らむねのサークル生活

大学でのサークル活動日記的ななにか

2024秋期個人戦振り返り

2024-11-17 | 将棋部

お久しぶりです!
適当に大学生をしているらむねです。

 

最近ブログに触れていなかったので、
リハビリとして将棋の大会を振り返ってみようと思います。

 


0回戦.

朝8時に家を出て、地下鉄に揺られて会場へ。

いつも通り、集合時間の30分前に到着しましたが.......

 

なんと忘れ物発覚!

前日に買ったカルピスを冷蔵庫に放置してしまいました...!

 

たかがカルピス程度...と思われるかもしませんが、

森永ラムネとカルピスでバフを掛けている私にとっては一大事。

 

最寄りのコンビニで捲りにいきましたが、

なんと置いていない!!!

 

カルピスソーダも濃いめのやつもあったのに、

よりによって普通のカルピスがないなんて......

 

仕方が無いので次に近いコンビニでカルピスを購入。

事なきを得ました。

 


予選1回戦.

初戦の相手はM大のレギュラーの方でした。

 

最初から重たい将棋になりそうだな~と思いながら、

団体戦で集めた情報をチェック。

 

まず、対振り飛車には居飛車穴熊を採用しているらしいこと。

私自身はほとんど振り飛車を採用しないので直接は関係ないのですが、

同じ穴熊派ということで親近感を覚えました。

 

次に、相居飛車の情報。

角換わりと呼ばれる戦型では、
右玉という戦術を採用
していることが分かりました。

 

これまた、私は角換わりを拒否しているので直接は関係ありませんが

右玉を採用するというのはちょっとイヤな情報でした。

 

というのも、右玉は少し特殊な陣形を組むためです。

 

互いに飛車を右辺のまま戦う相居飛車では、

『玉飛接近すべからず』

という格言通り、玉を左辺に配置するのが定跡です。

 

しかしながら、右玉はその名の通り

右辺に玉を配置するのです!

 

本丸の位置が違うということは、急所や距離感も違うので

対応した戦い方をしなければならないのですが......正直苦手です。

 

春の個人戦で敗退した将棋が

右玉に対してただひたすらにボコられていたのも、苦手意識に拍車を掛けています。

 

角換わりで右玉を採用するからといって、他の戦型でも使ってくるか

というのは分かりませんが、

右玉されたらどうしよう

と思いながら対局に臨みました。

 

さて、実際に始まってみると

相手玉は左に、矢倉を組んできました。


(26手目△4一玉)

 

対矢倉だからといって楽な将棋になるわけではないのですが......

準備していた形で相手の仕掛けを待ち

カウンター気味にいざ勝負!!

 

難解なねじり合いが続き、互角か少し良いと思いながら終盤へ突入。

 

取り上げた飛車を打ち下ろして

正確に指せれば1手勝ち!

 

そう、正確に指せれば.......

 


(110手目△3七歩成)

問題の局面がコチラ。

相手がと金を作りながら馬筋を通す攻防手を放ったところです。

 

ここでパッと見えたのは

6三桂成, 同馬で馬を引きつけておいて、

5五金, 7四玉, 7五歩, 同玉, 6三龍と取り上げる手順。

 

龍も相手玉に迫れるので勝ち!と思い

6三桂成, 同馬としたところで、ある重大な事実に気付きました。

 

なんと、下図のように最後6三龍としたところで3六角とされると

王手龍取りを掛けられてしまい負けなのです!

もうとっくに1手30秒の秒読みに入っており、

混乱した頭で雑に王手を掛けたのがまた最悪。

 

まさに『王手は追手』の格言通りで

相手玉は捕まらなくなって、△4八とが間に合ってしまいました。

 

とても悔しい負け方を喫しました。

 

感想戦で出た結論は、6三桂成に代えて3二龍。

金を拾いながら詰めろを掛けると

銀を拾う手も残っていて攻めが切れない展開でした。

 


予選2,3回戦.

正直なところ、初戦の負け方を引きずって

メチャクチャな将棋を指してしまいました。

 

あまり深く考えもせずに中盤悪くなったものの、

応援してくれている人たちを思いだして何とか逆転。

 

なんとかトーナメントに進出しました。

 


トーナメント1回戦.

