今日発売になった羽海野さんの「3月のライオン」の4巻、さっそく買って来ちゃいました。
4巻も凄く良かったです!
今の処 2=4>3>1 って感じです。
羽海野さんの手法というかに、一ページの中で、普通の漫画が進むのと同時に、上下2段とかの黒い横長枠に、零君の心の中で思った事が書いてある時がありますよね。映画だと、物語の後ろでナレーションが流れるあの感じ♪あれが良い効果出てますよねー。
二階堂君が「そう思わないでどうしてやっていける」と言った時のページとか
チャプター35
宗谷さんの天才ぶりが、すんごい痺れますっ (元々宗谷さんは、登場した時からタイプな気がしていたんですよ~)で、今回のお話で、最も好きだったというか、心揺さぶられたのが、キョウコと一緒にいた零君を見て、一度は帰ろうとしたヒナちゃんが、戻って来て「これ食べて!」というシーンです。ヒナちゃんのこのまっすぐさが大好きです (こういうの私は全く出来ない人なんで・・)
で、このおいなりさんが、非常~~に美味しそうなんですよ。レンコン入りとワサビ漬けの入ったやつって~~~そんなの食べた事ありませんよ!!!食べたいーっ。(はなまるうどんに売ってた、わさびいなりとか、柚いなりでさえ、すんごい美味しくて大好きでした)
チャプター38
担任の先生が、零君に「俺は見てたよ」って、がんばってた事、先生が同じ年の時は、なんもやってなかったのに・・・って言う処。それを零君が やめて欲しい
このひとはいつだって~~「こんな風にいきなりは」「ほんと」「困るんだ」って黒枠で小さく3つわけて載せてるところが、もう~くぅ~~っ
この担任の先生と、ヒナちゃんと、ストレートで直球で来るところが好き!!!
その後、ヒナちゃんが重箱を取りに来たついでに「あの女、誰?」ってズバッと聞いちゃうんですよ!! こういう事が言えちゃうヒナちゃんが、めっちゃ羨ましいし憧れます。(って・・中学生なんだけどね)
で、まだまだあります。義姉さんなんだって~って報告を聞いたあかりさんの、鋭い事!!!う~~~ん凄い
で、その後は島田さんのがんばりと、島田さんの過去と、故郷への思いとが語られます。これもホントぐわぐわ来ちゃったな。
「天才と呼ばれる人間のごたぶんにもれず サボらない」「どんなに登りつめても過信しない~~~」 そして〆の「しかし縮まらないからと言ってそれがオレが進まない理由にはならん」うーーっ!!
最後の手、零君と宗谷さんは、気がついたんだね・・・。将棋の詳しい事は良く解らないけれど、あの手を使っていたなら、島田さんは宗谷に勝てたのに・・・って事だよね?
それにしても、羽海野チカさんは、孤高な天才と、努力しても天才になれない凡人のそれぞれの苦悩とがんばりを描くのが、素晴らしく上手くて、いつも感動させられますっ!!
ご本人も、漫画の世界でこうやってがんばって命かけてやってるんだな・・・ってのが解ります。本当に素晴らしい作品を見せてもらえてありがとうーーー!!また続編も楽しみにしていますっ
密かに笑ったとこ
最初の方、目を合わせず熱く語る棋士達
ちなみに今日9日に、25種類のCMが流れるそうですが、見れなかった人は、明日10日、こちらのサイトで全部の種類を見れる様にしてくれるそうです。
こちら
末次由紀さんの「ちはやふる」も、違う題材だけど、やっぱり好きです。あちらも熱いお話ですよね~。今はまだ4巻までしか読めてませんが、早く追いつきたいです。
尚、一番上の画像は、本作の表紙ではなく、「呉清源 極みの棋譜」のチャン・チェンです(^^ゞ最近サントリーウーロン茶のCMに登場しましたね♪
「3月のライオン」二階堂のモデルの村上聖棋士とは
はい!5巻は、発売日に買っております^^
5巻は最後の方の、ひなちゃんの学校でのイジメの部分と、前半の田舎での歓迎など、ほんわかした話と、全く雰囲気が違っていましたね。
>将棋は、強くなればなるほど、負けるのが辛くなる
これは将棋に限った事ではなく、何の世界でも、どんなジャンルであっても、トップの方に行けば行くほど、そういう心理状態になるのではないでしょうか?男女問わず。
零君のひなちゃんへのセリフ
ものすごいセリフでしたよね。
このセリフが今後どういう風に生きて来るのか?どういう恩返しをするつもりなのか?大変興味が沸きます。
この第5巻では、将棋の局面に関しては、特に言うことはありません。その代わり、登場人物の生き様が描かれています。
ただし、将棋は、強くなればなるほど、負けるのが辛くなる、という描写は、よく分かりますです。女流漫画家が、何故にこのことが分かるのか不思議ですが、先崎八段に聞いたのかな?
