先日韓国の大鐘賞でも主演男優賞など色々受賞していた大ヒット映画
「マラソン」を見に行って来ました!レディスデーだけあって、
割と入りは上々。お客さんの層は20~60代までの女性がミックス。
男性はあまりいなかったです。
さて、きっとダメなんだろうなあ・・・この映画って思って見たのですが
どっこい、何故か私は泣ける部分、面白い部分があって、
満足出来る映画でした。
予想してなかったのですが、場内笑いが何度も漏れていました。
私の身近な処には、自閉症の方がいらっしゃらないこともあって、
チョスンウ君の演技は、本当に演技じゃなくて、実在のそのまんま
の人!という感じを受けたし、こんな表現は適切じゃないけれど、
可愛いな、と好感持ちました。でも、本当に身近に自閉症の方を
知っていらっしゃる方が見たら、違和感があったのかもしれませんが・・
今まで障害を持つ人の映画として、「レインマン」「フォレストガンプ」
等が思い出されましたが、私個人的には、この「マラソン」及び
チョスンウ君の演技がこの3つの中で一番好きみたいです。
私は、何故か、ついつい、キム・ミスクさん演じるお母さんに感情投入
して見てしまい、涙が出てしまいました。どこで?というと、
☆以下ネタバレ 白文字なので、反転して読んで下さい☆
地下鉄でシマウマ柄のスカートの女の人に触ってしまって、
殴られてる処にお母さんがやってきて、殴ってる男性に
くってかかる、そこでチョ・スンウ君が「この子は障害者です」
とかなんとか・・・少々違うかもしれないけど、何度も言うシーンから
ウルウル来て、その後お母さんが倒れ、入院してベットの上で色々
語るシーンの処も涙、で、チョスンウ君が、病室から飛び出して
雨の中、(「雨が降る・・」って教えられた言葉を繰り返すシーンでも。)
その他、コーチに水を渡したシーンとかも良かったな~。
(コーチとのからみ部分も面白かったです。最後までからんで来なかった
のは、ちょっと残念だったけど)
ただ、ラストは淡々と見ました。周りは泣いてる人が多かった様でした。
それと、映画の中で、心臓がどきどき、雨がザーザー、など擬音語っていうのかな?
が色々登場し、日本と韓国では違っているのを比較しながら聞くのが面白かったです。
韓国映画お得意の「チョコパイ」「ジャージャー麺」も登場してましたネ。
弟役のペク・ソンヒョン君、出番が少なかったけど
兄弟の片方が、何らかの原因(障害や病気)で、親の意識を集中的
に受け、それを受けられなかった側の兄弟というのの辛さや悲惨さを
良く表していた気がしました。この前見た「ウリヒョン マイブラザー」と
そういえば、この部分では、かぶるんですね。
私はウリヒョンはいまいち・・・でしたが、マラソンは良かったです☆
出演者:チョ・スンウ(ラブストーリー他)、キム・ミスク(殴れ 土地他)、
イ・ギヨン(千年の恋 他)、ペク・ソンヒョン(天国の階段 茶母、他)
以前書いていた文「映画「マラソン」と、ペク・ソンヒョン」
映画のモデルとなった ペ・ヒョンジン氏とお母様の写真他
そういえばニュースで、蓮池薫さんが「マラソン」原作翻訳された
本「走れ、ヒョンジン」が発売されたと聞きました。news記事はこちらasahi.comさん
この文書いた後、友達の友達が偶然今日見て来た事を聞きました。
その方は自閉症のお子さまをお持ちの方なのですが、
その方は、かなり泣けたとおっしゃられたそうです。
でも同じ自閉症を持つお母さん達の意見は賛否両論だったそうです。
あ~~~それは見逃しちゃってました。チェック出来なかったです・・・
なんだかタイミングが悪いなあ・・・(T_T)
多分6月末だったんじゃないかな・・・と推察。
(旅行行ったり、用意片づけでバタバタ忙しかった頃だったので・・・)
劇場では、見て来た友達が、私にはおすすめ出来ない・・(拷問シーンとか、ギャ!って部分が有るから・・)って言ってたので、そのうちビデオか何かで見ようって思ったまんまになっていたのです。
さてGyaoはこの前は「二重スパイ」やっていました。
僕は劇場で観たのでパスしました。
これはご覧になりましたか?
