『わらじをひろったキツネ』というロシア昔話。英語と日本語で劇にして、クリスマスの頃に発表会です。
ことばを耳から入れるため、毎日の聴き込みがだいじです。
すごろく式の聞き込み表を、子どもが作って、聞いたらマークをしていきます。小学生たち、進んでいました。制作者のHくんはダントツ1番です。
クラスに来るなり彼は、"so that you would not get caught…"と"so that you would get caught…"の所だけ練習した!あとはなんもやってない。と意気揚々。これは楽しみだな!
よく聞いてきているから、クラスが進みます〜
tutorは
「ライブラリーをきいて、これまでやってきた『わらじをひろったきつね』のことで気がついたこと、みんなで考えたいこと、何かない?」
と、聞くだけでOK。
劇をして身体でお話の中に入り、その感じを持ってライブラリーを聴く。繰り返していくと物語は更に生き生きします。
ひとりが言いました。
・キツネが歌うところで、1回目と2回目でやることを変えたほうがいい。
…もっとちがう、この子らしい言葉だったのですが。
じゃあ、何が出てくるかな?何をしたらいいかな?みんなでイメージを合わせます。
*1回目は木や草花のイメージ、2回目は橋があって、川がながれていて、お魚とかもいるイメージ
また別の意見。
・犬になるところが難しい。クマみたいになっちゃう。犬はクマじゃない。あたしは犬じゃない。わからない。
よくぞ言ってくれました!この部分、彼女は悩んでいるはずでしたから。
去年『きょうはみんなでクマがりだ』でクマ役をした子が、今度はイヌ役…
みんなでこのお話の犬のイメージを話し合います。
*大きくて怖い犬で、家の中では飼われてなくて、外で檻に入れられて、首輪と鎖で繋がれている。
*でも、お百姓とむすめには慣れていておとなしくて、いい犬。
*むすめが外へ行って、犬を中に連れてくる。
*袋にエサをいれて犬が入るようにする。
犬が袋にはいる場面では、むすめが連れて来てということに変わりました。
また別の意見。
・犬がキツネをおいかけるところは、一人ずつはけて、無言になる。
…両方が舞台に入り乱れているんでなくて、どちらかがいなくなる、ってことでしょうね。
実際に犬をどうやるかをYちゃんは困っているから、相談しよう。
ということで、こうしたら?これはどう?とやってみせあう。
*おいかける犬は動作が大きくて、四つ足が前と後ろに伸びているイメージ、でもできない。
*手足をゆっくり大きく動かす。
…Yちゃんの犬は去年のクマに見えてしまう・・・どこがちがうのかな?
*俺が犬?いやいや、Yちゃん頑張れ。
上手な子にやってもらって、Yちゃんが真似。
してみるとYちゃんは脚がちがうんだな。
*たしかにYちゃん脚がピンと伸びてる。
絵本の犬はそうなんだけどね。でも人がやると怖い感じがしなくなるね。
…ということで、上手な男子の犬駆けを、Yちゃんが練習。そうしたら段々よくなってきた。
***
素晴らしかったですねえ。小学生だけで、難しいところの結論を出せています。
この話し合いに時間をかけた後、通して1回の劇を動きました。
今日くるなり "so that you would not get caught…"と"so that you would get caught…"の所だけ練習した!と言っていたとおり! 完璧!上手!素晴らしい!
まだまだ、検討するところは多々ありますが、子どもたちに振りながら深めていきたいと思います。個人のセリフチェックも必要なんですが、グループで大事なのは今日のような活動。セリフは家でできるだけ頑張ってきてほしいです。
さてさて、中学生は、どうしましょうかねえ?
ことばを耳から入れるため、毎日の聴き込みがだいじです。
すごろく式の聞き込み表を、子どもが作って、聞いたらマークをしていきます。小学生たち、進んでいました。制作者のHくんはダントツ1番です。
クラスに来るなり彼は、"so that you would not get caught…"と"so that you would get caught…"の所だけ練習した!あとはなんもやってない。と意気揚々。これは楽しみだな!
よく聞いてきているから、クラスが進みます〜
tutorは
「ライブラリーをきいて、これまでやってきた『わらじをひろったきつね』のことで気がついたこと、みんなで考えたいこと、何かない?」
と、聞くだけでOK。
劇をして身体でお話の中に入り、その感じを持ってライブラリーを聴く。繰り返していくと物語は更に生き生きします。
ひとりが言いました。
・キツネが歌うところで、1回目と2回目でやることを変えたほうがいい。
…もっとちがう、この子らしい言葉だったのですが。
じゃあ、何が出てくるかな?何をしたらいいかな?みんなでイメージを合わせます。
*1回目は木や草花のイメージ、2回目は橋があって、川がながれていて、お魚とかもいるイメージ
また別の意見。
・犬になるところが難しい。クマみたいになっちゃう。犬はクマじゃない。あたしは犬じゃない。わからない。
よくぞ言ってくれました!この部分、彼女は悩んでいるはずでしたから。
去年『きょうはみんなでクマがりだ』でクマ役をした子が、今度はイヌ役…
みんなでこのお話の犬のイメージを話し合います。
*大きくて怖い犬で、家の中では飼われてなくて、外で檻に入れられて、首輪と鎖で繋がれている。
*でも、お百姓とむすめには慣れていておとなしくて、いい犬。
*むすめが外へ行って、犬を中に連れてくる。
*袋にエサをいれて犬が入るようにする。
犬が袋にはいる場面では、むすめが連れて来てということに変わりました。
また別の意見。
・犬がキツネをおいかけるところは、一人ずつはけて、無言になる。
…両方が舞台に入り乱れているんでなくて、どちらかがいなくなる、ってことでしょうね。
実際に犬をどうやるかをYちゃんは困っているから、相談しよう。
ということで、こうしたら?これはどう?とやってみせあう。
*おいかける犬は動作が大きくて、四つ足が前と後ろに伸びているイメージ、でもできない。
*手足をゆっくり大きく動かす。
…Yちゃんの犬は去年のクマに見えてしまう・・・どこがちがうのかな?
*俺が犬?いやいや、Yちゃん頑張れ。
上手な子にやってもらって、Yちゃんが真似。
してみるとYちゃんは脚がちがうんだな。
*たしかにYちゃん脚がピンと伸びてる。
絵本の犬はそうなんだけどね。でも人がやると怖い感じがしなくなるね。
…ということで、上手な男子の犬駆けを、Yちゃんが練習。そうしたら段々よくなってきた。
***
素晴らしかったですねえ。小学生だけで、難しいところの結論を出せています。
この話し合いに時間をかけた後、通して1回の劇を動きました。
今日くるなり "so that you would not get caught…"と"so that you would get caught…"の所だけ練習した!と言っていたとおり! 完璧!上手!素晴らしい!
まだまだ、検討するところは多々ありますが、子どもたちに振りながら深めていきたいと思います。個人のセリフチェックも必要なんですが、グループで大事なのは今日のような活動。セリフは家でできるだけ頑張ってきてほしいです。
さてさて、中学生は、どうしましょうかねえ?