PAULO at KZ studio

先週は、パウロが来日して怒濤の一週間だった。
rprecから、１０月に＜Beautiful＞をリリースする事になっていたのだけれど、聞いていた来日が、一ヶ月早まり、忙しさのあまり、病に伏すスタッフまで出たのです。（無事、間に合ったが、Asian Soul Brothersの作業が遅れる羽目に。）

時間が、無いからパウロのオフ日に自宅スタジオ(KZ studio)でのパウロのSAX録りは、ほぼ終了した。

このスタジオは、数多くのスタジオを手がけている、アベ工務店が二ヶ月余りを費やし、屋根裏部屋にも鉄板を沢山吊るし、アンビエントを録れるように工夫してあり、何倍もの部屋の広さを感じれるようにつくってくれているので、自然な音が録れる魂のこもったスタジオだ。見えないが、頭上に鉄板吊るしてあるなんてクレイジーなスタジオ(KZ なstudio)。

しかし、パウロのスタミナにも驚いた。自分もバンド・メンバーに「何故、神崎さんは、いつも元気なんですか？」と言われる位、体力には、自信があるけど、blue note を２ndステージを３日間やり、合間にレコーディングをやり、最終日の東京ジャズの演奏が終わった直後には、またレコーディングに我が家に来ているのだ。さすが、レコーディングの合間に唇が痛いと言っていた。

ところで、問題のネック。
一緒に楽しい時間を過ごした勢いでプレゼントしてしまいました。というより、４日間の演奏で、完全に自分のものにしていたし、レコーディング中、ヘッド・フォンで演奏を聞きながら、すでに嫁にとられる父親の感じになってしまっていたのです。大事にしろよ！パウロ。

と思いきや、今日メールが来てました。saxを落としてしまって、ベルがへこんでしまった。I'm sad. 何とかしてくれというような内容です。

こうやってパウロとは、おかしくやっていくのだろう。

KANZAKI