ところで、以前に以下のことを書きました。
「三姉妹のうちの次女は、上下の姉妹に挟まれて、どうかすると、放ったらかしにされ、肉親の愛情に飢えた状態で育つことになります。それで、次女は、オトコの人からちょっと親切にされたりしますと、コロッと参ってしまうことになりがちです。故に、次女は、三姉妹の中では一番先に結婚したりします。」
第5巻の最後の章で、零くんが、次女ひなの手を取って、
「一生かかって、恩返しする。」
というようなことを言います。たいそう感動的な場面です。
しかし、こんなことを言うと、それこそ将来は結婚するしかない、と思えてしまいます。結婚しなければ、契約違反ですよ。
そうなんですか・・・。それじゃあ、その前にポックリ逝きたいものです・・。
残念ながら、池田晶子さんという方は知らないです・・。
そうなんですよ。お年寄りに限らず、全世代を通じて、ポックリ願望がすごく多いです。
日本人の平均寿命は、83歳ですが、介護を受けるようになる平均年齢は75歳からですから、8年間は介護を受けているのが、日本の現実です。
この現実が、好ましくないと思うから、ポックリ願望があるのかもしれません。
池田晶子さんは、新進気鋭の「哲学する人」です。彼女に言わせますと、
「死」を認識できるのは、他人の死だけであり、自分の死は認識できない。
のだそうです。……人は、明日の朝も元気に目覚める、と思って、死に逝く…。これが本当ならば、ちょっと安心できます。(注1)
この池田晶子さん、こんなことを書いてました;
私の実力をもってすれば、日本の言論界を席捲することなど朝飯前。
…ところが、一昨年末に、突然お亡くなりになりました。大書店の売り場には、彼女の著作本が山積みされていましたのに。
彼女、なかなか美人でした。美人が亡くなると、いっそう惜しいです。わたくしめ、かなり期待していたので、残念です。
(注1)
西洋哲学では、死ねば、人は何も感じないし、何も考えられないから、死んだ後のことは問題にしないのです。
19世紀末に、ニーチェによって、神様も殺されましたので、…あくまでも哲学上の話であって、一般人には神様は今でも有効です…20世紀の哲学では、神について論じることは無くなりました。
20世紀の西洋哲学は、いかに生きるか、を問題にしています。また、論理学のような傾向もあります。
そうですね。私も日々努力は、していますが、なかなか難しいです
リハビリ、とても痛くて大変だったのですね・・・
>頭がボケれば、死の恐怖を味わうことなく済みますから。
そういう考え方もありますね・・。
>ところが、わたくしめの家系は、どうやら死の間際まで頭がボケない家
その方が私は良いな・・・。
自分の家族や、回りに辛い思いをなるべくさせたくないですね・・
ある程度の平均寿命になった頃、かつ、頭がシッカリしている時に、ポックリ逝きたいです。
もう少し分かりやすく言いますと、厚生労働省が云っていたように、1日に30種以上の食材を食べる、つまり、偏食しない、ということです。
>やっぱり何才になっても、死は怖いです…
…右足の手術後、添え木付きの包帯が取れた時点で、曲がらなくなった右足のヒザを、病院のリハビリテーション室で、曲げることになりました。…関節に関わる骨折は予後が悪いのです…曲がらないものを曲げようというのですから、痛いのなんの…。目から汗が出るとは、このことです。額から涙を流して、なんとか回復しました。
ちなみに、リハビリテーション室で、苦痛で悲鳴をあげるのは、たいていオトコです。女性は、そういうことないですね。オトコは、痛みに対するこらえ性がないのでしょう。
このリハビリテーション室に、決まった時刻に、数人のご老人が、看護師さんに後押しされた車イスに乗せられて、やって来ました。ところが、このご老人達は、キレイな女性の看護師さんから耳元で大きな声で名前を呼ばれても、全く反応がないのです。身体を長期にわたって動かしてないからでしょう、手足が極端に細いです。見たところ、脳梗塞かアルツハイマー症と思われました。彼等は、何もしないで、時間が来ると、車イスを後押しされて病室へ戻って行きました。
人間、最期はこうなるのか、と思いました。しかし、考えようによっては、歳を取って頭がボケるのは「天の配剤」かもしれません。頭がボケれば、死の恐怖を味わうことなく済みますから。
ところが、わたくしめの家系は、どうやら死の間際まで頭がボケない家系のようです。困りましたね。ICUのお婆さまと同じで、身も世もなく嘆き悲しむのかな…。
それと、おばあさんのお話は、切なくなりました・・・。やっぱり何才になっても、死は怖いですもんね・・
(1)健康な者は、走れ
(2)身体の弱い者は、歩け
(3)病気の者は、寝よ
…名言ですね。
私は歩くことにします
そのICU室では、わたくしめの寝ているベットから、空ベットひとつ隔てて、別のベットにお婆さまが、寝ておられました。その人が、真夜中になって、大声で泣きわめくのです。
「死ぬのは嫌だよ~。死ぬのは怖いよ~。」
小生には敬老の気持が人並みにあるとは思いますが、右足が痛くてたまらない小生は、声には出しませんでしたが、心の中で言いました。
「何を性もないことを言ってるんだ。やめてくれ!!」
幸いにして、小生はICU室を24時間で釈放されました。しかし、それから2日後に、人づてに、あのお婆さまが亡くなったことを知りました。それで、忘れられない事柄になりました。
ところで、スタイルの良くなるスポーツは陸上競技に限りません。ただし、砲丸投げやハンマー投げのような投擲競技は、体重の増加があったりしますから、当てはまらないでしょう。
「適度な運動」は、健康のための一要素です。しかし、適度な運動と言っても、その適量は、人により異なります。昔、体育の先生がこんなことを言ってました。
(1)健康な者は、走れ
(2)身体の弱い者は、歩け
(3)病気の者は、寝よ
…名言かもしれません。それから、身体のどこかが痛くなるようなら、痛みが消えるまで、運動は休むべきです。無理はしないことです。
