昨日は用事で書けませんでしたので、
一昨日の続きです。
②使用生地(側生地)
■ 素材による違い
ふとんの詰めものを包んでいる布地を側地(側生地)といいます。
羽毛ふとんのドレープ性(肌添いの良さ)と透湿性は、
側地に使われる素材によって異なります。
また、羽毛ふとんの使用期間は一般的に長いので、
側地にも強度と耐久性が求められます、
普及品の側地は綿サテンが多く、高級品には、
海島綿・スーピマ綿、などの超長綿やシルクなどが使われます。
超長綿とは、34.9ミリ以上の非常に長い綿繊維のことです。
超長綿の側地は肌ざわりがよく、しなやかで、
ガサガサと不快な音を立てることはありません。
しかし、同じインド超長綿といっても、
価格差が大きく、産地によって品質が異なります。
超長綿にもピンからキリまであると考えたほうがいいですけど。
■ いろいろな加工による違い
高級品には備長炭や松果炭、
サンゴなどによるマイナスイオン加工や、
SEK抗菌防臭加工、アレルギーの症状を和らける甘草エキス加工など、
特色のある加工の側地を使った羽毛ふとんもあります。
③縫製(キルティング)
■ 平面キルトと立体キルト・特殊キルティング
軽くて暖かという羽毛の特性を生かすため、
羽毛ふとんのキルティングには、
いろいろな工夫がなされています。
キルティングには平面キルトと立体キルトがあり、
羽毛量の少ないダウンケットには平面キルトが、
羽毛量の多い羽毛ふとんには立体キルトが施されています。
立体キルトは、キルティングの部分に垂直にテープを入れ、
立体的な空間を作り出したものです、
縫い目のくぼみが補正されるので、
羽毛をより多く、均ーに入れることができ、羽毛の片寄りを防ぎます。
その他、特殊2重構造で、身体に接する部分に縫い口がなく、
保温性やフィット性をより高めたものや、
ホックで合掛けと肌掛けを合わせたり外したりして、
オールシーズンつかえるタイプなど、立体キルトには、
さまざまな変形タイプがあり、高価格の羽毛ふとんには、
複雑なキルトのものが多くなっています。
書いた人 長男
今日の一枚
過去の引き出しより、
弟撮影の写真です。
静岡県の沼津港にて…
一昨日の続きです。
②使用生地(側生地)
■ 素材による違い
ふとんの詰めものを包んでいる布地を側地(側生地)といいます。
羽毛ふとんのドレープ性(肌添いの良さ)と透湿性は、
側地に使われる素材によって異なります。
また、羽毛ふとんの使用期間は一般的に長いので、
側地にも強度と耐久性が求められます、
普及品の側地は綿サテンが多く、高級品には、
海島綿・スーピマ綿、などの超長綿やシルクなどが使われます。
超長綿とは、34.9ミリ以上の非常に長い綿繊維のことです。
超長綿の側地は肌ざわりがよく、しなやかで、
ガサガサと不快な音を立てることはありません。
しかし、同じインド超長綿といっても、
価格差が大きく、産地によって品質が異なります。
超長綿にもピンからキリまであると考えたほうがいいですけど。
■ いろいろな加工による違い
高級品には備長炭や松果炭、
サンゴなどによるマイナスイオン加工や、
SEK抗菌防臭加工、アレルギーの症状を和らける甘草エキス加工など、
特色のある加工の側地を使った羽毛ふとんもあります。
③縫製(キルティング)
■ 平面キルトと立体キルト・特殊キルティング
軽くて暖かという羽毛の特性を生かすため、
羽毛ふとんのキルティングには、
いろいろな工夫がなされています。
キルティングには平面キルトと立体キルトがあり、
羽毛量の少ないダウンケットには平面キルトが、
羽毛量の多い羽毛ふとんには立体キルトが施されています。
立体キルトは、キルティングの部分に垂直にテープを入れ、
立体的な空間を作り出したものです、
縫い目のくぼみが補正されるので、
羽毛をより多く、均ーに入れることができ、羽毛の片寄りを防ぎます。
その他、特殊2重構造で、身体に接する部分に縫い口がなく、
保温性やフィット性をより高めたものや、
ホックで合掛けと肌掛けを合わせたり外したりして、
オールシーズンつかえるタイプなど、立体キルトには、
さまざまな変形タイプがあり、高価格の羽毛ふとんには、
複雑なキルトのものが多くなっています。
書いた人 長男
今日の一枚
過去の引き出しより、
弟撮影の写真です。
静岡県の沼津港にて…