『山の郵便配達』のフォ・ジェンチイ監督が、中国の古都・重慶を舞台に
屋台をやってるバツイチのお姉さんを描いた映画。
「故郷の香り」を見る前に、やっぱり先に「ションヤン」を見ておくべきかな?
と思ってレンタルビデオ屋さんで借りて来ました。
「山の郵便配達」が私のお気に入りの映画5本の指に入る程の作品ですが
この映画は、いまいちでした。
内容があんまり私には集中出来る内容ではなかったし、意地悪い兄嫁との
いさかいや喧嘩のシーン等も、気持ちが良いものではなかった、
予告編動画
監督さんは、近代化都市化がどんどん進む重慶と、昔ながらのどんどん
無くなって行く街並み等を描きたかったんだろうな・・とも思いましたが
確かに映像で、それを哀しく表現しているシーンが幾つかありました。
しかしながら、残念ながら私には、あんまり胸に強く伝わって来るタイプの
映画ではなかったです。
主人公のお姉さんはとても美人ですが、いかんせん煙草を吸い過ぎの気が・・・
そして、毎日店に通い続けている中年のおじさんが、韓国映画「シルミド」の
親分出の人(サンシャイン・オブ・ラブ)にも刑事役で出てた人に似ていた。
若くて美人のお姉さんとこのおじさんは、釣り合わないと思う・・・。
特典映像で見た、主人公のお姉さんタオ・ホンさんは、映画の中とは
髪型が違うせいか全く別人に見えました。お顔は凄く美人なのだけれど
私が好きなタイプではなかったし、ふくらはぎがしっかりしていて、
あまり綺麗な足では無かったのがちょっと残念でした(足にすぐ目が行って
しまう性分でして、綺麗な足の人が大好きなので)
以前書いた「山の郵便配達」「故郷の香り」についての文はこちら
2002年映画
監督 / 建起(フォ・ジェンチィ)(「山の郵便配達」)
脚本 / 思蕪(ス・ウ)(「山の郵便配達」)
製作 / 黄誠堅(ホァン・ツンジェン)
キャスト / 陶紅(タオ・ホン)、陶澤如(タオ・ザール)
★以下ネタバレ★文字反転して下さい
ちょっとなぁ・・・あのおじさんが、あのお姉さん見たさの為に毎日
1年も通っていたわけじゃなかった・・・っていうのは、驚きでした。(途中からは
目的変わったにせよ・・・)
それに、やっとやっと、初めてやっちゃった後の、あのおじさんの発言・・・
おいおい。。。。。。って思いましたよ~。
お姉さんがもう2度と合いたくない!ってキレるのは、よ~く解りました。
お姉さんが可哀想になってしまった。は~あ。
でも、あんなに綺麗なお姉さんなら、たとえバツイチだろうが、何だろうが
すぐに男がワラワラ群がって来るに違いありません。
ラストでは、やっぱり今度はよさげな若い絵描きのお兄さんが登場しましたもんね。
元々男性がほっとく訳が無い様な人ですもんね。
それと、お店で可愛がってた妹分を、嫁がせちゃったんですが、あの妹の
手首にあざがあるのをめざとく発見しましたよね?
あれは、嫁ぎ先で、暴力受けてるって事なのでしょうか・・・?
あの妹分が哀れでしょうがなかったです。かなり可愛い顔してたのに
(田舎出身という設定だったので、わざと口の上のおひげを剃らなかった
のかな・・・?
とにかく早く「故郷の香り」を見たいです
ってゆーか、今までアート系ミニシアターで中国映画よくかかってたけど、最近はどうも韓国映画にとられてるような気がします。
映画見てないんですけど、「刑事役のおじさん」だけは異常に顔がはっきり浮かんで、まるであの俳優が出てるような錯覚に陥りました(笑)
目が行っていたんですよ。
KNTV解約したから、この機会に今まで見てなかった
作品とか見なくちゃ!って立て続けに見て行こうと
思っている処なんです。
刑事役のおじさん・・・韓国俳優のあの人は結構
好きなんだけど、この映画でのおいちゃんは、
あんまり好きじゃなかったです・・・