相手はM大学のレギュラーの方でした(初戦とは別)。

 

これまでにも指したことのある相手で、

その時は角換わりになり、早繰り銀での鋭い攻撃に圧倒されてしまいました。

 

それから私のメイン戦法は変わっているのですが

また早繰り銀だろうと予想して対局に臨みました。

 

さて、この相手ですが

私は、将棋も大会も関係無いところで燃えていました。

 

相手がクッピーラムネグッズを装備していたのです!!

 

森永ラムネを信仰している者として
負けるわけにはいかない!!!

 

そんな感じで、(勝手に)代理戦争のつもりで対局へ。

 

さて、始まってみると予想通り早繰り銀が飛んできました。

いつも通り中央で銀交換してこの局面。

(▲35手目4六角)

分かっていたことですが、この角の利きが強力で

仕掛けが大きく制限される形になりました。

 

そこで、こちらの角も右辺に転回して負けじと牽制。

難しい駒組みが続きました。

 

戦況が動いたのは49手目。相手が端に銀を放って2筋突破を図ってきました。

これを放置すると左辺を突破されて負け確なので、

3五銀と投資してガード!

 

お互いが放った銀が相殺しあって互角の展開が続くだろう

そう思って催促したのですが.......

(△52手目1四歩)

これに対して同銀!!

 

ちょっと焦りました。

銀香交換の駒得にはなりますが、そのまま端を突破されると

スカスカな自陣では戦えません。

 

とはいえ、駒得な上に相手攻撃陣の前に銀が威張っているので

なんとか押さえ込む展開に持ち込めました。

(65手目▲4八同金)

問題の局面がここ。欲張って6五銀と歩を取ったのですが

とても危ない手でした。

 

▲6七香からの強引な攻めを対処し損ねて、負け。

上の局面では1000点近く良かったのに.......これまた悔しい負け方でした。

 

感想戦では、駒得していて押さえ込む方針なのだがら、

謙虚に7三銀と引いておいて優勢、という結論が出ました。

 

一応、ソフトは6五銀と欲張る手を推奨していたのですが

手堅い判断ができなかったこと、その後の対処を間違えたことは弱さですね。

 


そんな感じで、全体的に悔しさ満載で個人戦敗退。

次は来年の春なので、また頑張ろうと思います。

 

それではさようなら~

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トリプルアイズ杯観戦記

2024-09-24 | 将棋部

お久しぶりです!

適当に大学生しているらむねです!

 

つい先週、大学将棋の全国大会である

トリプルアイズ杯

が行われました。

 

今回はその観戦記、もとい面白いな~と思った駒組みを

完全主観でまとめてみようと思います。

 

*局面図はイメージです

 


1.バランス型丸山ワクチン

最初に紹介するのは、

ゴキゲン中飛車に対して手損許容で角交換することにより

相手銀の捌きを押さえる戦法、

丸山ワクチンにおいて、バランス型を取る駒組みです。

 

イメージはこんな感じ!

なんといっても、玉が68にいることが特徴的です。
(図は将棋盤の向きをミスってますすみません!)

 

相手は中飛車、中央から攻めてくることが予想されるので

5筋から離れた79や88に玉を動かすのが無難な駒組みでしょう。

 

それでも危険な68玉で戦う利点は

左辺から開戦できる

ことだと思います。

 

私自身、丸山ワクチンを採用することもあるのですが、

仕掛けが難しいという難点がありました。

 

互いに角という強力な駒を持ち駒にしているので

下手な動きは簡単に咎められてしまいます。

 

相手も同じ条件なので五分といえばそうですが

有利とされる先手番を持っている丸山ワクチン側としては不満です。

 

しかしながら、このバランス型丸山ワクチンは

仕掛け困難という課題を見事に解決しています!

 

玉を左辺ではなく、中央付近に配置することで

左辺から攻撃する際に邪魔になりません!

 

しかも、ゴキゲン中飛車側が

美濃囲いのような通常の駒組みを採用している場合、

左辺からの攻撃は直接相手玉に向かいます!