しかも、運動は、少なくとも2,3ヶ月は続けないと、目に見えるような成果が出てきません。
痛そうですね・・。しかも3ヶ月もの長い間だと、学業?仕事?どちらか解りませんが、差し障りもあったでしょうに・・・。
看護婦さん、綺麗な方いらっしゃいますよね。
私は同性なので、親切で優しい人に惹かれました
陸上やってる人がスタイル良いっていうのは、初耳でした。今度回りを見渡してみます。
それにしても、ホラチウスさんはその後筋トレ続けて元気一杯とのこと、見習わねば。
右足のすね骨を粉砕骨折、ひざ関節の軟骨(半月板)を一部欠損してから三日間、手術……チタン製のボルト5本と釘2本、欠損軟骨の移植……をしてから三日間は、痛くて痛くて、身の周りを観る余裕はありませんでした。
しかし、痛みが治まると、あまた居られる女性の看護師さんが、皆若くてキレイなのに気がつきました。
救急指定の大病院では、勤務がキツいので、看護師さんは若い人しか勤まらない、というのを知ったのは、ずっと後のことです。
入院中、わたくしめは、病室ではベットに横になっているのですが、時に病室に訪れね看護師さんの「立ち姿」が気になったのです。つまり、女性の看護師さんは、その立ち姿が、キレイに見える方と、それほどでもない方が居られるのですね…。
それで、立ち姿が一番美しく見える方に、
「学生時代に何かスポーツされてましたか?」
と質問しましたところ、そのお答えが下記の如くでした。
「はい、陸上競技をやってました。」
わたくしめは、人間の現状の姿は、その人間のそれまでの過去の生き様の結果である、と自覚しました。それで、退院後のリハビリ、その延長としての筋肉トレーニングを10年間励みました。今では、この歳になって生まれてこのかた、今が一番筋力が有る、と思います。
入院中は、上記以外にも色々感ずるところがありました。骨折って、丈夫になる、ってこともあります。
ホラチウスさんの苗字は間違って読まれやすく、名前も難しいんですね・・・。
沖縄っぽいお名前のようで・・・
>珍しい名前だけに、一度憶えられると、なかなか忘れてくれません
それ、ありますよね。
私も変わった名前の同級生のことは、覚えていたりします。
「神様のカルテ」読まれていらっしゃるとのこと。面白く読めると良いなぁ~
深みはあまり無いかもしれませんが、読みやすいと思います。
>10年前に足の骨を折って三ヶ月入院したことを想い出してます。
まぁ・・・。それは骨折でも、重症な骨折だったのですね・・・。3ヶ月だなんて、長かったでしょう・・可哀想に・・。
でも、今となっては良い経験になっていると良いです・・・
マケドニアのアレキサンター大王(B.C.356~B.C.323)の没後、彼の広大な帝国は、有力な将軍達によって分割されました。そのうちのプトレマイオス将軍がエジプト地域の統治を担当しました。このプトレマイオス王朝は、エジプトの宗教や社会制度を受け入れ、完璧にエジプト化しました。しかし、統治者はマケドニア人だったのです。
したがって、クレオパトラは、現在でもマケドニア地方固有のポピュラーな女性名なのです。
わたくしめの名前は、苗字は間違って読まれやすく、名前も、それなりに教養が無いと正しく読めない、という困りモノです。他者から、よく「沖縄出身ですか?」と問われますが、そんなことはないのです。生まれてこのかた、自身の名前では苦労します。
ところが、珍しい名前だけに、一度憶えられると、なかなか忘れてくれません。…同窓会なんかに出席しますと、こちらは相手の名前を忘れていて、失礼してしまうことが多いです…。
今、「神様のカルテ」なる本を取り寄せて、読んでます。読みながら、10年前に足の骨を折って三ヶ月入院したことを想い出してます。
近年の日本の女性名は、私と同世代だと、みゆきとか、ゆみ、って名前が多かった気がしますが、娘の世代だと、あやかとかマリなどが多い気がします。最近産まれた子供については、全然接点が無いので解りません
私の名前は珍しい名前で字画も多いので、読みやすくて馴染みのある名前が羨ましく思います。だから自分の子供にはそういう名前を名付けました。
おいなりさんのシーン、印象的ですよね。影響されてしまい、しばらくの間、我が家でおいなりさんをよく食べてました(買って来たヤツですが)
例えば、クレオパトラと云いますと、ユリウス・カエサルやマルクス・アントニウスと関わったクレオパトラ7世(B.C.69~B.C.30、エジプト・プトレマイオス朝の最後の女王)を思い浮かべます。
しかし、ギリシアの北方、マケドニア地方の居酒屋で、
「クレオパトラを、どう思うか?」
と地元の人に尋ねますと、
「それは、どこの町の、どの通りのクレオパトラか?」
と問い返されます。それくらい、マケドニア地方では、現在でもクレオパトラは女性名としてポピュラーなのだそうです。
ちなみに、日本での近年の女性命名では、陽菜、結衣、美咲が、人気とか…。
「3月のライオン」の第4巻で、零くんの義姉の香子さんが、零くんのアパートに上がり込んで、文句タラタラ言いながら、おいなりと筑前煮をパクパク食べる場面があります。この場面が、可笑しくて可笑しくて…。
動物が生きるには、摂食行動は絶対必要です。こういう形而下な意味での現実があり、一方で形而上な意味での真実があります。現実と真実との狭間で生きているのが、人間です。
いやいや、本当に浅くて恥ずかしい限りです。沢山のブログがある中、こんな拙い私めの処に来て下さって有り難いやら申し訳ないやら・・・恐縮です・・・
lafifaさまは、モロッコに以前に住まわれたことがあるらしい、というのは、「昭和天皇」の欄での印象でしたから、まあ、たぶん、そのへんが出処かと思いました。
このボコアポコヤは、話題、題目、テーマがたいそう豊富です。中身も深いです。日常の会話では出てこないようなことを書けますので、わたくしめ、けっこう楽しんでます。…ただ、小生の悪いクセで、ひとりよがりに突っ走って、お相手の方と意思の疎通ができてないときがあるかもしれません。そういうところは、反省です…。
