今日から始まった石田徹也さんの美術展に行って来ました。
平塚美術館は、広々して綺麗で、駐車場も無料で、私が行った時間帯は、そんなに混んでおらず、気持ちよく見て来れました。
思ったより、沢山の絵があって、見応え十分でした。行って良かったです!
彼の手書きのノートもあって、デッサンやイラストはもちろんのこと、日常の日記、食べたもの、パトリス・ルコントが好きな事とか、昨日見た映画の感想とか、作品のアイディアとかを、とても小さい文字で書き綴っていました。
絵の人の表情が、ほぼ9割、少し悲しそうだったり、寂しげだったり、心配そうだったりなのですが、唯一珍しくも、怒っている表情の絵がありました。
あと、初期の作品で、学生時代に賞を受けた作品も、微笑みを浮かべています。
ダンゴムシと人間が合体したような絵や、電化製品や物と人間が合体した様な絵とか、ユニークで、可笑しくも、もの悲しさが漂っていて、好きです。
社会風刺が効いている作品もあって(スーツを着たサラリーマンの悲哀、使い捨てられた古い自動車と人間とか、そういうのも面白かったし、先生に長い説教を受けている生徒が便器になって3人並んでいるやつとか、センター試験を受けている学生たちが、工場でミシンに座っているような様子とか・・・
後期になると、肝臓だかを悪くして病院通いをしていた影響か、病室とか病気の人が登場する絵が結構ありました。
初期の頃のような、ちょっとコミカルな感じの絵は少なくなって、彼の内にある不安感とか、淋しい気持ちを表現するような絵が多かったかなー。
いずれにしても、やっぱり石田さんの絵は好きだなー、面白いなーと再確認しました。
早くにお亡くなりになられてしまって、とても残念です。。
帰りに、平塚で有名だという「ラオシャン」で、酸っぱいラーメンを食べました。
細麺にサッパリした酢の効いた透明な塩味っぽい?ラーメンで、他にはどこにもないような独特なラーメンでした。
中に入っているワカメと玉ねぎも合っていますね。餃子は甘い野菜の風味のジューシーな味でした。
ラー油を入れると味に変化が出ますね。美味しかったです。ごちそうさまでした。
石田徹也 「ノート、夢のしるし」 平塚市美術館
6月半ばまで
「俺俺」感想 星野智幸石田さんの絵を使った表紙の本
桜も随分と散っちゃいました。春も静かに夏に向かってますね。
石田徹也さん、詳しくは知りませんでしたが、なかなかインパクトある絵ですね。
来週あたり美術館行ってみたくなってきました。
石田徹也展、平塚でやってるんですかぁ。
数年前に、練馬の美術館に観に行きました。
いいですよねぇ。私も大好きです。
6月までなら、また観に行こうかな。
桜もすっかり散ってしまいましたが、これから新緑の良い季節になりますね。
石田さんの絵、凄く良いのでオススメです。
もう亡くなってしまったので、これ以上、新しい新作が見れないのが残念です・・・
寝湖世さんも石田さんのファンだったとは!!
かつての記事を拝見し、色々とまた反応しまくりな処があって、テンション上がってしまいました
平塚はちょっと遠いかな・・・。