今でこそ料理関連のお洒落な写真やイラストは珍しく無いものの、80年代、堀井和子さんのお洒落でセンス良い記事は、突出していました。今はもう大御所というか、こういうジャンルのマエストロのような存在のようですね。
80年代に時々買っていた「SO-EN」という雑誌に、堀井さんのシンプリシティ・イン・ニューヨークというコーナーがあって、そこを見るのがとても楽しみでした。
雑誌を処分しなくちゃいけなくなった時、堀井さんのそのコーナーだけ、切り取って保存していました。
その後、このシンプリシティ・イン・ニューヨークの記事をまとめた「気ままなパンの本」というのが、堀井さんにとっての初の本として1987年に出版されました(絶版だそうです)
一番上の写真の拡大写真は、こちら
ソバ粉のパンケーキってのが当時は珍しく、かつ洒落てるな~って思ったものでした。グラスで型抜きしているこの写真、ブルー味がかった色合いといい、凄く好きでした。
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また別の記事の写真
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堀井和子さん 1954年東京生まれ、大学でフランス語を勉強した後、料理好きが嵩じて、料理スタイリストになられたそうです。
1984年から3年間、だんなさんの仕事の関係でニューヨーク郊外で暮らしており、その時に書かれたのが、この「シンプリシティ・イン・ニューヨーク」なのではないかな?と思います。
そう思って過去のものを見ることがありますが、今のテクノロジーで代替できているものは、過去のものが少し物足りなくなったりするものですが、こうしたアイデアやデザインなどは先駆的なものは、やはり印象が強いです。
堀井さんのことは全く知りませんが(笑)
今ではこういう記事、甘めから辛めまでホントたくさんありますよね。
思えば堀井さんの本は「クウネル」とか「天然生活」のさきがけみたいなものだったのかも。
そば粉のパンケーキ、今では珍しくないけれど、当時はへぇ~って思ったものです。
そういえばニューヨークチーズケーキを作るようになったのはこの頃の気がするんですが、このころはニューヨークやイギリスがブームだったのかな。
クリスマスや年末も間近に迫って来て、何かと慌ただしい時期ですよね
堀井さんのお料理とか写真とかイラストとか、今見ても全然色あせてないんですよ。
栗原さんとかなら、たいがいの人が知っているけれど、堀井さんは、誰でもが知ってるって訳じゃなさそうだったので・・・今まで誰かと話したことって一度も無かったんです。
それが!先日のjuneさんの記事を発見♪わーい!と、とても嬉しくなってしまいました。
>「クウネル」とか「天然生活」のさきがけみたいなもの
ほんと、ほんと!!そうですよね。今じゃ、その手の雑誌は、ここ数年で増えましたねー。
juneさん、ニューヨークチーズケーキなんて手作りで作られたりしたんですかー!!
うわ~ん!いいなー。わたしは、こういう雑誌はただ見るだけ、ほとんど自分で作ってみることが無いんですよ、トホホ・・・お恥ずかしい。