ポコアポコヤ

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「トリポッド」と西島大介

2006-10-26 | 小説・漫画他

ジュブナイル(中高生~若い人向けのSF)の有名作品らしい「トリポッド」を読んでみました。
そもそも家の子供が、お気に入り・行きつけのSHOPの「ビレッジバンガード」で、この本の表紙に目が留まり、中をパラパラ見たらおもしろそうだったと言う⇒滅多に本を読まない家の子に、本を読ませる良い機会!とばかりに図書館で私が予約して借りて来た⇒1巻を面白く読んだみたいなので、続けて2,3,4を借りて来てあげたら、一気に4巻読み終わるほどのはまりよう⇒世間での評判をあちこち見ていたら、この本を読んだ方々の何人もが「自分がいつか結婚し息子が出来たら、是非読ませたい本!」と言っているじゃありませんか。そんな本なら私も読んでみねば、と思ってしまった訳です。


トリポッドとは?
三本足の謎の宇宙ロボット?。トリポッドが地球に侵略して来る、それを13歳の男の子が仲間と・・・という内容。1960年代後半に書かれた小説らしいのですが、古さはあまり感じないし、少年の冒険モノとして楽しく読めます。2,3,4巻が先に書かれ、その20年後に1巻が書かれたということで、1だけは2の100年前のお話です。

-ハヤカワ文庫SF-
『トリポッド 1 襲来』-When the Tripods Came
『トリポッド 2 脱出』-The White Mountains
『トリポッド 3 潜入』-The City of Gold and Lead
『トリポッド 4 凱歌』-The Pool of Fire
作:ジョン・クリストファー John Christpher 訳:中原 尚哉 カバー/挿絵:西島大介

旧版:学研「三本足シリーズ」全3巻 訳:亀山龍樹 画:武部本一郎

読んだ感想は?というと、私は2巻が少年の冒険ものだったので、一番面白く読めました。全般的に、死ぬ描写とかが、異様にアッサリ描かれているのには・・・
あと友情が深まる経緯を、もっと描いてくれたらな~なんて思ったりもしましたが・・、4巻の途中ちょっと読むのにダレて来ちゃったものの、ラストのしめ方(もうひとひねり・・というか・・・ソコが良かった!)で、この小説の評価がアップしちゃいました。

表紙の絵を描いていらっしゃる西島大介さんとは?
西島大介さんのサイト イラストが一杯
このトリポッド4冊の表紙の絵は、それぞれが、つながっており、ぐるぐる終わり無い様になっていて面白いんです。

1984年には、イギリスBBCで13回のドラマ化もされたそうです。
主人公ウィルは以外とハンサムな少年が!
その他、それそれの出演者のお顔写真の画像は、こちらをどうぞこちら

トリポッド関係のまとめ(すごい情報量と、画像リンクなど充実!!)ディズニー社が、映画化も考えているとか。確かに映画化すると面白そうな内容だ。

あまり普段SFとか、ジュブナイルなどのジャンルの本は読んだりしないのですが。
「夏への扉」ロバート・A・ハインラインの1957年に発表されたタイムトリップ小説(世界三大SF作家の一人ハインラインの最高傑作の一つで、ハヤカワ書房の投票では一位に輝いたこともあるらしい 山下達郎に同名曲有り)とか、旦那が好きだったフィリップKディックの本を、何冊か読んでみた以来かも・・

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