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すこしずつ形になっていくのがいい。

つけペン hocoro見つけたよ

2021-12-23 18:00:00 | 文具とか手帳デコとか
万年筆をお使いの皆さん、インクの交換どうしてますか?

コンバータがどうこうとかのベタにインクの交換方法ではなくてですねー。
きっと、好きな人って、色んな色のインクを持ってると思うんです。
今日はこのインク、明日はこのインクを使いたい!
そんなとき、他の人ってどうしてるんだろう?

HERBINのミニインクのセットを買うときにこの問題にぶち当たった私はガラスペンを購入しました。

ところが、ガラスペン、ちょっと太くてですねー。
ペンは細い方が好きなんです。
大好きなペンテルさんのjuice  upの新シリーズ『クラシックグロッシーカラー』も、ちょうど欲しかった色味で発売を知って「わーい!」と喜んでたら、0.4と0.5だけ…。
0.3は……?
なので、購入は断念しました(涙)
というぐらい、細さ命なんですけど、ガラスペン、ちょっと太い。
中字と言われるぐらいの太さなんじゃないかなぁ。
(後日、文具店の方から、試し書きして買うべき!細いのもあるよ!と教えていただきました。)


普段はPILOTさんのKAKUNOの極細字(EF)を使っています。
コンバータ使用で好きなインクを入れてますが、これもそんな頻繁に色を替えられるわけではない。
なので、何本か使ってますが、キリがない…。
で、最近はKAKUNOをつけペンのようにして使っています!
でも、使い終わったら、水にとぽんと浸けて洗わなくちゃいけないんですよねー。
短時間で何色もは使えない…。

そんな中、朗報がっ!
セーラー万年筆さんから、新しいペンが発売されるそうな。
しかも、『万年筆用ボトルインクを、より簡単手軽に利用できる万年筆ペン先のつけペンです。とな!
欲しかったやつやーん!
もう、まさにこれ!
万年筆ペン先のつけペン hocoro』です!

2021年12月20日から発売(Amazonでは10日から先行発売)で、ようやく手に入れました。
実は先週16日、文具店巡りの機会があって、探し回ったっていうオチ付き…。
Amazon先行発売だから…。



じゃーん!
細字のシロ軸を購入。


箱、ちっさ!って思ったら、ペン先が本体に収納できるからで、KAKUNOと比較しても短いわけでもなかった。


ではでは、早速書いて見ますか!


手持ちのペンと比較してみます。


途中でKAKUNOの細字(F)も参戦。


hocoroが、『細字』だったので、極細フェチとしてはどうかなって思ってたけど、そんなに太くはなかったです。



左がhocoroで、右がKAKUNOの『極細字』(EF)。
ちょっとhocoroのペンポイントの方が大きめかなぁ。

筆跡はKAKUNOのFよりは太いみたいですね。
書き味の好みは極細派なんですけど、実際、万年筆でインクのフローを楽しむなら、KAKUNOで言えば③『細字』(F)以上がいいのかもねーとは思います。
インクで書いた感がちゃんと出る気がする。

④のサジペンは、原点回帰でつけペンに戻ってみようということで使ってみましたが、案外、字を書くのが難しい。
ペン習字をされる方は最終的につけペンに辿り着く的なことを聞いたことがあって。
確かにカリグラフィーとか、強弱を付けて書くにはいいかなー。
普通に字を書く分にはニュアンスが出過ぎて扱いづらいかもという印象です。
文字遊びするときに使いたい。

hocoroは、一見、軸も細いしツルツルしてるかなーと思ってたけど、指がすべるとかはなかった。

少し、ニブがしなる気がしたけど、セーラー万年筆を使ったことがないので、セーラーさんの特性なのかどうかはよくわかりません、ごめんなさい。

もちろん、つけペンなので、頻繁にインクを付けなくちゃいけないけど、当然かぁ。


左がKAKUNOの裏側ですが、インクを蓄えられるようになってる。んですよね?
溝がいっぱい。

hocoroは可愛くて、


ハート穴がほんとにハート♥️
溝の部分がないから透けて見えてかわいい💕

インクの交換という点では、ほんと楽ちんです。
つけペンだもの。と、みつを風に言ってみるww


書き味は好みですもんねー。
やっぱりKAKUNOの『極細字』(EF)が一番なんですよねー。
使い勝手はhocoro。
上手に使い分けていきたいかな。

あー、ますますインクを集めたくなる。
PILOTさんの色彩雫が新色が増えて、今のところ27色。
神戸三宮のナガサワという文具店が出してる『Kobe INK物語』というインクが、もうヨダレが出そう。私が知ったときは61色で、増えに増えて今は90色近くもあるんですよー。それぞれ名前がオシャレで、「塩屋ブルー」とかね。たまらんっ!
他にもご当地インクってたくさん出てて、ほんとインク沼だけははまっちゃいかん!とセーブしてます。
がんばれ、私!
X masプレゼントに色彩雫全色買いそうになったけど!ww
色見本見てるだけで楽しい!ってことにしとこう(笑)