いやはや、私は全くといって良いほど学が無いので、全然反応出来なくて、すいません。
せっかくのお話も、私じゃ相手不足かと思いますが・・・
例えば、シェークスピア(1564~1616)の書いた戯曲と、アインシュタインの相対性理論とは、知的レベルでどちらが難しいか、と問われれば、どちらも同等に難しい、と思います。
蛇足ながら、シェークスピアの作品「ハムレット」には、ハムレットの親友でホーレイショという人物が出てきますが、彼はラテン語のホラチウス(Horatius)の英語読みです。現代イタリア語では、オラテオ(Horatio)となります。ホラチウスは、古代ローマ帝国の貴族の家門名です。
…小生の苗字は、日本人としてはめずらしいものでして、ホラチウスはそれをちょっともじっただけです。
わたくしめ、一応、理工系だったものですから、数学にもほんの少し興味があったにすぎません。「フェルマーの最終定理」や「ポアンカレ予想」について、小生がここでグダグダ説明するのは、愚の骨頂です。上記の項目で検索され、その中身を読まれるのがベターです。
閑話休題、
これからも、ときどき、世迷い事を書くと思いますが、なにとぞ、ご寛恕のほどを……。
良く理解が出来ませんでした・・・すいません
いやいや、くだらないことばっかり書いていて、お恥ずかしい限りです。どれもこれも、浅くて・・・
例えば、空飛ぶ円盤のような超光速飛行体に乗った異星人が、地球に降り立ったとします。幸いにして、その異星人が友好・平和主義者であったことにしましょう。
フェルマーの最終定理(注1)やポアンカレ予想(注2)などの数学上の大問題を、すでに解決済みの地球人類は、たぶん、異星人から知的生命体と認められるでしょう。
そこで、異星人に将棋を指しててもらって、……直近の恒星でも4.3光年もの距離があるにもかかわらず地球にやって来た異星人のIQ(知能指数)は、500くらいは有るでしょう……将棋は先手必勝か後手必勝かドローが正しいのか、を検証してもらう。
というのは、どうでしょうか?
……と言いますのは、あの天才・風雲児にして彼の出現で将棋の寿命か300年縮んだ、と言われる故・升田幸三九段(実力制第4代名人という称号もあります)が、晩年にこう言っているのです。
「若い頃は、将棋を極めるという思いがあった。歳を取った今となっては、将棋を極める前に、こちらの寿命が尽きてしまう、という思いだ。」
「3月のライオン」の第4巻に出てくる大盤解説役の藤本雷堂棋竜の感じが、故・升田九段の風貌に似ています。
(注1)nが3以上の自然数であれば、Xのn乗+Yのn乗=Zのn乗 を満たす自然数(X,Y,Z)の組み合わせは存在しない、という定理。仏人フェルマーが提起してから360年後の1993年に米人ワイルズにより証明された。
(注2)単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である、という位相幾何学の予想問題。1904年に仏人アンリ・ボアンカレにより提起され、2006年に露人ベレルマンにより証明されて定理となった。
追伸:
このポコアポコヤって、ずいぶん多くの話題、題目、テーマが俎上に載ってますね。驚いてしまいます。
>将棋は、先手必勝か、後手必勝か、と問われると、いまだに結論が出ていない、というのが答えになります。
そうなんですか。囲碁は、先手が有利な傾向があるんですね。
>後手の勝率が、先手の勝率をわずかに上まわったのです。
確か3月のライオンでも、後手の方が・・って書かれていた処があったような・・違う本だったかな・・・(記憶が薄いですが)
>どこかで疑問手や悪手が出て、それで勝敗がつく
結局は、そういう処からほころびが生じて・・って感じなのかもしれませんね。
将棋が現在の形とルールとして完成したのは、約400年前です。さて、将棋は、先手必勝か、後手必勝か、と問われると、いまだに結論が出ていない、というのが答えになります。
将棋とよく対比される囲碁は、江戸末期に、本因坊秀策(シュウサク)により先手黒番が有利という打ち方が示されました(=その打ち方を秀策流と呼びます)。それ以降は、ますます先手が有利となり、現代では先手黒番は、6目半というハンディキャツプを背負って勝負しています。
ところが、将棋は、プロ棋士同士の対局では先手・後手とも何のハンディキャップも設定されずに、指されています。プロ棋士同士の1年間の対局総数は、約1000局余りです。その先手と後手の毎年の勝率は、先手52%、後手48%くらいでずっと推移していたのです。しかし、どうしたことか、昨年2009年度の勝敗結果は、後手の勝率が、先手の勝率をわずかに上まわったのです。
これにより、将棋は先手有利とは、ますます言えなくなりました。
ひょっとすると、将棋は先手も後手も必勝ではなく、ある局面から同一手順を繰り返し、4回同一局面を再現して、千日手引き分け(ドロー)というのが、正しいではないか、と予想したりします。
ところが、実戦の将棋では千日手ドローというケースは少ないです。一局の将棋を詳細にみていきますと、どこかで疑問手や悪手が出て、それで勝敗がつく、ということのようです。ということで、下記のような大それた結論を出して良いものでしょうか。
将棋は、愚かなる人間が指すので、勝敗がつく。
おお~そんな言葉があるんですね。恐ろしいけど、そういうのも時として有り・・・なのかもしれません。
>大和和紀先生の源氏物語「あさきゆめみし」
みんな美しい人ばかり登場しますよね。大和さんといえば、「あさき~」の前に、「天の果て地の限り」(額田王と天智天皇と天武天皇の話)が好きでした。その本のお陰で、あの時代の歴史の点が少しだけましでした。
>「バカボンド」の絵柄が美しいと言われますと、しばらく考えて、うーん、そういう見方もあるかな…
え~~~っ。そうですか??
