先日、映画「硫黄島からの手紙」を見て、伊原剛志さん演じる「西竹一」という人に興味が湧いたので、彼について書いている本を読みました。
映画の感想文はこちら⇒「硫黄島からの手紙」重厚で良かったです!
バロン西(男爵・西)西竹一とは
ロサンゼルス・オリンピックの馬術競技で金メダルを取り、カリフォルニア、ヨーロッパに滞在したこともある、お金持ちでちょっと遊び人で、自由主義者でもあった男爵。硫黄島の戦いで、戦死。
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「オリンポスの使徒 「バロン西」伝説はなぜ生れたか 」 大野芳
文芸春秋 1984年7月
有名な「バロン西への投降勧告」
「オリンピックの英雄バロン西、君を失うことは惜しい。こちらに来なさい。我々は君を手厚く取り扱う。」 と、硫黄島戦の末期、米軍が拡声器でこのように呼びかけたという伝説?についても検証されており、やっぱり、これは本当にあったことではなさそうなのかな・・・という感じでした。
彼の生い立ち(正妻から産まれた長男というわけではなかったことに少し驚き。彼の父は子供運が無かったというか・・・随分幼くして子供を亡くされてしまった方なんですよね・・)や、写真も何枚かあって、「人の乗ったオープンカーのジープ風の車の上を馬で跳んでいる写真」にはビックリ@@
彼自身は、175cmで、当時の日本人には珍しく、胴が短く足が長かったと、何度も記載がありましたが、写真を見る限りは、スタイルの良さとかは、よく解りませんでした。わざと衿を高く仕立てた(おしゃれ心で)そうですが、逆に首が短く見えてしまって損をしている気もしないでもなかったけれども・・・。
そして、奥様の綺麗なこと!!女優さんと言われても疑わない美貌!!!
上の写真の座ってる女性の右側。 西竹一さんは、後ろの中央、一番背の小さな方。写真載せるのは、マズイだろうな~と思い、小さな写真ですいません。本では大きい写真が他にも幾つか載っています。着物を着て子供達を連れている写真でも美しい~。若い頃、美人3姉妹で有名だったそうです。(上の写真、問題あれば削除します・・)
何故こんな、お金持ちで高い階級の男爵が、硫黄島に行かされる?様になってしまったのか・・・の経緯や、華やかだったロスオリンピック関連のことなど、色々書かれており、興味深く読みました。
硫黄島で、米兵の手紙を読み上げたエピソードや、米兵の傷の手当てをしてあげなさいと言ったことも本当でした。
ネットサーフィンをしていて、偶然たどりついた、2ちゃんねるの掲示板で、西さんの親類の方や、接点のある方がコメントを書いていて、びっくり!!
2ちゃんねる「西竹一」
掲示板に親類の方が載っていたのはびっくり。
調べたlatifaさんもすごい。
興味がわいてきました。
掲示板、行って見て来られたのですね。
かなり近い存在の親類の方の書き込みには、ビックリです。2ちゃんねる、変な人もいるけれども、こういう事もあるから、やっぱりあなどれないです^^
yottyanさんも、もし劇場orレンタルで、硫黄島を見られたら、レビュー楽しみにしていますね
面白い掲示板ご紹介いただき、へーと言う気分です。
今日は、コメントも追加で頂いて、どうもありがとうございました。
リンク先の、2ちゃんねるご覧になって下さったのですね