 

このように丸山ワクチン側は

相手に有効な攻撃を仕掛けることができるようになっていました。

 

 


2.相振り石田流+中住まい

飛車を中央から左側に動かす戦法、振り飛車。

ここで紹介するのは、互いに振り飛車を採用した

相振り飛車

における駒組みです。

 

それが、石田流+中住まい!(画像はイメージです)

こちらも左右のバランスを取った駒組みになります。

 

相振りというと、玉は右側に持って行って

金無双や美濃囲いに組むか、矢倉まで作りにいくか.....

というイメージがあるので、中住まいは珍しいかなと思います。

 

とはいえ

同じ縦将棋の相居飛車では、中住まいは普通なので

そこまで、、、という訳でないと言われればそう。

 

この駒組みの一番面白い、というか恐ろしいと思ったのは

玉に隣接する金銀が1枚もいなくなること!

 

これ、大将に側近を付けずに合戦するようなもの。

 

何かの拍子で王手が掛かったら

そのまま捕まってしまいそうな気がしてしまいます。

 

結局、上のような盤面になったあと

48銀と側近が1人つきましたが

それでも守備力には不安が残ります。

 

採用者の技術の高さがうかがい知れる駒組みでした。

 

 


3.77角省略四間飛車

最後に紹介するのは、超力戦指向の四間飛車です。

(画像はイメージ)

あんまりちゃんとは憶えていませんが

対居飛車で77角を省略していました!!

 

四間飛車、というか振り飛車全般の基本として、

居飛車の飛車先交換は77角で防ぐ

というものがあります。

 

この駒組みの特徴は、まさにその基本を真っ向から否定する斬新さ。

 

相手の角道も通っていたので

飛車先交換のタイミングで角交換から技を仕込んでいたのだと思います。

 

図のような形からは、角交換して77桂、

飛車先交換には88銀で飛車成を防ぎ、

飛車を追い返したあとに85歩、79銀、88飛で逆襲していました。

 

このような、誘いの隙を作る駒組みは

ちょっとしたミスで全てが崩壊してしまうイメージがあるので

さすが全国大会という感じです。

 

独特な構想の裏から、ハイレベルな研究と読みを感じました!

 

 


まとめ

私が見れた将棋はほんの一部だけですが

それでも特徴的な駒組みを発見することができました。

 

全国レベルの選手が研究と研鑽の末に編み出した工夫ですから

一朝一夕にとはいきませんが、少しでも吸収できたらな、と思います。

 

そして最後に、局面図や工夫の意味・背景など間違っていたら

本当にすみません..................

 

それでは今回はこのあたりで!

さようなら~

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将棋大会の運営に参加してきました!

2024-08-03 | 将棋部

こんにちは!

適当に大学生しているらむねです!

 

今日は将棋部のつて(?)で

某将棋大会の運営バイトをしてきました!

 

例のごとく振り返っていきます。

 


初めて行く場所な上に自転車で行くこともあって、早めに家を出ました。

 

もしかしたら道に迷うかもしれないし

そもそもどれくらい時間が掛かるのかも分からなかったので

安定を取ったつもりでした。

 

そして着いたのは......7:15!

なんと

学生組集合時間の30分前!!!

 

うん、いつものことだね!

私はこういうときに

  • めちゃくちゃ早く着く
  • 遅刻する

のクソな2択しか持ち合わせていないデッキ構成なので

まだマシな方のクソ選択肢をとれたと思います......

 


午前中

午前午後の2部構成の大会で

午前は小学校低学年の部

午後は小学校高学年と中学生の部でした。

 

私は小学2年生のブースを担当!

もちろん1人ではなく、

大人の運営の方と経験豊富なOBの先輩含め、5人のチームで担当しました。

 

最初の仕事は、選手を座席に案内すること!

 

机に番号が貼ってあって、

選手は受付でもらった番号と同じ番号に座るシステムだったので

迷っていそうな選手(と親御さん)に声を掛けて案内していました。

 

無事、開会式までに全員案内して、選手の名前まで確認できました!

 

 

ここまで来たら一安心。

対局が終わるまでしばらくの間ゆっくりできるな~、と思いましたが......

