カナリア Canaryを見ました。この映画は、「地下鉄サリン事件」をモチーフに、カルト教団崩壊後に孤児となった少年たちの生きる姿を描いた作品です。
2005年の邦画ベスト10で、かなり上位にランクインされていたのと、昔ananはじめ有名モデルさんだった甲田益也子さんも出てるし・・・タダで貸してもらったし・・ということで見てみました。
甲田益也子 82年anan金子功担当ホワイトウェディング写真と、with立花ハジメ写真
出演 石田法嗣、谷村美月、西島秀俊、りょう、甲田益也子
監督・脚本/塩田明彦(黄泉がえり、害虫の監督さんだそうです。私は両方ともあまり好きな映画じゃなかったです)
カナリア公式HP
上の写真は、主役の少年演じる石田法嗣と、その母役の、甲田益也子さん
甲田益也子さん、痩せたなぁ・・・(前から痩せてたけど・・・)
映画を見た感想は、う~~~辛かったです、やっぱり。
この映画、好きではないけれども、でも真剣に見ちゃいました。
この映画を見ながら、「誰も知らない」と、なんとなく似た部分を感じてとても辛かったです。親の都合で、無防備な子供達が悲惨な状態におかれてしまう部分
が・・・。 →以前書いた感想文「誰も知らない」 柳楽優弥
主役の2人、石田法嗣、谷村美月さんたちが、とても上手で、特に谷村さんは将来有望かも?という気が・・・。彼女の関西弁がやわらかくて良かったです。
ところで、検索して偶然知ったことには、オウム脱会した人達が集まる会が、カナリヤの会というんですね。そのサイトも少し読んで見ました・・・。
あの時10歳だったお子さんだったら、今21歳なんですよね・・・。自分の意志じゃなく、親の勝手で一緒に入信させられて、、今になっても、そしてこれからも、過去に会に入っていたってことで差別を受けたりするなんて・・・・そして、あの時被害に遭われた方やご家族などを思うと、とても辛すぎです・・・。こんな地下鉄事件のような酷い無差別殺人とかって、怖ろし過ぎ、ユルセンです。
あの事件の前後って、TVで特集とかしょっちゅう組まれていて、関係無いインドまでが、なんだかとばっちりを受けた?感がしていました(私だけかな・・)あの教団が、インドの名前とかをよく使ったりしていたせいもあって、なんとなく不気味なイメージが少々世間の人の中に・・・・。なんとなく、それまではインドの特集とか多かったのに、あれ以降激減した様な・・・。
宗教団体って、マインドコントロールしてしまうんですよね・・・・。実は私の知人に、オウムじゃありませんが、宗教団体に入っちゃった人が何人かいるんですよ・・・同じところじゃなくて、それぞれ別の処に。私の知る限りの、その2,3名に限ってですが、みんな経済的には結構良い暮らし(全財産は寄進だそうで・・・)、成績とか学歴とか上のクラスで、人柄も優しい方が多かった様な・・・。
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そうなんですか、、最低10年はかかるんですか・・・。
あの谷村さんの映画の前に流れるCM、私はなにげなく見てしまっていたのですが、kimion20002000さんは、あれを見る度に嫌な気持ちになられていたんですね・・・
ああ、「カナリアの会」というのが、実在しているんですか。知りませんでした。マインドコントロールが解けるまでに最低10年とよくいわれますが、どうなんでしょうかね。
何か事件ある度に、被害者の方とその回りの方はもちろんのこと、加害者であっても、その人の兄弟とか、子供とか、奥さんとか・・・←今日捕まった建築の・・人の先日亡くなられた奥さんも可哀想だなあ・・・って思っちゃいましたよ・・・)
実際あった系の映画やドラマって、サクセスものとかは好きなのですが、悲惨な内容は、見るのが辛くて、実はあんまり好きではないんですよ・・・
「誰も知らない」後味悪かったです・・・2度見ようと思わないですなぁ・・・
すごいわ~。本当に羨ましい限りです!!レイさん、実は凄くスリムなんじゃないかなー!って推察。
でも、ハリに、たまに通っていらっしゃるんですか?
筋肉使いすぎって、一度言われてみたい~~っ!
私は全身ぷよぷよしてるから、締めたいですよー!
