紙とプラモのプロが知識を活かして事件を解決
紙鑑定士っていうのは初めて知ったし、ディオラマ・プラモデルのプロと一緒に推理を・・という設定はとてもユニークで面白かったです。
そのアイディアは素晴らしかったんだけど・・・ただ、ちょっとストーリーが、どうかと思う処とかあって、とても残念・・・。3つ★
★以下ネタバレ★
トランプで犯人の目を一撃って・・・。最後の方は、なんだかドドド・・・と安っぽくなってしまった感じ・・・。
真犯人が二重人格だったというのも、それかい・・・って思ったし・・・。
人柱に・・っていうのは興味深かったんだけどな。
元彼女真理子さんが、スーパーウーマンっていうか、綺麗で巨乳でスタイルも良く、お金持ちのお嬢さんで、彼のためにランボルギーニで高速を200キロで運転してくれて(免許停止も覚悟で)、ショベルカーも運転出来て、別れた後も彼の事を好きでいてくれて、仕事の面でも配慮してくれてたって、ありえんでしょう。
あと、ゴミ屋敷のフケだらけで不潔で長年の酒で体もボロボロのジオラマ作家男と、これまた美女の依頼人が結婚って・・・こちらの方は、もっと有り得ません。以上
でも、この小説で出て来る場所が、知ってる処が一杯あって、嬉しかったです。
最初の方の飯田橋から歩いて行く出版社は、メディアワークス 角川ビルだろうなーと思ったし、厚木の方とか、土地勘が無いと書けないだろうから、そのあたりはなじみの場所なんでしょうね。
あと、赤のランボルギーニが、赤から黒に自由自在に色を変えられるって、これに驚愕。
読み終わった後調べちゃいましたよ。DNPの技術らしいですが、似たようなのは見つけられましたが、実際に販売されているのは、これ!ってハッキリしたのは見つけられませんでした。すごい技術があるのね・・・。
歌田さんは、出版業界で29年勤めており、模型専門誌の編集をずっと担当し、自ら模型を作ることもあったそうです。約25年編集者を続けたあと、紙を扱う生産管理部を4年経験し、退職。フリーランスの編集者、プラモデルの造形家として活動しているそうです。
それらの蘊蓄が、この小説を書くに至ったのですね。
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 歌田年 2020/1
第18回「このミステリーがすごい!」大賞
紙鑑定士っていうのは初めて知ったし、ディオラマ・プラモデルのプロと一緒に推理を・・という設定はとてもユニークで面白かったです。
そのアイディアは素晴らしかったんだけど・・・ただ、ちょっとストーリーが、どうかと思う処とかあって、とても残念・・・。3つ★
★以下ネタバレ★
トランプで犯人の目を一撃って・・・。最後の方は、なんだかドドド・・・と安っぽくなってしまった感じ・・・。
真犯人が二重人格だったというのも、それかい・・・って思ったし・・・。
人柱に・・っていうのは興味深かったんだけどな。
元彼女真理子さんが、スーパーウーマンっていうか、綺麗で巨乳でスタイルも良く、お金持ちのお嬢さんで、彼のためにランボルギーニで高速を200キロで運転してくれて(免許停止も覚悟で)、ショベルカーも運転出来て、別れた後も彼の事を好きでいてくれて、仕事の面でも配慮してくれてたって、ありえんでしょう。
あと、ゴミ屋敷のフケだらけで不潔で長年の酒で体もボロボロのジオラマ作家男と、これまた美女の依頼人が結婚って・・・こちらの方は、もっと有り得ません。以上
でも、この小説で出て来る場所が、知ってる処が一杯あって、嬉しかったです。
最初の方の飯田橋から歩いて行く出版社は、メディアワークス 角川ビルだろうなーと思ったし、厚木の方とか、土地勘が無いと書けないだろうから、そのあたりはなじみの場所なんでしょうね。
あと、赤のランボルギーニが、赤から黒に自由自在に色を変えられるって、これに驚愕。
読み終わった後調べちゃいましたよ。DNPの技術らしいですが、似たようなのは見つけられましたが、実際に販売されているのは、これ!ってハッキリしたのは見つけられませんでした。すごい技術があるのね・・・。
歌田さんは、出版業界で29年勤めており、模型専門誌の編集をずっと担当し、自ら模型を作ることもあったそうです。約25年編集者を続けたあと、紙を扱う生産管理部を4年経験し、退職。フリーランスの編集者、プラモデルの造形家として活動しているそうです。
それらの蘊蓄が、この小説を書くに至ったのですね。
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 歌田年 2020/1
第18回「このミステリーがすごい!」大賞
グーグルを使った推理とか、スマホで色々登録するとか、使いこなし法とか、いまどきでしたよね。
紙蘊蓄は、素晴らしかったし、もっとそれでの推理を続編があるとしたら、是非読ませてもらいたいなーと思いました。
>エンタメなので、多少派手な演出がしてあるのはご愛嬌かな、と好意的に受け止めました
確かに そうですよね。
私もそういう風に寛容に考えられるようにせねば!
私は、主人公とプラモの師匠の凸凹コンビが気に入りました。エンタメなので、多少派手な演出がしてあるのはご愛嬌かな、と好意的に受け止めました(笑)。