ロングエンゲージメントlong engagement(Un long dimanche de fiançailles)
監督Jean-Pierre Jeunet、主演Audrey Tautou、Gaspard Ulliel
去年の春、映画館に見に行けずじまいで、レンタル開始になってすぐ
見たのですが、1回目見た時は、誰が誰だか、名前と顔が一致出来ず・・・
2回目を先日やっと見終わりました。
ジャン・ピェール・ジュネ監督さんはアメリを上回る映画を作ってやるぞ!
とばかりに奮起して作った熱意は伝わって来る作品でしたが、
(構想はアメリの前からだったそうですね)
やっぱりね、この映画、登場人物が解りにくすぎの気がします・・
2度見て、やっぱりこれは似たような顔のおじちゃんが一杯出て
来すぎていて(みんな軍服来てるし・・あだ名と本名があったり・・)
そこがちょっと顔覚えが苦手な人にとっては、混乱しやすい気が・・・
内容的にも、映像も、かなり良い作品だと思うのですが、そこがちょっと残念
私が面白かったのは、マチルドが、何かにつけて「もし・・・だったら
彼は来る」という、ちょっとした自分の中での、賭け占い?をよく
やるところでした。私も小さい頃、これしょっちゅうやってたので(^^;
世界のポスター探してみたのですが、あまり珍しいポスターを発見出来ず・・
だいたい一番上のバージョンか、この下の2つ位でした。
下の2つ、とても似てるんですが、ちょっと違うのが面白いです。
左のは、一人きりで強い意志を持って立っている様に見えるのと、
右のは、誰かが背中に手をかけてるのと。
この映画の魅力の一つに、戦争の現場のグレーの重々しくて憂鬱な映像と、
マチルド(アメリ)がいる世界が黄金っぽいセピア色、この2つの
映像が対比的に交互に現れるところがあります。
このマチルドの暮らすフランスの田舎のお家や、近所の
岩だった海岸や、麦畑などが、とても美しい!!!
ロケ地がどこだったのか、ちょっと色々検索の旅に出てしまいました。
パリをはじめ、コルシカ島、ブルターニュ、ポワチエ近郊だそうです。
JTB 映画のロケ地ツアーより以下文も使わせて頂きましたm(_ _)m
中でも、大西洋に突き出している半島・ブルターニュ地方は、
臨海部としての一面と森で覆われた内陸部としての一面があり、
自然を満喫できるリゾート地として有名です。文化的にも、
イギリスやアイルランドと同じケルト系の流れを汲むこの地は、
フランスでも独特の地域性が溢れています。
マチルドが故郷の岩場の海岸に座ってホルンを吹くシーンがある
のですが、そこが、このポストカードの海岸を連想してしまいました。
この写真、映画「天国の日々」で使われていたので、多分フランスじゃないと推察・・
このポストカードと「天国の日々」繋がりについて以前書いた文「天国の日々」20年ぶりに見た感想
そういえば、ジョディーフォスターが脇役で出ているのにはビックリ!
1週間前、ジョディ・フォスター来日の時、偶然私成田にいたんです。報道陣や
ファンの人達が到着ロビーで待っていて、私も10分位待ってみたんだけど、
帰りのバスが来てしまい、後ろ髪を引かれつつ去り、見れなかった
先日、Gyaoで無料放映をしていたので、フランス映画「かげろう」原題:STRAYEDを
見ました。その時Gyao映画視聴ランキングで1位だったのが、このかげろうで、
へ?何故にこのあまり有名でもない映画が1位??と思ったりしましたが、
多分この表紙↓で、おっ♪と思って見られた方が多かったのでは?と推察^^
(注:そういうシーンは1カ所しか無いし、全然凄くないデス(^^;)
エマニュエル・ベアールの形の良いお尻だけは目に愉しかったですが
かげろう 公式HP
かげろうのあらすじ等yahoo
このかげろうに主演していたのは、「ロングエンゲージメント」で、
オドレイ・トトゥ(アメリ)の恋人役を演じていた準主役のギャスパーウリエル
だったんですねー
私は、ロング・・・で初めて彼を見て、なんだか世間で騒ぐよりは、
自分には印象が薄い俳優さんだなあ・・・って思っていたのですが(スイマセン)、
ロング・・より、「かげろう」の方が存在感アピールしていた気がしました。
多分、ロングエンゲージメントでは、ちょっと印象が薄い損な役柄だった
のかな・・・?なんて思いました。外貌的には別に何も思わないけれども
優しげな顔に不釣り合いな重厚な低音の声で、そのアンバランスさ
なかなか良いんじゃないでしょうか。
「かげろう」は、う~ん、まあ普通に見たという感じで、よくあるフランス
映画で、丁寧に作られていて、オチも、フランス映画らしい感じでした。
監督アンドレ・テシネ 出演エマニュエル・ベアール、ギャスパー・ウリエル
「かげろう」私も半年くらい前にあの表紙に惹かれて見ましたが確かにああいうロマンティックなシーンは一瞬でしたね・・・・。
でも、エマニュエル・ベアールのしっとりした雰囲気に、魅力を感じました~。私のイメージする白人女性にはない繊細さを感じてしまいました!
