絵本とおはなしと子ども英語♪ゆったり・まったり・ドキドキしよ♪

「昔むかしあるところに」今ではない此処ではない別の世界へ。
わくわくするお話の中に入って、自由に心をひろげてみない?

Please lend us your strength

2019年08月10日 | 英語教室
8月9日、長崎原爆の日。
 
翌朝の新聞1面に目が吸い寄せられました。
東京新聞。
 
「皆さんの力をを貸して下さい」と訳されている。
 
日本語で読んでしまうと、ちょっと響きが違う、私には。
 
"Please lend us your strength"
 
私には
 
「皆さん、どうか強くあって下さい」
 
と、響くんです。
 
 
核廃絶。
 
三個の漢字じゃ言い足りない。
 
 
「地球上から核兵器を消し去る」
 
そうまで言わないと中身がちゃんと伝わらない。
 
そして、この「力」と訳されているのはね。
 
"power" じゃない。
 
"strength" だよ!
 
語感から何が伝わるか、辞書引いて、
例文たくさん読んで、学ぼうねって言いたい。
 
この時期、ラボのこどもたちが、海外や国内で
外国の青少年たちと交流しているなら
ぜひ話題をふってみてほしいな。
 
"power" と "strength"
 
人が殺しあう戦争を
高見の見物して
お金儲けする者たちがいるんだよ。
 
考えたくないけどね。実際いるの。
 
その者たちの「力」は、それはそれは強いの。
 
世界を引きずり回すくらいに。
 
 
その「力」に
 
ヒロシマのあと、ナガサキをされた。
 
惨状を見てわかったはずなのに繰り返した。
 
過去のことじゃないよ。
 
今だって同じでしょう。
 
【惨禍を見たはずなのに止めない】
 
どれだけ強大なの。
 
人を叩いたり、従わせたりする「力」をあなたは振るう?
それとも、擦り寄る? 取り込まれる?
 
私は、手は振り上げない。
取り込まれない。となりの人とつなぎ合う。
強大な「力」に巻かれないための
 
強さを持ちたい。
 
人が好き、地球が好きだからね。
 
 
この夏、読んだ本。
 
剣と絵筆
バーバラ・レオニ・ピカード 作
すぐ書房
 
新装 宮沢賢治 愛のうた
澤口たまみ 著
夕書房
 
よわむしの少年は本当に強くなったよ。
これはどちらの「力」だろう。
 
人は基本、弱いから。負けちゃうこともある。
どう生きるのが幸せか、
書物が人生の智恵をくれます。
 
私も
 
日本政府に訴えます。
核兵器禁止条約に署名、批准して下さい。
 
ボイコットした空席に
折り鶴を置いてくれたのは
祈りをこめた友人に違いないですよ。

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