割とすぐに対局が終わりだしたので

あまり時間はありませんでした。

 

対局が終わって、勝った選手が報告にくるので

番号と名前を教えてもらい、手元の表に勝敗を記録する......

 

だけでなく!!

2局目は勝ち同士負け同士で当てていくので、

ある程度同じ星が集まった時点で2局目の手合いも決めていました。

 

16人1ブロックで考えて、

ブロックごと手合いが決まり次第、手合いと座席を伝える仕事.....

 

これ結構声出さないと指示が通らないので、大変な仕事でした......

 

私が手伝ったのは予選までだったので、

同じ流れで3戦目終了時点で午前中終了!

 

周りの方の力のおかげで、なんとか乗り切れた~って感じでした。

 


午後

午後の小学校高学年と中学生の部も、似たような流れでした。

 

いくらか違った点はというと、

まず最初の案内フェーズ!

 

かなり楽でした!

というのも、年齢が上がった他、大会慣れしている選手も多いからか

何もしなくても自分で席を探して座ってくれました。

 

また、詰将棋本や定跡書で準備している選手も多く見られ

やっぱ年齢と共にレベル上がるんだな~

と感じました。

 

というか、各部門トップレベルの選手は私より強いんじゃないでしょうか......

 

対局が始まってからの仕事も、

指示が通りやすかったためか負担が少なくすみました。

 

対局時間も長くなり、落ち着いて対応できた点も大きかったと思います。

 

ただ、午前中の疲れや慣れもあり、

仕事が雑になってしまったところもあったのは反省でした。

 


打ち上げ?

さて、無事学生組の仕事が終わってからは

将棋部のメンバーとご飯を食べに行きました!

 

最初は居酒屋に行ったのですが、

なかなか席が空かなかったので餃子の王将へ!

 

餃子はまとめて注文して、

それ以外はそれぞれって感じでした。

 

私は初めて王将に行ったのですが、

結構おいしかったのと、餃子を食べる機会はあまりないので

また行きたいな~と思います。

 


総括

全体通して印象深かったことといえば、

午前の部で選手に

「先生」

と呼ばれたこと。

 

そういう風に呼ばれるような見た目になったんだな~

と感じました。

 

そして、

実際には運営してる人だからそう呼んだだけかもしれませんが、

あんまり情けない姿は見せられないな~

と勝手に気を引き締めました!

 

もう一つ、実際に運営してみて結構疲れました。

私自身も地元では参加者サイドだったので、

ありがたいことだったんだな~

と、今改めて思います。

 

将棋文化の一員として、

機会があればまた運営に参加して恩返ししていきたいです。

 

 

ということで今回はこのあたりで!

さようなら~

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春団体戦振り返り的ななにか

2024-07-01 | 将棋部

しばらくぶりですね!

適当に大学生しているらむねです!

 

この前の土日に将棋の団体戦があったので

その振り返り的なことをやっていこうと思います。

 

いちおう、身バレ戦法バレに注意して書くつもりです。

 


直前の取り組み

大会の3日くらい前からは、主に詰将棋を解いていました。

 

というのも、その前にやった部内戦で

 

せっかく相手が詰み逃ししたのに

自分も詰み逃しして負け

 

という大ポカをやらかしていたためです。

 

5,6月は、序盤中盤の知識面や

詰みの前段階である寄せに重きをおいていた勉強していたとはいえ、

詰む玉を詰ませられない将棋指しに勝ちはないので、

詰将棋を中心に取り組もうと決めました。

 

部室にあった手ごろな詰将棋の本を持ち出して、

隙を見つけては解く生活。

 

結局、1桁手数の詰将棋を200題(1冊分)を解き終え、

家にある2桁手数の本と詰めチャレで+α

 

1問1問妥協無く、

全ての変化を読み切る気持ちで解いていました(当然)

 


0回戦(1日目)

毎度おなじみの0回戦。

弊学将棋部は、今回もほとんど全員勝利を果たしました。

 

ちょっと遅れた人もいた気がしますが、

1回戦開始には余裕で間に合っていたのでセーフです。

 

