画像はWebサイトよりお借りしました。
https://www.kateigaho.com/travel/81058/C・W ニコルさんも足を踏み入れた、鳥海山のふもとにあるブナの原生林。
12月17日、北本にて、イケココバヤシさんのマイムを鑑賞しました。
木漏れ日が射し込む森、光を受けて、小さな芽が生まれ、伸びていく。
風が吹き、さわさわそよぎ、
何か、鳥がはばたく。たぶん、梟。
だれかしら、森のこどもが駆け回る。フクロウの背に乗る。
光の中を、風の中を、飛んでいく。
2020年は、黒姫アファンの森の、C.W ニコルさんが4月に亡くなったのでした。
黒姫山のふもとにある、ラボランドに毎夏のように英語教室ラボパーティのこどもたちと
キャンプに行って15年くらいだった私。
豊かな森に抱かれて、こどもたちと一緒に自分を解放していく夏のマジックを体験してきました。
そこからほど近くであろうアファンの森に訪れてみたかったのです。
イケココバヤシさんは、20年以上前に、アファンの森の再生に心を尽くしているニコルさんを知り、
アファンの森を訪れもして、この「ブナの木の下で」というマイム作品を作られたそうです。
再生した森の、熊さんみたいな妖精になったニコルさんに、
届きますように、との願いが
今回の公演でのリーフレットに記されていました。
イケコさんのからだ一つの舞台が、広大な森になりました。
風が吹き、日の光が射し込みました。
一緒に森の中に、確かにわたしも、いたようでした。
素晴らしい舞台。
年の締め括りに、ほんとうに大切なものを、思い出させてくださいました。
ありがとうございます。