私は、断然飛び抜けて絵が美しいと思いますー!!!(力が入っている・・)漫画というジャンルを越えて、芸術の域に達してると思っています。
龍馬は凄い人気がありますよね~。私も好きですよ。それこそ小さい頃から今に至るまで、常に愛され、語られ、取り上げられる人物ですよね。
ホラチウスさんは、昔の同級生のお友達と長年交流があるなんて、素晴らしい事ですね!これからもずっと親交が続いて行きそうです。
昔は、留年とか途中で辞めちゃったりとか多かったですよね、家の旦那なんて2留年ですよ。
困りましたねえ…。美は善より強し、ということがありますから、ここで余計なことを申し上げますと、それこそ炎上、ということになりかねませんですね…。
まあ、例えば、大和和紀先生の源氏物語「あさきゆめみし」の絵は、美しいと思います。紫の上は、神サマみたいな女性だと思ってますが、「あさきゆめみし」では、適格に美しく描かれてますでしょう。それに時代考証も踏まえ、絢爛豪華な雰囲気をよく伝えていますから、脱帽です。
しかし、「バカボンド」の絵柄が美しいと言われますと、しばらく考えて、うーん、そういう見方もあるかな…、という感じです。たぶん、わたくしめはオトコなので、男の格好良さには興味が沸かないのでしょう。これって、正常な感覚…?
宮本武蔵は、人格形成、自己鍛錬の人で、それはそれで凄いと思います。しかし、彼は人間社会についての視点が皆無、と思えるのです。戦国末期の一武芸者に、社会性を求めるのは、無いものねだりかもしれませんが…。
例えば、坂本龍馬は、北進一刀流の千葉桶町道場の塾頭を務めたほどの剣の達人です。《ついでながら、龍馬は通称(あざな)で、本名(いみな)は直陰(ナオカゲ)といいます》しかし、彼は、みんなで力を合わせてやって行こう、亀山社中を造ったり、海援隊を組織したり、と社会性がありますでしょう。それどころか、「船中八索」では、新日本国の青写真まで持っていました。まあ、わたくしめは、武蔵より龍馬ですね。
麻雀ですか…。将棋の三段、四段は怖くないですが、麻雀の三段、四段は怖いです。そういう方々とは麻雀したくありません。
同期生で在学中に最後まで将棋部に居たのは、小生を含めて7人でした。いまだにお正月と夏休みに集まって、室内競技…囲碁、将棋、麻雀、トランプをやります。トランプはナポレオンしかやりません。もう何十年もの楽しいつき合いです。
しかし、この7人中、落第が3名、1年留年が2名、四年で卒業したのは、小生を含めて2名だけでした。それとは関わりなく、みんなちゃんと生計が立っているのが不思議です。
当時の将棋部では、1年留年くらいは箔が付いて当然という時代でした。いまだに空想するのですが、あのとき小生も1年留年していたら、どうなっていたか?…少しは波乱の人生になったかも…。
「3月のライオン」の第4巻に、島田八段の少年期を描いた部分があります。その描写の中で、こんなのがありましたね。
「ゲームもマンガも小説も、すぐに終わりが来てしまうのに、将棋たけは、どこまで行っても終わりがなくて…」
はい、このセリフは、この作品の白眉であると思います。
え~っ、バカボンドって女性にも人気あると思うんですけれども・・・少ないのかな・・・?