ちなみに、1番のライバルにして優勝候補のS大学は

エースが遅刻したそうで、1回戦にも間に合わなかったようです。

 

 


1回戦(弊学は空き)

5大学の総当たり戦なので、毎試合1大学は空きになります。

弊学は1回戦に空きが回ってきたので、

情報収集に努めていました。

 

戦法メモを取る2人はもちろんのこと、

各々自分でも見て回っていたはずです。

 

私は、自分に分かりそうな戦法の組み合わせを重点的に観戦していました。

 


2回戦(vs M大学)

ここからは、将棋部のTwitter(現X)の実況も参考に書いていきます。

 

レギュラー4人と準レギュ3人が戦ったM大戦ですが、

実況を見る限り、ほぼ全員ペースを握って勝ちきったようです。

 

なんか1人だけ、「自信なし」「不利」とか書かれている人もいるようですが......

 

まあ、7ー0勝ちで幸先の良いスタートを切れたので、ヨシ!!!

その分書くことはあんまりない

 


3回戦(vs MK大

MK大は、初戦で先述したS大学と当たり、

結果3ー4負けとはいえ、大熱戦を繰り広げていた強敵です。

 

また、前回の団体戦で準優勝したMJ大学には4-3で勝利を収めていました。

 

開始前に、オーダー陣の1人が

「ちょっとオーダー組み直す」

と言っていて、出てきたのが上から7人。

 

多分、他の準レギュラーの登板も考えていたのを、

前2戦の結果を受けて変更したんだと思います。

 

結果としては4ー3勝ちで、なんとか辛勝。

 


0回戦(2日目)

2日目も全勝!

特に、盤駒時計を持ってくる人が遅刻しなかったのは

大会運営的にとても大きかったと思います。

 


4回戦(vs S大学)

さて、2日目初戦の相手は

これまで何度も出てきたS大学です!

 

S大学のレギュラー陣はとにかく強力で

  • 春個人戦の優勝者
  • 奨励会(プロ養成機関)経験者3人
  • 上4人に匹敵するメンバー2人

という、レギュラー6枚体制を持っています。

どうやったらこんなに集まるのか......

 

とはいえ、ここに勝たねば優勝はありません。

オーダーをどうするか難しいところでしたが、結局上から7人。

 

後輩が早々に1人飛ばしてからは、難しい対局だけが残っていました。

 

なぜかエースが相手の準レギュに負けそうになっていたり、

中盤そうそうから攻められる展開になっている将棋があったりと、苦しい展開でしたが

終わってみればなんと6ー1勝ち!!!

 

レギュラーも準レギュラーも強すぎです。

 


5回戦(vs MJ大学)

最終戦です!

ここまででほとんど優勝が決まっていたので、

レギュラー4人と準レギュラー3人で戦いました。

 

先の勝利で空気が緩みつつあったので、

部長が直前まで

「集中しろ!」

と声を掛けていたのが印象的です。

 

実際フワフワしていたようで、

途中、1年生を残して3-3......

 

難しい将棋をなんとか抜け出してくれて、4-3勝ちで大会を終えられました。

こうはいつよい!!!えらい!!!

 


まとめ

結果としては4-0で優勝!

夏に控えるトリプルアイズ杯(全国大会)へと駒を進めました。

 

ということで、これからしばらくはメンバー争いが苛烈になります。

 

そうでなくとも、秋の大会では挑戦を受ける立場。

引き続き棋力向上に努めましょう!(誰に対する呼びかけ?)

 

私個人の将棋については、

要望があれば将棋部のブログで書いてみようと思います。

 

それでは、さようなら~。

 

追記

将棋部公式Twitter(現X) 名古屋大学将棋部サブ垢 (@meidaisyougibu) / X

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春個人戦振り返り

2024-05-26 | 将棋部

こんにちは。適当に大学生しているらむねです!

 

この土日に大学将棋の個人戦があったので、

戦法バレしない程度に振り返りをしていこうと思います。

 


0戦目

大学将棋の大会は、0回戦から始まります。

 

大学将棋界隈は(なぜか)遅刻が多発するので、

まずは部員全員が時間通りに集まることが最初のハードルになります。

 

特に、学生主体で運営していて

将棋の盤駒、チェスクロックも各大学から持ち寄っているので

大会全体にも関わってくる大事な勝負となります。

 

今回は、弊学将棋部は全員全勝!