色彩雫 露草・稲穂・夕焼け

2021-12-03 19:00:00 | 文具とか手帳デコとか
パイロットコーポレーションさんから出ている『色彩雫』というインク。

ここ最近、廃盤になる色があるらしいとのウワサを聞いて…。
『インク沼』にはハマるまい、と自重してたんだけど。
ほんと、キレイなインクが星の数ほど出てるんだもん。
ラメ入りのとか。
ボトルも可愛くて、もうひたすら並べて眺めてたい癖があるので、手は出しちゃいかんと戒めていたのにっ!

ちょうど、月にひとつぐらいご褒美(ご褒美って何のご褒美?ww)に買ってもいいんじゃないの?と自分に優しい私の中の小人サマが囁いてたタイミングだったのもあり。

「廃盤になるのかそりゃいかん!」と大義名分を手に入れたのでいそいそと買いに行って来ましたww

廃盤なるのが、『露草』『稲穂』『土筆』の3色。
『露草』と『稲穂』が欲しくて。
オレンジ系のインクはHERBINの『orange』は持ってるんだけど、もっとパキッとしたオレンジ色が欲しくて、『夕焼け』も一緒に買いました。

じゃーん!


バラでも販売してくれるお店だったんだけど、3色購入したので箱に入れてくれました。


わー、もう、この箱も捨てられないやん!



やっちまった3色。
後悔はない!(キリッ)


では、さっそく試し書き。

おおおおお!筆を洗ったビンの水までキレイ!
この『露草』がなくなると聞いて、お店に走ってんですよねー。
キレイ。
青が1番好きな色なのに、なぜかインクで持ってなくて。
これ、最後のひとつだったんです。
お店の人に聞いたら、やっぱり廃盤のウワサを聞いて(公式な発表はまだないんですよねー)買いに来る人いてますよ、って。
今日行っといてよかった。



3色書いてみました。
『夕焼け』もいいなぁ。
『冬柿』と悩んだんですけど、深みのないオレンジがよかったので。

色々使ってみたいと思います。



お店の人と万年筆の話になって、
「万年筆もパイロットですか?」
「KAKUNO使ってます。」
「新しくパイロットから出てるんですよ。こっちがFで、こっちがMで。」(FとかMはニブ(ペン先)の種類のことで、太字とか細字とかで、ざっくり、線の太さを表してるようなもんです。)
「EFないんですねー。」
って、所から筆記具は細い方が好きって話が盛り上がって!
他のお客さんが来なければ小一時間ほど語り合いたかった!
とはいえ、そんなに詳しくはないんです。
プチプラ万年筆しか持ってないし。
でも、絶対、お店の人はプロだから、楽しい話が聞けそうじゃないですか!
ガラスペンの話、もうちょっと突っ込んで聞きたかった。
(ぜひぜひ試し書きしてから買って下さいって。)
こんなに文具が盛り上がってるのに、周りに文具女子、いないんですよねー。
語りたい!(笑)


さあ、何書こうかなあ。



東福寺と墨染桜

2021-12-02 19:00:00 | 雑記
京都、東山の東福寺に紅葉を見に行きました。




夜間拝観。
通天橋から方丈を向いて(のハズ…)。


京阪電車で行ったのですが、途中に墨染、深草の2駅があって、とある短歌を思い出しました。







深草の野辺の桜し心あらば
    今年ばかりは墨染に咲け


古今和歌集に収められていますが、私が知ったのは源氏物語のマンガとして有名な『あさきゆめみし』。
藤壺の宮様崩御のときに、光源氏の慟哭のシーンがあり、この短歌が引用されているのです。
作画に圧倒されたのを覚えています。


東福寺の紅葉はキレイでした。
夜間拝観は3部制になってて、人数どれぐらいいたんだろう?
昼もコロナ前に比べたら格段に空いてたけど、夜はもっと少人数。
貸し切りのようでよかったです。