確かに現実での友達では見あたりませんが、女性ブロガーさんには結構いらっしゃったという記憶があります^^ 以前記事にもしています。話の内容も好きですが、一番好きなのは、絵です。本当に美しくてカッコ良くて痺れます。画集を持ってるくらいのファンです。
http://blog.goo.ne.jp/latifa/e/8abca0a381c04efd0e9f282c3e721aeb
http://blog.goo.ne.jp/latifa/e/17344607cfb50ac8644909aaf9d32fac
>当時は、麻雀を打たざれば将棋部にあらず、という風潮でした。
そうでしょうね・・・。昔は、麻雀の位置というかが今より幅を占めていたというか、若い人にとっての雀荘に行く頻度とか滞在時間って多いものがあった様に感じます。
今はその分が、ゲーム(ネットや、自宅で出来るもの、オンラインゲームなどなど・・)に移行してしまったのかな・・・。
私も麻雀好きですよ。子供の頃から、しょっちゅうやってました。
将棋の事はもちろん、林葉さんについて、凄くホラチウスさんはお詳しいですねー。
こんな身近に将棋の達人がおられて、ほんとにびっくりしています。
あるとき、お友達のある女性から、
「『バカボンド』を購入・愛読しています。」
を言われまして、びっくりしたことがあります。わたくしめ、理髪店の待合室で「パカボンド」を20巻くらいまで読んだことがありますが、あれは宮本武蔵の物語で、かなりシリアスでオトコっぽい話ですよね。女性が、あれをご愛読とは驚きでした。
そういう女性のふたり目が現れるとは…。これはもう、女性に関する小生の認識を、改めなければなりませんねー。
麻雀…。そうなんですよ。わたくしめが大学生になって、部活で将棋部に入りましたところ、すぐに先輩達から麻雀の手ほどきを受けました。当時は、麻雀を打たざれば将棋部にあらず、という風潮でした。おかげさまで、①勉学、②将棋、という両立はできても、③麻雀を加えた鼎立(テイリツ)は困難、ということが身をもって判りました。
お詫びと訂正です。米長邦夫永世棋聖→米長邦雄永世棋聖
林葉直子さんは、将棋界を脱会(実は、破門)
された後、なにをどうされたのか知りませんが、自己破産したり、占い師になったりしました。でも、これから女流将棋界に復帰されるそうですから、慶事というべきでしょう。
わたくしめ、林葉さんとは対局したことはありませんが、まあ、中盤戦が終わったところで当方が一手勝ちでも、勝てる自信は全然ないですね。終盤戦でひっくり返されますでしょう。
その理由は、林葉さんは、その修行時代に米長師匠から、課題として、江戸時代の伊藤看寿
作の「将棋図巧・百番」という超難解詰将棋を解くように言われた筈です。彼女か百題すべてを解いたかどうかは、知りません。しかし、あの彼女の終盤の強さは、尋常ではないです。
えっ?、わたくしめは解いたかって?…いいえ、挑戦もしていません。そのせいか、当方の終盤戦の弱さは、かなりのものです。
しかしね、上記の「将棋図巧・百番」は、全問解ければ、プロ棋士としてやって行ける、というシロ物ですぞ。
ともあれ、林葉さんも四十歳をちょっと越えた頃です。まあ、近頃の芸能界では、アラフォーでもすごくキレイな方がおられます。このあたりも、女性に関する認識を新たにしないとマズイかも…。
>ストーリィ漫画の中で、真面目・シリアスな表現に混じって、ギャグ漫画調のお笑い的表現が挿入されることです。
これ好きです。和らぎますよね。
>この表現手法は、誰が最初に始めたのか、という疑問です。この表現手法は、例えば井上雄彦のバスケットボール漫画「SLAM DUNK:スラムダンク」で多用されています。
スラムダンクではそういうギャグ部分の割合がかなり多いという印象でしたが、バガボンドでは、ほんのちょっとだけですよね。そのあたりの割合も作家さんは考えていらっしゃるんでしょうね。
>上記の表現手法によって、どうかすると堅苦しくなりがちなストーリィ漫画が読みやすくなり、かつ表現の幅か拡がった、と思うのです。ですよね?
私もそう思います。
でも、堅苦しいのは全然私はイヤじゃないので、そういう部分が全く無かったとしても、やっぱりその漫画は好きだったとは思います。
>先崎八段は、現・日本将棋連盟会長の米長邦夫永世棋聖を師匠とする、内弟子でした。内弟子とは、師匠の家に住み込んで将棋の修行をする弟子のことです。おそらく彼が将棋界では最後の内弟子ではないかと。
そうなんですかー。
色々お勉強になります。
昔は、雀荘に学生がたむろってる・・ってのが今より多かった感じがありますよね。
タバコの煙もさぞや凄かったでしょう・・。
>その姉弟子に、実は、林葉直子さんが
あぁ、あの方が・・・。
色々世間を騒がせていましたよね。
綺麗な方だったし、情熱的?な人なのかもしれませんね。今はどうされていらっしゃるのでしょうかね・・・。
ただ、日本の漫画の特徴のひとつは、手塚治虫先生を始めとするストーリィ漫画というのが有ることでして、それも優秀な作品が多い、ということでしょうか。
それで、気になることがひとつ…。
それは、「3月のライオン」でも使われている表現手法ですが、ストーリィ漫画の中で、真面目・シリアスな表現に混じって、ギャグ漫画調のお笑い的表現が挿入されることです。この表現手法は、誰が最初に始めたのか、という疑問です。
この表現手法は、例えば井上雄彦のバスケットボール漫画「SLAM DUNK:スラムダンク」で多用されています。この作品は、1990~1996年に描かれました。それより古いものとしては、川原泉先生の「愚者の楽園」とか「銀色のロマンチック、わはは」などの一連の作品があります。これらの作品は、1984~1986年頃に発表されています。
まあ、どうでもよいのですけど、上記の表現手法によって、どうかすると堅苦しくなりがちなストーリィ漫画が読みやすくなり、かつ表現の幅か拡がった、と思うのです。ですよね?
