲をお届けします。
100%ブラジル空間になります。

場所:エスペト・ブラジル
豊島区南大塚3-29-5光生ビルB1
Tel: 03-5979-4433
http://espetobrasil.hp.infoseek.co.jp/index.html


●9月19日(金)at 浅草 ZINC
観光気分で過ごす浅草の夜
1st: 19:30-20:10, 2nd: 20:30-21:10, 3rd: 21:30-22:10
チャージ 3,000円(入れ替えなし)
出演:フォッサマグナ
清水貴和子(Pf & Vo)、吉村京花(Vo)、柳沢マーヤ(Perc)
毎度おなじみ浅草雷門目の前のZinc。観音様パワーに身を任せ
下町の夜をご一緒に満喫しましょう。
場所:JAZZ & BAR ZINC
台東区雷門2-17-13雷門ウスイビル8F
Tel.03-6680-2830
http://gamma-music.net/zinc/

●10月31日(金) at 市川 HS Trash
市川がニューヨークになる!
20:00~ (2ステージ)
チャージ:2000円(入れ替えなし)
出演:フォッサマグナ
清水貴和子(Pf & Vo)、吉村京花(Vo)、柳沢マーヤ(Perc)
お酒もお料理もおいしいステキな空間です。
New Yorkにいる気分になります。千葉方面の方はぜひ!
場所:HS Trash
TEL 047-323- 5066
JR市川駅北口、グランドホテル隣。
http://lion.zero.ad.jp/hs-art/
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STOMP見たよ!

2008年07月09日 | 音楽雑記
池袋芸術劇場で公演中

これまでの来日公演は逃してきてしまったので
この機会は絶対逃すまじ!
と、時間つくってみてきました。

すごい!!!

すごい!!!

わしはこういうの大好きだ~~~~!


今やあちこちで話題になっているので
改めて内容を説明するまでもないとは思いますが
身の回りのもの何でも打楽器にしちゃって
いつの間にか音楽とストーリーが生まれてくるパフォーマンス。

デッキブラシも、バケツも、ゴミ箱も
木の棒も、新聞紙も・・・。

メロディーはないのだけど、
脳内で自然にメロディーが流れてくる。
好きなように想像してちょうだいなのだ。

しかも、キャストは
打楽器奏者というだけでなく
役者でありダンサーであり
どの方面に向いても半端でない。

観客にいきなり手拍子を振って
いきなりすぎてバラバラになっちゃう。
それにショックを受けてバケツ落をとす動作まで
ネタになってしまう。

ゴミ箱がまるで和太鼓みたいになっちゃう迫力は圧巻だったけど
私的には、新聞紙とかゴミ袋とか使って
ガサガサ、ゴソゴソ、シャカシャカ
バリッ、バリッ
みたいな、地味なのが好き~~。
ツボにはまりました。

入り口は身近なちょっとしたことから、
どんどん想像が膨らんでいって
発展した結果、日常から離れていく・・・・

そんな世界をまさに体現している
ホンマにすげ~舞台芸術だと思うのでっす。

言葉関係なく、世界中どこの文化圏でも楽しめるし
大人も子どもも同じように楽しめる。
っていうか、大人が童心に帰ります。

13日まで池袋芸術劇場でやってます。
おすすめです!
http://www.stomp-japan.com/playinfo.html


家帰ってからも、新聞紙やビニール袋見ると
ガサガサ、ゴソゴソ、シャカシャカ
バリッ、バリッ
やりたくなっちゃうクセが止まらない・・・。
コメント
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