日本書紀 巻第十九 天国排開広庭天皇 三十四
・百済、救援を請う
八年夏四月、
百済は、
前部德率眞慕宣文
(ぜんほうとくそちしんもせんもん)、
奈率奇麻(なそちがま)等を遣わして、
救いの軍を乞いました。
そこで
下部東城子言(かほうとうじょうしごん)を
貢して、
德率汶休麻那(とくそちもんくまな)と
代えました。
九年春正月三日、
百済の使人、
前部德率眞慕宣文
(ぜんほうとくそちしんもせんもん)等が、
帰国を請いました。
それで詔して、
「乞うところの救いの軍は、
必ずまさに救いを遣わそう。
よろしく、
速やかに王に報(しら)せよ」
といいました。
(感想)
8年夏4月、
百済は、
前部德率眞慕宣文、奈率奇麻らを派遣して、
救援の軍を乞いました。
そこで下部東城子言を献上して、
德率汶休麻那と代えました。
9年春1月3日、
百済の使者、
前部德率眞慕宣文らが、
帰国を請いました。
それで詔して、
「乞うところの救援の軍は、
必ず派遣しよう。
よろしく、
速やかに王に報告せよ」
といいました。
明日に続きます。
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