先崎八段は、現・日本将棋連盟会長の米長邦夫永世棋聖を師匠とする、内弟子でした。内弟子とは、師匠の家に住み込んで将棋の修行をする弟子のことです。おそらく彼が将棋界では最後の内弟子ではないかと。
彼の書いたエッセイにこんなことが書かれています。「悪ガキ」だった彼は、中学生のときには雀荘(麻雀屋)に出入りしていました。さすがに店員が見とがめて、「高校生は出入り禁止。」と言われたのですが、本人は正直に「ボクは中学生です。」と言いまして、信じられない話ですが、出入り黙認になったとか…。
その姉弟子に、実は、林葉直子さんが居たのです。一時は十六世名人・中原誠と浮名を流した彼女は、将棋界を引退しました。しかし、3日程前の新聞に、女流将棋界に復帰するという記事が掲載されてました。まあ、彼女は、首から上の資質だけで生きて行ける方です。道ならぬ色恋はいけませんですね。
>この第4局の最後の局面は、次の一手問題としても、かなりの難題と言えます。実戦で、それも持ち時間が切れて、1分未満で指し手を進めなければならない状況では、あの局面で正解手を指すのは、プロでもむずかしいかもしれません。
そうなんですね。
私は子供の頃将棋をするのが好きだったのですが、全くのド素人なので、見る目が無くて・・・。やっぱり見る人が見れば深いですね。
先崎八段についても、ホラチウスさんは以前よりよくご存知なのですね♪
>三姉妹が、おいしく食べるために、人・猫入り乱れて台所でゴタゴタ奮闘している場面が、とても面白いです。
それは良かった・・・。もしかしたら、ああいう場面とかドタバタしてるところが、苦手かもしれないな・・って思っていたので。逆に、「プロ棋士が将棋を争う場面は、なにやら経験済みの、いささか食傷気味の、あまり面白くない場面なのです」というのは、意外でした。でも言われてみれば、そうかもしれませんね
>「極める」ということならば、どのような職業に就いても、「極める」ことが求められると思います。……まあ、どの職業でも、極められる人は、ごく少数だと思いますが…。
全くその通りだと思います。どのような職業とかジャンルでも極めるというのは、素晴らしい事だし、そういう内容が大好きです。
私は、男だから・・とか、女性は・・って風には思わないかな・・・。男女の思考の差とかって確かに傾向としてはあるかもしれませんが・・。
宗谷名人と島田八段との獅子王戦第4局の最後の局面、先崎八段の巻末の「ライオン将棋コラム」の解説を読みまして、一応了解できました。将棋には、詰将棋のほかに「次の一手」問題というのがあります。この第4局の最後の局面は、次の一手問題としても、かなりの難題と言えます。実戦で、それも持ち時間が切れて、1分未満で指し手を進めなければならない状況では、あの局面で正解手を指すのは、プロでもむずかしいかもしれません。
先崎八段は、将棋雑誌などで、簡潔・軽妙なエッセイを書いておられます。子供の頃は悪ガキだったのですが、まあ、憎めない可愛いところもありました。将棋のプロ棋士は、引退者を含めても二百人ほどしかいません。大学教授の数よりずっと少ないのです。パンダ並みの希少価値がありますですね。
さて、「3月のライオン」についての感想です。
わたくしめには、三姉妹が、おいしく食べるために、人・猫入り乱れて台所でゴタゴタ奮闘している場面が、とても面白いです。
プロ棋士が将棋を争う場面は、小生にとっては、実は、なにやら経験済みの、いささか食傷気味の、あまり面白くない場面なのです。
古い話で恐縮ですが、江戸時代に、雁木(ガンギ)の駒組を創案した桧垣是安(ヒガキゼアン)の「吐血の一戦」とか、将棋家元の確執による大橋宗銀と伊藤印達との57番勝負……その後の両対局者の夭折とか、命がけの勝負が現に有りました。その将棋の棋譜も現存しています。
プロ棋士は、生活を賭けて戦いますが、アマチュアだって、名誉を賭けて将棋を指します。「極める」ということならば、どのような職業に就いても、「極める」ことが求められると思います。……まあ、どの職業でも、極められる人は、ごく少数だと思いますが…。
それで、「3月のライオン」は、オトコの生き様と、三姉妹を代表とする女性の生き様とを、対比させているところが、絶妙だと思うのです。
でも、女性の読者が、プロ棋士の生き様に痺れるのは、わかる気もします。女性からすると、こんな感慨ではありませんか?
「そーか、オトコって、こんな世界に生きているのか…」
小生は、これでもオトコのはしくれですから、逆の感想を持ちます。女流漫画を読んで、女性の生き様や考え方に、驚きを感じます。
健康談義は、また別の機会にあらためて、ということで…。
すいません、このところ、体調がなかなか元に戻らなくて・・・。色々と健康情報ありがとうございました。あげて下さった項目、適度な運動という部分だけ欠如していて、他は気を使っているんですけれども・・・。ただ、睡眠って私の場合難しいんですよ。早く布団に入っても、なかなか眠れなくて、、、元々睡眠障害っていうか、眠り難い体質なんです・・・。
長女あかり、次女ひな、末娘もも、が登場しますね。三姉妹の個性、当たってますねー。最近は女子3人という構成が少ないものの、回りで若干いる友達などに当てはめて考えると面白いです。
>監修に先崎八段が担当していますね。どおりで、画面に表れる将棋の局面が妥当です。
そうですか!!
そうやって、将棋に非常にお詳しい方が見ても納得が行く作りになっているというのは、凄いですね。
「月下の棋士」は読んだことがなかったのですが、そうだったんですね・・・。
>女性は、やっぱり、愛と憎しみの世界に生きているのではないでしょうか。そのあたりが、この作品のテーマかな?
どうでしょうか?
