「天空の蜂」は、東野さんの公平な目線で、「原発」について、あっていいか?無い方が良いか?を問いつつサスペンスも含んだ小説です。
東野圭吾さんの小説の中でも、「手紙」「さまよう刃」と同じ様なタイプで、世の中やある問題について問題提起を含んだ内容。こういう小説は基本的にかなり好きです。
今まで恥ずかしながら、あまり「原発」について詳しくなかったので、色々考えさせられ、初めて知って勉強になる部分も色々ありました。原発と政治、原発とその側に住む市民・etc・・・ そういう部分はとても興味深く面白かったです。4つ☆
東野作品の中でも多分トップクラスに素晴らしい作品だと思うのですが、残念ながら、私の頭が馬鹿過ぎたのが悪いんですが、原発の詳しい仕組みとか化学記号が出て来てどうのこうの・・・という説明部分が、難しくてついて行けなかのでした。 なんだか難しい本を読んだな~という読後感がある本で、よって、誰にでも解るという内容じゃないのが、ちょっと残念。でも反面、大衆小説のわくから出ちゃってる位に、少し高尚?な本とも言える。この化学部分もちゃんと解る頭を私がもし持っていたなら、5つ☆に値する素晴らしい本です!!
1995年の作品 (10年以上前の作品なんですね)
内容・あらすじ (amazonより)
「爆発物を積載した超大型ヘリを高速増殖炉に墜落させる。それを防ぎたければ日本中の原発を即刻使用不能にせよ」──。「天空の蜂」と名乗る犯人が仕組んだ恐るべき犯行。超大型ヘリはすでに原子炉上空千数百メートルでホバリングを始めていた。だが犯人にも誤算があった。コンピュータによって遠隔操作されるヘリ内部には、子供が閉じこめられていたのだ。原発が、子供が、日本が危ない!!
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「鳥人計画」
冬季オリンピックのジャンプの選手達の記録への飽くなき努力と、その選手をかかえる会社と・・・そんなことを色々考えさせられ、かつ殺人事件とからめて書かれた小説。
舞台が札幌だったので、すごく懐かしく、解る地名や場所も一杯出て来たのが楽しめました。 あとジャンプという競技がかなり好きで、子供の頃、札幌オリンピックで金銀銅の3つのメダルを日本人が独占した時、とても嬉しかったことなどは今も忘れてないのもあって、題材としては興味深く読みました。
でも、殺人のトリックというか、オチというか、、そういうのはそれほどおおっ!という驚きとかはなかったかな。3つ☆
初版 1994年 作品発表年 1990年 (リアルタイムに読みたかったなぁ~)
(内容・あらすじ)「BOOK」データベースより
「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。それは楡井のコーチ・峰岸が犯人であることを告げる「密告状」だった。警察に逮捕された峰岸は、留置場の中で推理する。「計画は完璧だった。警察は完全に欺いたつもりだったのに。俺を密告したのは誰なんだ?」警察の捜査と峰岸の推理が進むうちに、恐るべき「計画」の存在が浮かび上がる…。精緻極まる伏線、二転三転する物語。犯人が「密告者=探偵」を推理する。
今日から「容疑者Xの献身」の映画が公開になるそうですね。レンタル開始になったら必ず見てみようと待っています☆
とても嬉しいです
トキオと容疑者Xは私も以前読みました。なかなか面白かったものの、容疑者・・の方は、世間の方ほどは大感動までは行かなかったです。秘密は先に映画を見ちゃいまして・・・その後小説をパラ読みしたんです。失敗したなぁ~先に小説を読んでいたら、かなり感動しただろうに・・・と公開しています。
私が一番好きなのは「手紙」です☆
白夜行とか幻夜とか、悪女もの、、確かに途中は面白いのですが、最後はいまひとつ盛り上がりにかけるというか・・なんというか・・そういう感じはありますね。
福山さんは、ガリレオの役を、凄く広げてくれましたね。まさか、こんなユニークで面白くてハンサムな役どころになるとは!!
天空の蜂も読み応えがあって面白いですよね。
でもわたしが読後に「おもしろかった~」と思えたのは、トキオと秘密と容疑者Xの献身でした。
最近の白夜行などの悪女モノ?は読んでいるときは面白いのですが、最後が同じようなことが多くて、時間が経つとラストどうだったかしら?となるのは私だけでしょうか。
東野さんも好きですが、福山雅治も大好き~!映画もレディースデイに観に行ってきます。
覚えていますとも!!
いやぁ~この数年で、どんどん回りの方々がブログを辞められてしまって、古くからのおつき合いのある方って、殆どもういない・・・という状況で、すごく淋しかったんです。そんな中、復活のお声を聞けて、ほんとに嬉しいです
>SBSに直接繋いで、月・火ドラマ見てます。
えっ!そんなことが今は出来るんですか?でも日本語字幕無いんですよね・・・?でも便利ですね~。
今さっそく月見草さんちに飛んだら、「ごめん、愛してる」がアップされていて、うわぁ~~懐かしいっ!!とめっちゃ反応しちゃいました。
PS 東野さんの本は、結構韓国ドラマに通じる処がある作品があると思います。貧困からこうなってしまった・・・みたいのとか。復讐ものとか
そういうの好きです☆
いやぁ~hitoさんの東野作品のレビューの多さにビックリしました
専門的過ぎるといえば、ガリレオでさえ、???って部分があって、ついていけない私です・・ でも東野さんの理系的頭脳を生かした作風を凄く楽しみにしているファンの方も多いんだと思います~。私も理系頭脳だったらなぁ・・・
ところで、映画ご覧になってきたんですね~!この内容って、堤さんが主役ですよね?TVの舞台挨拶の様子なんかは福山君ばっかりで、全然堤さんが写らなくて酷いなぁ~なんて思ってました。
私はレンタルになったら絶対見ます~~
久々すぎて忘れられているかも知れませんね(笑)
韓国ドラマをようやく見られる環境になってきたので、SBSに直接繋いで、月・火ドラマ見てます。
あと、KNTVで撮り溜めたドラマとか。
その辺をUPしていってるので、よかったらコメントとか残してくださいませ☆
東野圭吾ネタでなくてすみません。
私は彼の小説は読んだことないんですけど、面白そうだなって、こちらの記事を拝見して思った次第です。
でも、原発というものに切り込んで興味を持たせる力はさすがですね。
鳥人計画は札幌が舞台で私も面白く読みました~
ミステリとしては後半がちょっと弱かったですけどね。
「容疑者Xの献身」昨日見てきました~原作に負けないくらい良かったです!