「アンダーグラウンド」
レイさんの文読んで、決めました。
読むことにします(^_^)/
さっそく図書館にリクエストしてみます。
物語って立場を変えて見ると感想は全く違ったものになりますよね。
子供の場合親を選択する事は出来ないし、生活能力
がない訳で・・・。
結局親に従うしかチョイスはない訳ですよね?!
多感な時期にこう言う経験をしたらどうなんでしょうね?!
「誰も知らない」も後味が悪いと言うか・・・。
確か巣鴨の子供置き去り事件がベースでしたよね?!
実際起こった出来事を映画した場合、映画と現実がオーバーラップしませんか?
今、子供達はどうしているだろうか??・・・って。
オウムはまだ終った事件ではないし、見る側も複雑な心境になりますよね。
精神統一(爆笑)には、、、、どうだろうか。
大体が、注意力散漫だしねぇ。
でも、この前ハリの先生に「筋肉使いすぎだよ」って
言われちまいました。
なんでも、やりすぎて良いこと無いんですよねぇ。
「アンダーグラウンド」
もし、お借りになれれば、是非読んで見ては?
なんだろうか。。。。すごく大変なことを経験なさった方たちなんだけど、それぞれの感じ方、その後の
気持ちが、全部違っていて(あたりまえなのですが)
こういう言い方はすごく失礼になるかもしれないんだけれど、人間って素敵だなぁ、、と思ってしまうんです。
普通の人、、なんて一波一からげに言うけど、
とんでもない!それぞれがそれぞれに懸命に生きてるんだなぁ、、って思いました。
>村上春樹さんの「アンダーグラウンド」
おっ、読書中ですね!私も興味津々だったのに、図書館で予約待ちが凄くて諦め・・・それからは月日が流れて今度は借りようと思っていたのを忘れてしまっていました・・・・
レイさんのおっしゃる通りです!!
>だんだんあの一連の事件が風化していくのを、何かの形で残したり、考えたりしていかないといけないなぁ、、と思います
だから、そういう点では映画の出来・不出来とは別としてですよね。(なんて書いたら、この映画、不出来作品みたいに感じられる人がいるかもしれないけれど、そんな事はなくて、ちゃんと普通に良く出来てました)
うわ~~!レイさん、まさに、この事件でとばっちり受けられた張本人でいらっしゃったのねー(T_T)。ヨガのインストラクターだなんて、レイさんすご~~い!!長く続けられているんですねー。しばし尊敬!!
精神統一とかになりそうだし、ダイエットにもなりそうだし、良いなぁ~レイさん!!
「アンダー・・」のほうはサリン事件の被害者の方たちのインタビューなので、オウムが許せん!!!
っていう憤りで一杯になります。
でも、こちらは又もう一方の被害者ともいえる、
家族の話なんですねぇ。
だんだんあの一連の事件が風化していくのを、何かの形で残したり、考えたりしていかないと
いけないなぁ、、と思います(映画の出来はさておき)
全然関係ないんですが、ちょうどあの事件のころ
ヨガのインストラクターをしている関係で、すごく
肩身の狭い思いもしたんです。「え??ヨガ?大丈夫?」みたいな(笑)。
ポスター貼らせてもらえなかったり、会場かしてもらえなかったり、、それで、余計にオウムには恨みが・・・(笑)
ところが、マスコミのせいで、今じゃすんごい流行りもんやってる人って思われて・・。
ずっと同じことしてるのに、マスコミはいいかげんですよねぇ。
「A」っていうのは、知らなかったです。誰も知らないとか、ああいう感じの作品なんですね・・・。でも、現象さんと同じに、私も、もうこの手の作品は、もうイイや・・・あまり見たくない・・って気持ちです(^^;
宗教顔!!爆笑~~。確かに、とても合ってました。それって、きっと適役だったor演技が上手かったって事ですな♪
>人物を掘り下げているようで掘り下げていないという感じがしたかなぁ
現象さん、鋭い・・・。
私も、この監督の映画、これ含めて3つしか見てないから、こんな事言うのは、なんですが、あまり相性が良くないのかもしれません・・・・
なんとなく宗教顔だなぁとか思ってしまいましたw
あまり内容を覚えてないのですが、
人物を掘り下げているようで掘り下げていないという感じがしたかなぁ、たしか。
塩田監督といえば見たのはこれと「この胸いっぱいの愛を」ぐらいで、
感想としては「この監督の作品はもういいかな」的評価です^^;