お久しぶりです!
適当に大学生をしているらむねです。
最近ブログに触れていなかったので、
リハビリとして将棋の大会を振り返ってみようと思います。
0回戦.
朝8時に家を出て、地下鉄に揺られて会場へ。
いつも通り、集合時間の30分前に到着しましたが.......
なんと忘れ物発覚!
前日に買ったカルピスを冷蔵庫に放置してしまいました...!
たかがカルピス程度...と思われるかもしませんが、
森永ラムネとカルピスでバフを掛けている私にとっては一大事。
最寄りのコンビニで捲りにいきましたが、
なんと置いていない!!!
カルピスソーダも濃いめのやつもあったのに、
よりによって普通のカルピスがないなんて......
仕方が無いので次に近いコンビニでカルピスを購入。
事なきを得ました。
予選1回戦.
初戦の相手はM大のレギュラーの方でした。
最初から重たい将棋になりそうだな~と思いながら、
団体戦で集めた情報をチェック。
まず、対振り飛車には居飛車穴熊を採用しているらしいこと。
私自身はほとんど振り飛車を採用しないので直接は関係ないのですが、
同じ穴熊派ということで親近感を覚えました。
次に、相居飛車の情報。
角換わりと呼ばれる戦型では、
右玉という戦術を採用していることが分かりました。
これまた、私は角換わりを拒否しているので直接は関係ありませんが
右玉を採用するというのはちょっとイヤな情報でした。
というのも、右玉は少し特殊な陣形を組むためです。
互いに飛車を右辺のまま戦う相居飛車では、
『玉飛接近すべからず』
という格言通り、玉を左辺に配置するのが定跡です。
しかしながら、右玉はその名の通り
右辺に玉を配置するのです!
本丸の位置が違うということは、急所や距離感も違うので
対応した戦い方をしなければならないのですが......正直苦手です。
春の個人戦で敗退した将棋が
右玉に対してただひたすらにボコられていたのも、苦手意識に拍車を掛けています。
角換わりで右玉を採用するからといって、他の戦型でも使ってくるか
というのは分かりませんが、
右玉されたらどうしよう
と思いながら対局に臨みました。
さて、実際に始まってみると
相手玉は左に、矢倉を組んできました。
(26手目△4一玉)
対矢倉だからといって楽な将棋になるわけではないのですが......
準備していた形で相手の仕掛けを待ち
カウンター気味にいざ勝負!!
難解なねじり合いが続き、互角か少し良いと思いながら終盤へ突入。
取り上げた飛車を打ち下ろして
正確に指せれば1手勝ち!
そう、正確に指せれば.......
(110手目△3七歩成)
問題の局面がコチラ。
相手がと金を作りながら馬筋を通す攻防手を放ったところです。
ここでパッと見えたのは
6三桂成, 同馬で馬を引きつけておいて、
5五金, 7四玉, 7五歩, 同玉, 6三龍と取り上げる手順。
龍も相手玉に迫れるので勝ち!と思い
6三桂成, 同馬としたところで、ある重大な事実に気付きました。
なんと、下図のように最後6三龍としたところで3六角とされると
王手龍取りを掛けられてしまい負けなのです!
もうとっくに1手30秒の秒読みに入っており、
混乱した頭で雑に王手を掛けたのがまた最悪。
まさに『王手は追手』の格言通りで
相手玉は捕まらなくなって、△4八とが間に合ってしまいました。
とても悔しい負け方を喫しました。
感想戦で出た結論は、6三桂成に代えて3二龍。
金を拾いながら詰めろを掛けると
銀を拾う手も残っていて攻めが切れない展開でした。
予選2,3回戦.
正直なところ、初戦の負け方を引きずって
メチャクチャな将棋を指してしまいました。
あまり深く考えもせずに中盤悪くなったものの、
応援してくれている人たちを思いだして何とか逆転。
なんとかトーナメントに進出しました。
トーナメント1回戦.
相手はM大学のレギュラーの方でした(初戦とは別)。
これまでにも指したことのある相手で、
その時は角換わりになり、早繰り銀での鋭い攻撃に圧倒されてしまいました。
それから私のメイン戦法は変わっているのですが
また早繰り銀だろうと予想して対局に臨みました。
さて、この相手ですが
私は、将棋も大会も関係無いところで燃えていました。
相手がクッピーラムネグッズを装備していたのです!!
森永ラムネを信仰している者として
負けるわけにはいかない!!!
そんな感じで、(勝手に)代理戦争のつもりで対局へ。
さて、始まってみると予想通り早繰り銀が飛んできました。
いつも通り中央で銀交換してこの局面。
(▲35手目4六角)
分かっていたことですが、この角の利きが強力で
仕掛けが大きく制限される形になりました。
そこで、こちらの角も右辺に転回して負けじと牽制。
難しい駒組みが続きました。
戦況が動いたのは49手目。相手が端に銀を放って2筋突破を図ってきました。
これを放置すると左辺を突破されて負け確なので、
3五銀と投資してガード!
お互いが放った銀が相殺しあって互角の展開が続くだろう
そう思って催促したのですが.......
(△52手目1四歩)
これに対して同銀!!
ちょっと焦りました。
銀香交換の駒得にはなりますが、そのまま端を突破されると
スカスカな自陣では戦えません。
とはいえ、駒得な上に相手攻撃陣の前に銀が威張っているので
なんとか押さえ込む展開に持ち込めました。
(65手目▲4八同金)
問題の局面がここ。欲張って6五銀と歩を取ったのですが
とても危ない手でした。
▲6七香からの強引な攻めを対処し損ねて、負け。
上の局面では1000点近く良かったのに.......これまた悔しい負け方でした。
感想戦では、駒得していて押さえ込む方針なのだがら、
謙虚に7三銀と引いておいて優勢、という結論が出ました。
一応、ソフトは6五銀と欲張る手を推奨していたのですが
手堅い判断ができなかったこと、その後の対処を間違えたことは弱さですね。
そんな感じで、全体的に悔しさ満載で個人戦敗退。
次は来年の春なので、また頑張ろうと思います。
それではさようなら~