アメリの主人公の映画も今度チェックしてみます!
前にもチラッ書きましたが、フランス映画は、昔から好きなんですよ~
実に巧いと思います。
「離愁」は、これよりはるかに出来がいいのですが、
この映画を連想しました。
体調もう戻られたのですか・・・大丈夫でしょうか・・・
いやいや、全然気にしないで、たま~に間が1年開こうが3年(まだやってるのか解らないけど)開こうが、ふらりと気が向いた時、遊びに来て下さいまし~~
paolaさんも、ご覧になられていたんですね!
やっぱりあの表紙はインパクトありますね。
宣伝広報の方、あれを表紙に持って来るのは成功
だったみたいですね
エマニュエルベアールは、童顔なお顔にハスキーな
お声がセクシーですよね。
私は一般的に、アメリカの白+金髪の女優さんより、
フランスの金髪女優さんの方が何故か好きなんですよ。
paolaさん、他にも何かお薦めの映画あったら、ぜひ教えて下さいね
どんな映画だろう・・と、先程検索してしまいました。
もしかしたら、かなり昔、見たことがあるような・・ないような・・・思い出せないんです・・・
内容を読んだら、覚えがあるのだけれど、記憶がぼーっとしているのです・・・(T_T)
多分見てたとしても、お子ちゃまだったので、今改めて見たいです!!
ジャン・ルイ・トランティニャンと、ロミー・シュナイダー 主演なんですね。この2人がわりと好きだったので、多分見た様な気もするのだけれど・・・
う~~気になる!!
ロング~はやっぱり登場人物の多さが
ネックになっていますよね。
フランス人の名前って覚えにくいしね。
まあ・・暇な時ゆっくり時間をかけてみると
いいかもしれませんね・・笑
ロケ地の情報・・・参考になりました。
それだけでも目の保養になりますよね。
そして・・かげろう・・ですね。
私はこちらが初ギャスパーウリエル君でした。
そうそう、この映画の方が、存在感ありますよね。
やっぱり、ロング・・はオドレイ映画の印象
強しだったものね。
でも彼・・2作続けてみると大人になったな・・っていう感じしますよね。噂で聞いたんだけれど今度
レクター博士の若い頃演じるんだって・・。
猟奇的な役柄っていうのも演技力を高める上では
いいよね・・・。
うわ~~みみこさんも、かげろう、ご覧になられていたのね!!
この映画、凄くマイナーかと思いきや、以外と見ている方がいる映画なのかな?paolaさんもご覧になられていたし・・・
え~っ、すごい役を受けるのね!エキセントリックな演技、どんなのかとても興味深いね。
なにかね・・・最近のフランス映画見ていて、私「格好いい♪素敵!」って思った俳優さんが、いないんだぁ・・・・昔のフランス映画には、私がカッコイイなって人、結構一杯出てたんだけど・・たまたま私の好みに合う人が、フランス人俳優さんにいないだけなんだと思うんだけど・・・・
ちょっと遊びにきたのですが、、、『かげろう』の記事を書かれていたなんて!!嬉しい!!
この映画は、好きっていうわけではないのですが、これで私はギャスパー君に惚れました(笑)
『ロングエンゲージメント』の方では存在感が薄くて残念でした。でも今度は『ハンニバル』で主役ですね~
先日、本は読んだのですが、話がどうであれギャスパー君を観に劇場へ行く予定で~す♪
わ~い☆ 懐かしい記事にコメント下さって、嬉しいですー。ありがとうございます!
そうかー!由香さんは、ギャスパーウリエル君も好きなんですね。
私は、ロング・・・の日本上映時に、彼が来日したんだか・・・で、インタビューを、newsだかワイドショーみたいので見たんです。で、カワイイ人だな!ってのが頭にインプットされていて。で、ロング・・を見たら、あまり印象に残らなかったんですよ。でも、「かげろう」では若いのに演技派、かつ、上でも書いたとおり、外貌からは想像出来ない低音の声には、なかなかやっぱりウサワ通り有望な人かも。って思いましたよ♪
そういや、この前見た「パリ・ジュテーム」の中のエピソードにも、彼、出てました!
で、ハンニバル・ライジング!もうすぐ上映ですよね☆TVでCM見たり、チラシを見る度に、ものすご~く惹かれるものがあるのです(ほら・・私、ハンサムな悪人に弱い処があるので)
が、実は「羊たちの沈黙」は見たものの、その後の2作が怖くて見れていないのです!(正確にはレお家で見たものの、途中で怖くて、まともに見れてない・・)
でも、ライジングは見たいから、そうなると、やっぱり他の2作も事前に見ておかねば・・・と思い、先週また借りて来たのですが、やっぱり怖くて見ないまま返してしまったんです。(脳みそ食べるとか、怖いシーンは既に噂で知っているだけに、映像で見る自信が無いんです・・・)
あ~困ったなー! 本ならグロ系も結構平気なので、(視覚的に入って来ないで、想像だけなので。むしろ以外と好きだったりする)私も本を読むことにしようかな?