葉真中 顕さんは「ロスト・ケア」を1年位前に面白く読んだ事があった以来です。
そもそもは、お友達ブログで紹介されているのを読んで興味が湧いて、私も読んでみようと早速リクエストしました。
順番待ちが少なかったので、すぐ回って来て嬉しかったですが、分厚い本で、怖気づいてしまいましたよ。
でも冒頭ですぐ引き込まれましたよー。
どうなるの?って先へ先へと一気読み。
最初のうち、この本を読む前に読んでいた「黄色い家」と作りや分量がちょっと似ていて、吸引力が凄いのも同じだったので、なんだか不思議な感じで読んでいました。
(両方とも母親がしょうもない家で育ち、主人公の女性が転落?していく経緯を子供時代からずっと追って描くお話)
が!!
この本は最後まで読んで、その凄さが解る!
びっくり。
最近読んだ中でも、驚き度が一番強かったです。
★以下ネタバレ★
デリヘル時代の友人が天涯孤独なのをいいことにその子と自分と入れ替わろうと計画練ったのね。最初にまず陽子が死んでいた、って処から始まるからそう思い込んでいたけど、そうかー生きていたのか。
え!?なんですって・・・。すみれ・・ヴァイオレット?あのハーブティ―屋さん??
あの人??
あと、車で轢き逃げ事故を起こさせた男を、今度の時に殺して、また次へ・・と順繰りになる計画はすごいな・・・と思ったわ。
転落というか・・悪い事に手を染めて行くに至る経緯が「黄色い家」では同情の余地があったけど、こちらは気持ちは解るけど、そこまでしなくても・・と思う処もあったかな。
あちらも犯罪だけど性的なことは全くしなくて、こちらは性的な事中心に・・・でした。
これを書いたのが女性だったら良かったんだけど、やっぱり男性かあ・・というのがあって(ごめんなさい)ちょっとエロ描写とかがなあ・・・以上
いやー、感心。
振り返ってみると、よく伏線を回収するように綺麗に作られていたし、なかなかのミステリーだったと思いました! 楽しい読書タイムでした♪4つ★~4つ★半
また葉真中さんの本を読んでみたいな。次はどの本を読もうかなー
絶叫 2014/10/16 葉真中顕
平凡な女、鈴木陽子が死んだ。誰にも知られずに何カ月も経って……。
猫に喰われた死体となって見つかった女は、どんな人生を辿ってきたのだろうか?
社会から棄てられた女が、凶悪な犯罪に手を染め堕ちていく生き地獄、魂の叫びを描く
「ロスト・ケア」
そもそもは、お友達ブログで紹介されているのを読んで興味が湧いて、私も読んでみようと早速リクエストしました。
順番待ちが少なかったので、すぐ回って来て嬉しかったですが、分厚い本で、怖気づいてしまいましたよ。
でも冒頭ですぐ引き込まれましたよー。
どうなるの?って先へ先へと一気読み。
最初のうち、この本を読む前に読んでいた「黄色い家」と作りや分量がちょっと似ていて、吸引力が凄いのも同じだったので、なんだか不思議な感じで読んでいました。
(両方とも母親がしょうもない家で育ち、主人公の女性が転落?していく経緯を子供時代からずっと追って描くお話)
が!!
この本は最後まで読んで、その凄さが解る!
びっくり。
最近読んだ中でも、驚き度が一番強かったです。
★以下ネタバレ★
デリヘル時代の友人が天涯孤独なのをいいことにその子と自分と入れ替わろうと計画練ったのね。最初にまず陽子が死んでいた、って処から始まるからそう思い込んでいたけど、そうかー生きていたのか。
え!?なんですって・・・。すみれ・・ヴァイオレット?あのハーブティ―屋さん??
あの人??
あと、車で轢き逃げ事故を起こさせた男を、今度の時に殺して、また次へ・・と順繰りになる計画はすごいな・・・と思ったわ。
転落というか・・悪い事に手を染めて行くに至る経緯が「黄色い家」では同情の余地があったけど、こちらは気持ちは解るけど、そこまでしなくても・・と思う処もあったかな。
あちらも犯罪だけど性的なことは全くしなくて、こちらは性的な事中心に・・・でした。
これを書いたのが女性だったら良かったんだけど、やっぱり男性かあ・・というのがあって(ごめんなさい)ちょっとエロ描写とかがなあ・・・以上
いやー、感心。
振り返ってみると、よく伏線を回収するように綺麗に作られていたし、なかなかのミステリーだったと思いました! 楽しい読書タイムでした♪4つ★~4つ★半
また葉真中さんの本を読んでみたいな。次はどの本を読もうかなー
絶叫 2014/10/16 葉真中顕
平凡な女、鈴木陽子が死んだ。誰にも知られずに何カ月も経って……。
猫に喰われた死体となって見つかった女は、どんな人生を辿ってきたのだろうか?
社会から棄てられた女が、凶悪な犯罪に手を染め堕ちていく生き地獄、魂の叫びを描く
「ロスト・ケア」
わ~~~めちゃくちゃ嬉しいですよ^^
↑を拝見して、そう、そう!そう!!ってなった。そうなのよ~~~!!
私のブロ友さんは、宮部さんの「火車」を思い出したって仰ってた。
本書は、自業自得な面もあるんだけど、なんか可哀想に思えて。ただ、愛されたかっただけなんだよね。最初の結婚で上手く行ってたら?保険屋時代に、「あなたのやってること、おかしいよ」と言ってくれる友達がいたら?と思うと、孤独な人だったんだなぁって。
伏線の回収も凄かった。あ~~~ってなるよね(笑)
あ~latifaさんが読んでくれて嬉しくて、興奮して長くなっちゃった。ゴメン
読んでくれて本当に嬉しいです。ありがと~~~
あっと驚くラストって、やっぱりいいなー!
面白い本を紹介してくれて、ありがとう
>宮部さんの「火車」
これね、昔読んだような、読んでないような・・・再読してみなくちゃ。
「アルジャーノン」も昔ドラマも見て本も読んだはずなんだけど、覚えてないのよね。
保険屋はね・・・噂でそういうの聞くよね・・・。
友達も忠告してくれる人って、実際あまりいないのかもしれないね・・・。
黙って距離を置くとか、離れて行くパターンが多いんだろうなー
新しい本だけじゃなくて、こういう一度読んだ本をもう一度ってのも良いよね。
私も映画で、それを最近時々やってる。
これからも、わぐまさんの記事、楽しみにしてますよー
まぁ、細かいことは忘れちゃってるんですけど
(すみません^^;)。
現代社会の闇の部分をリアルに描くのが本当に
お上手な作家さんだな、と感じます。
そのうち、直木賞候補の常連さんになってくるかも?
コメントありがとうございました。
いや、そりゃそうですよ、べるさんが読まれたのは随分前ですもん。
忘れちゃいますよね。
そういえば、直木賞とかにノミネートされたことって無さそうですよね。
児童書も書いていらっしゃるし、幅広く色々書ける作家さんなんでしょうね。
次何にしようかなーと思っていたのですが、べるさんちで新刊結構面白かったと聞いて、鼓動でしたっけ。さっそくリクエストしたら、待ち順番が22人。
これは回って来るのに時間かかりそうです。
また読んだらお邪魔しますねー