眠むの木の今週のひとこと

京都の布団屋のブログです
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綿わた敷ふとん3話目

2006-09-06 18:31:00 | お知らせ
綿敷ふとんの話も今回で第3話目
行ってみよ~昨日の続き…

●綿敷き布団の中わた…

綿100%は吸湿性に優れ、
ポリエステル混のものは軽くて、
かさ高性と弾力性に優れていまず。

お好みによって違いますので、
一概にはどちらが良いとはいえません。

ただ、綿100%もポリエステル混も、
どちらも木綿わたの品質が決め手となりますので、
ご使用の環境やお好みで、相談されて作られることをおすすめします。
価格もポリエステルわたの方が割安とは限りません。

綿わたとポリエステルを混ぜて作る場合…
綿とポリエステルの混用割合は、ポリエステルの比率が30%位が適当です。

●綿布団の打ち直し

綿ふとんは、品質の良い木綿わたを使用している場合には、
打ち直しを行うことができます。
日に干しても膨らまないようになったり、
側生地が破れてしまったり、サイズの変更をしたい場合には、
お考え下さい。

お布団を解体して、繊維を機械にかけて
元の玉綿に戻して作り直します。
ですから仕上がった時は、新品同様になります。
ただ、機械にかけた時点で繊維も短くなりますし、
粘りやコシが衰えます。
弱った繊維は、若干飛び散りますので、
同じサイズに仕上げるには新しい綿を補充します。


書いた人 長男

今日の一枚



眠むの木で育てた綿わたの写真です。

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