僕も韓国映画を待っています。
今、JUNさんのブログから戻って来た処です♪
JUNさんの文興味深く拝見させて頂きました。
多い方が、この映画を見てくれるといいな・・・
って思います。
ところで前にJUNさんから前教えて頂いた
usenのgyao、時々覗いてます。何か良い映画やって
くれいないかな~って。この前「ミモラ」というインド映画をちょっと見てみました。また韓国映画やってくれると良いな~と期待して待っています。
感想をブログに書き、TBしました。
よろしくお願いします。
感想書いて下さって、ありがとうございます、うれしいです~~~!
>子供のいない私は【子に対する母親のエゴ】を感じ。3児の母である妹は【母として子を思えばこその対応】だと言う。
あ~~~解るなあ・・・私は両方解る、という感じかな。子に対する母のエゴを感じるんだけど、そういう気持ちになってしまう、あの母のサガ?というかが解るな・・・という感じなんですよ。そこの部分が泣けた部分です。
>それでも、もし、母親がコーチを続けていたら、良い結果が出たかどうか?
私も考え方の違う第三者(コーチ)の存在はやはり不可欠だったと思います!!同感です!!
ラストは私もねえ・・・なんかちょっと色々くっつけ過ぎだと思うんですね・・・だからラストでは冷静に見てしまったんです。
昨日近所の友達も見に行って来たんですが、(子供2人いるひと)、あんまり感動は出来なかったみたいで、涙は出なかったよ・・・て言ってました。
今、どう感想を述べたら良いか?少々戸惑っています。
子供のいない私は【子に対する母親のエゴ】を感じ。3児の母である妹は【母として子を思えばこその対応】だと言う。
それでも、もし、母親がコーチを続けていたら、良い結果が出たかどうか?
考え方の違う第三者(コーチ)の存在はやはり不可欠だったと思いますね。(当然基礎を築いて来たのは母親ですが・・・。)
障害は何であれ、家族だけでケアをするのは限界があります。
ただ、社会との係わりが必要な事は理解していても、韓国も日本も福祉国家とはまだ言い難い状況でしょうから・・・。
障害のある子供より「一日も長く生きたい。」と言う親心は理解できます。
まずは、正しく障害理解し、偏見を持たない社会の形成が第一歩。
その意味でもこの様な映画は貴重な存在なんだと思います。
マラソン完走後の主人公の笑顔が素敵でしたね。
ただ、ゴール前のイメージは草原のシマウマだけで充分では・・・?
そんなことも加えて感じた映画でした。
あのう・・・昨日、ポコアポコヤ映画倉庫の方でも、TBとコメント頂きまして・・・ありがとうございます。
同じ文をアップしていて本当にすいません、恐縮です・・・。こちらのgooのブログ、アップしても反映されない事が何度もあったり、TBを出来ないという事もあった為に、別館として、向こうの方に映画感想だけ載せる様に春からしております。紛らわしくて、すいませんでした。
私自身も 過去に自閉症児やダウン症児が多く集まる塾の講師を務めたことがありました。
この映画の中で出てくる母親像を観て、
その頃の事を思いました。
母親は 社会に適合しにくい子供の中に、なにか可能性を見つけたくて 子供を塾に入れるのですが…
それ自体が 母親にとっては エゴと母性との背中合わせなんですけど…
自閉症児本人にはどうなのか…と当時悩んだ自分を思い出しました。
今思えば悩む必要の無い事だったと思っています。
闇雲に与えるのもエゴならば、与えないのもエゴだと思うからです。
自閉症児は自らの力で 新しいものを見たり聞いたりすることは難しい…
彼らの興味はピンポイントですから。
そのピンポイントな視界の中に 多くのものを通り過ぎさせてあげるのは やはり家族や周りの者たちしかないのですよね。
この映画の中では、そのあたりが淡々と描かれております。
だからこそ 切ないのだと思うのです。
この映画を観て、一人でも多くの人が 自閉症に対しての理解を深めてくれたら…と願わずにはいられません。
でも全然大丈夫ですよ~
映画ね、来週で終わってしまうところもあちこちあるらしいです。チェックしてみてくださいね
ついつい話しが横道に・・・。
「マラソン」、早速、こちらでの上映館チェックしてみますね。
そういわれれば、私もTVで(月曜8時からの、所さんと楠田さんの番組で)見たことがあったような・・・
それと私の記憶が間違っていなければ、風景を凄く精密にそっくりに線で描ける天才青年も紹介されていたような・・・違ったかな・・・
あ~そうだ、そうだ、そんなセリフがあって、面白かったですね。ラムさんも記憶力凄く良いですなー!!