見事、遅刻も忘れ物もなく集まることができて一安心。

 

最寄り駅に集合して、雑談しながら会場へ向かいました。

 


初戦(予選1)

ここからは個人の戦いです。

4人リーグで2勝通過2敗失格の予選なので、1敗までは許されるのですが、

勢いづけるためにも勝ちたい初戦。振り駒で後手を引きました。

 

相手の戦法が昔自分でも使っていた戦法で、

懐かしいな~と思いながら駒組みを進めて行きました。

 

大事な仕掛けのタイミングですが、

昔の自分よりワンテンポ速く仕掛けられたところでちょっと長考。

 

普通に銀交換して捌き合うか、

躱して銀を成らせる代わりに自分だけ先に飛車を成り込むか......

 

難しいところでしたが、守備陣の耐久力を信じて銀交換を選択。

互いに龍を作り合う流れになり

相手に歩の防壁を構築されたので、自分だけ龍を3段目に活用する形に。

 

普段やらないタイプの攻め方を強要され、ちょっとイヤな感触でしたが

上からの攻めと龍の横利きを組み合わせて攻めをつないでいけました。

 

相手の抵抗も手強く、手を緩めるとすぐに攻めがなくなりそうでしたが、

タイミングを逃さず踏み込むことができてなんとか勝ち切れました。

 

最近読んでいた「羽生の終盤術」シリーズの成果がよくでた対局だったと思います。

 


2戦目(予選2)

続く2戦目。ここは上手く(?)先手を取ることができました。

ここを勝てば本戦トーナメントな上、相手は元奨励会員の方だと聞いていたので

しっかり気合いを入れ、カルピスと森永ラムネをつぎ込んで対局に臨みました。

 

序盤で大崩れすることもなく、繊細な中盤戦に突入。

角の配置で牽制し合いながら、隙あらば仕掛けや守備陣強化を狙う展開になりました。

 

途中、千日手模様にもなったのですが、

コチラは先手番な上持ち時間も多く消費していたので打開を狙う方針に。

 

相手が守備力強化のために一瞬金銀の連結を切ったのでそこで打開。

誘われている感じもありましたが、

仕掛けるならそこしかないと思い、捌き合いに持ち込みました。

 

飛車を打ち合ったあと、急所の6筋を起点に攻めを組み立てました。

飛角銀香の4枚に持ち駒の歩まで効く形となり、完全に押せ押せムード。

 

相手の守備陣も、金銀4枚に馬まで引きつけられた強固なものでしたが

さすがにこちらの攻撃力が上回りました。

4枚の攻めは切れない、とはよく言ったものですね。

 

最後ちょっと騙されそうにはなりましたが、なんとか詰みを発見して勝ち!

終わってみれば快勝の将棋でした。

 


3戦目(本戦1)

本戦トーナメント1回戦、勝てばベスト16の対局です。

なんですが.........あろうことか先輩とぶつかってしまいました。

そして、ありえないほどの大敗北を喫してしまいました。

 

仕掛けから十数手と持たずに敗色濃厚、これは許されませんね。

ちゃんと対策を詰めてリベンジします。

 


総括

なんというか、私が果たしたのは2戦目勝ったことだけな気がします。

それしかしてない。

 

2戦目勝てたこと自体はとても大きくて、

部員、特にレギュラーから褒めてもらえたのはとても嬉しかったです。

 

個人戦の約1ヶ月後には団体戦が控えているので、

ライバル大学の強者に1発入ったことが大きい。

その時は自信にもなりました。

 

ただ、3戦目の負け方が酷すぎますね。

とても人様にはお見せできないボコられようで、弱さ甘さが全開でした。

 

自身の成長を感じる場面もあった反面、

知識経験が足りていないところが露呈したので、団体戦までに克服を目指します。

 

 

ということで今回はここまで!

最後になりますが、運営に携わってくださった方々、ありがとうございました!

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