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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第56景 「駒形堂吾嬬橋」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景を訪ねて
第56景 「駒形堂吾嬬橋」


曇り空にはホトトギスが飛んでいます。

近景、左端には駒形堂、右端には材木が描かれています。

中景左端には吾嬬橋が描かれています。

中央にたなびく赤い旗は、白粉や紅などの化粧品を売る小間屋「紅屋百助」の旗と思われます。
 

吾嬬橋



吾妻橋(あづまばし)は、隅田川に架かる橋です。西岸は台東区雷門二丁目、東岸は墨田区吾妻橋一丁目。

「竹町の渡し」と呼ばれた渡し舟があった場所に、1774年(安永3年)に創架された橋です。

江戸時代にかけて隅田川に架橋された5つの橋のうち最後の橋で、その後幾度かの架け替えが行われたとされています。

名前については、初めは隅田川が「大川」と呼称されていたのにちなみ「大川橋」と呼ばれていましたが、東岸方面の向島にある「吾嬬神社」へ通じる道であったことから転じて「吾妻」となった説があります。

現在の橋は、昭和6年(1931年)に架け替えられたものです。

構造形式 – 3径間鋼ソリッドリブタイドアーチ橋
 

駒形堂



駒形堂(こまかたどう)は、東京都台東区雷門二丁目にある堂です。

馬頭観音を祀っています。
 

駒形とホトトギス


「君は今駒形あたりほととぎす」

江戸時代の人々には、駒形とホトトギスといえば「君は今駒形あたりほととぎす」と思い浮かぶほど有名な俳句です。吉原の花魁、二代目高尾太夫の作と言われています。
 


描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。





駒形堂の境内より隅田川方面を撮影してみました。



最後に

作品の構図により近づけようと駒形堂の境内より撮影してみましたが…

何を撮影してみたかったんだ?
という写真になってしまいました。

せめて、電線がなかったらもう少しましな写真になるんですが。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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