latifaさん。
何でも、百科事典や新聞記事の情報を全て記憶されてしまう方がアメリカにいらっしゃるそうです。
一度TVでも見たことがありますが、驚きました。もう、狂人的な記憶力です。確か、その方も自閉症だったはず・・・。
映画はその方のイメージをベースに制作されたとの記事を読んだ記憶がありますね。
間違っていたらゴメンナサイ。
『レインマン』では、「飛行機はこれまでに事故の起こしたことないカンタス以外は乗らない・・・。」ってホフマンだ駄々をこね、車でベガスに向かうことになるんですよね~。確か・・・。
>願わくば、映画によって、正しくその障害等を理解し受け入れるきっかけになれば良いな~って
その通りですね!!ラムさん、的確に良い言葉をありがとうございます
レインマンも実在の人物がモデルになっているんですか?それは知らなかったです。
レインマンも映画館に見に行ったのですが、もう随分前の作品なのに、色々なシーンを覚えています☆
是非見たいと思っています。
確かに、障害者を主人公にした映画は結構ありますよね。でも、真にその姿を描き出すことはなかなか難しいことでしょうね。願わくば、映画によって、正しくその障害等を理解し受け入れるきっかけになれば良いな~って思います。
「レインマン」は好きな映画の一つです。
何と言ってもダスティー・ホフマンの演技が素晴らしかった。この映画も実存の人物がモデルになっていると聞きました。
レインマン、原作を読まれたんですね。私は映画でしか見たことがないのですが、私もMRSYさんと同じ傾向かもしれないです。
たとえば、原作を読んでから映画とかドラマ見ると、たいがい失望してしまいます・・・(みなさん、そういう方が殆どかもしれませんね・・・)
だから私は興味ある作品は(既に原作をまだ読んで無いものに限っては)、先に映像化されたものを見て、その後に原作(小説でも漫画でも)見る事が多いです。
自閉症の事、よくご存じの方、少し知ってる人、良く解らない人、全然知らない方など、色々な人が見て、それぞれつまらなかった・・・とか、良かった・・・という感想が出ていますよね。
私は良く知らないながらも、感想を書かせて頂きました。本人知らず知らずの内に、何か不適切な表現があって、不快に思われる部分があったら、すいませんでした。
今日、偶然ですが、自閉症の子供さんをお持ちのママさんを友達に持つ友達と会って、この映画の話をしてきたばかりです。そのお友達も、映画としてみんなが笑ってる部分が笑えなかったと言っていた、と今まさに聞いてきたばかりです。それでもそのお友達は感動したし、見て良かった!と言っておられたそうです。上の文にも書きましたが、でも他のお母さん方々の中には賛否両論だったとのことです。
割とfuniさんが面白いって言うドラマや映画、私が見ても面白い!って事が多いので、たまに違うのがあると妙な発見?差違を面白く感じています。
お父さんねぇ・・・オアシスのお兄さんですよね・・・影薄かったですね・・・。
あの人ドラマとかでは見た事無いなあ・・。
でも自分が直接見たものが一番はっきりしますからね!
ギャグ部分は私も「くすっ」とくるのありましたよ。
本来なら暗くなりそうなとこを、ちょっとした笑いをちりばめて見やすくしてるって感じですかねー。
お父さん、影薄かったでしょ?