まだ、お話はこれからずっと続きそうなので、なんとも解りませんが・・・
この作品は、恋愛よりも、何か一つ事を極める・・ということについて描こうと思っていらっしゃるのかな・・・って私は思っています
私はそういう部分が好きだったりします。
栄養バランスのとれた食事、適度な運動、1日に7時間は寝ること、労働時間は1日9時間以内に、ストレスは避ける、きれいな空気と水の場所に住む、身体を清潔に保つ、煙草は吸わない、お酒は控えめに(深酒をしない)
「3月のライオン」には、長女あかり、次女ひな、末娘もも、が登場しますね。
三姉妹と言いますと、小生のつたない経験から、下記の感慨を持ちます。
(1)長女
初めての子だから、大切に育てられます。年長さんですから、その性格は、しっかりタイプか、さもなくば、おっとりタイプの性格になるでしょう。
(2)末娘
可愛がられて育てられます。その結果、協調性があって愛らしい性格となります。ただし、みんなを引っ張って行くのは苦手です。
(3)次女(以下、中の君と言います)
中の君は、上下の姉妹に挟まれて、どうかすると、放ったらかしにされます。肉親の愛情に飢えた状態で育つことになります。それで、中の君は、オトコの人からちょっと親切にされたりしますと、コロッと参ってしまうことになりがちです。
故に、中の君は、三姉妹の中では一番先に結婚したりします。
昔の経験をひとつ。
あるとき、あるところで、お歳の頃は20歳台後半かと思われる女性が居られました。その女性、少女の面影を宿した素敵な印象がありました。ふとしたきっかけで(わたくしめ、マンガ絵を描くのが得意なのです)、顔見知りになりました。それで、その女性の話を聞きますと、19歳で結婚して、いまや自身と背丈が同じの中学三年生の娘がいる、ということでした。……ということは、34歳か…。そんなふうには、とても見えませんでした。
彼女は、三姉妹の中の君でした。
閑話休題、
ついに、将棋を題材にする女流漫画が、現れたのですねえ。監修に先崎八段が担当していますね。どおりで、画面に表れる将棋の局面が妥当です。
「月下の棋士」などは、プロ棋士同士の対局では有りうべくもない一方的に形勢が傾いた局面が出て来まして、小生など違和感が先行して、読めませんでした。そういうことが「3月のライオン」には無いので、好感が持てます。
さて、まだ第1巻しか読んでませんので、感想は途中で変わるかもしれませんが…。
将棋のプロ棋士は、その勝敗の結果が、直接的に地位や収入に結びつきます。苛烈で分かりやすい世界です。所詮、オトコは、競争の世界、勝ち負けの世界に生きているのでしょう。
近頃の女性の中には、そういう世界に入っていく方がいるようです。そういう生き方に入ることはなくても、あこがれる女性も居るかもしれません。でも、女性は、やっぱり、愛と憎しみの世界に生きているのではないでしょうか。
そのあたりが、この作品のテーマかな?
どうしてこう体が弱いんだか・・・
また改めてきますね。
お互い早く元気になりましょう。
感動のツボが一緒だなんて、ますます嬉しい
>私は羽海野さんの、内臓まで全部見せます、っていう意気込みがね、好きです。
ホントにね、覚悟みたいなものを感じますよね。
>ひなちゃんのおいなりさん食べたでしょう。
あれは、この先、あの人も、物語の中で救う気なのね
そうそう。そこはちょっと意外でした。こんなの食べるかよ!って言いそうなところ、食べ過ぎてましたよね。でもあの子が食べまくったせいで、零君が全然食べられなくて、もー!!って思っちゃいました。
あと、零君が京都に行って、ここでみんなにお土産買ってったら喜ぶだろうな~って言うシーンがありますよね。おっ!と思いきや、思うだけで買わない 零君らしいや・・と思いましたが、買ってってやれよ~!とも思いました。
>零君、草食男子に徹する義理がないのでは?
ひょえ~、見たくないような見たいような・・・
私もそこはいつも気になってます。 絶対過去には何かありましたよね。ギャー!見たくないわ~。やだわ~!!これからまたそういうのがあるのもヤダー。
>ああいう周りを振り回すだけ振り回す女の人しか好きになれない人っていますよね。
そうそう。いるんですよー!!私の高校時代の友人が、それはそれはモテて可愛い子だったんですよ。それなのに、その子が好きだった男子。その男子ったら、香子そっくりなタイプの女子(その子も年上の人とつき合ってた)にいいだけ振り回され、酷い惨めな扱いされてました・・。
私は、体調絶不調でまいってます。早く元気になりたいです・・。
ほとんど、全く、そう。
そうそう、そこは良かった、そこも良かった、って。
私が一番好きなシーンは、あの、マイク持ったおじさんが零君を威圧するとこ。
私は羽海野さんの、内臓まで全部見せます、っていう意気込みがね、好きです。
何か、好きっていうか、崇高なものを拝ませてもらっているっていう感じ・・・
今回の私の目から鱗は、私は、キッツイ義理のお姉さんが、こう、悪女役で徹するのかと思っていたんですね、でも、ひなちゃんのおいなりさん食べたでしょう。
あれは、この先、あの人も、物語の中で救う気なのね、羽海野さんは、ってびっくりしました。
何か、女性誌で連載していないから、この先、あのお姉さん、いっつも脱いで泊まっていくけど、零君、草食男子に徹する義理がないのでは?
ひょえ~、見たくないような見たいような・・・
まあ、ひなちゃんみたいな女の子ではなく、ああいう周りを振り回すだけ振り回す女の人しか好きになれない人っていますよね。
ハチクロが、恋愛っていう関係だけで人は結ばれる訳ではない、って羽海野さんが思っていることは良く分かったから、誰かとくっついて何かがストンと来るっていうことにはならないでしょうね。
いすれにせよ、楽しみです。
私の店でも、一緒に働いている人でこの作品のファンいっぱいいますよ。
お返事のほうはまた改めて。