市谷亀岡八幡宮
概要
東京都新宿区市谷八幡町にある神社です。
神紋・社紋
主祭神
誉田別命
(ほんだわけのみこと)
気長足姫尊
(おきながのたらしひめのみこと)
與登比売神
(よとひめのかみ)
創建
文明年間
例祭日
8月
略縁起
太田道灌が文明11年(1479年)、江戸城築城の際に西方の守護神として鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を祀ったのが始まりです。「鶴岡」に対して亀岡八幡宮を称しました。
当時は、市谷御門の中(現・千代田区内)にありましたが、その後戦火にさらされ荒廃しました。
江戸時代に入り寛永13年頃(1636年頃)に江戸城の外堀が出来たのを機に現在地に移転しました。
江戸時代には市谷八幡宮と称し、境内には茶屋や芝居小屋なども並び人々が行き交いました。
境内
社殿
手水舎
鳥居
階段
狛犬
境内社
茶ノ木稲荷神社
御祭神
稲荷大神
(いなりおおかみ)
保食神
(うけもちのかみ)
弘法大師開山茶ノ木稲荷神社市谷亀岡八幡宮の現在の境内地は、今を去る事千二百年以上前に弘法大師が開山し稲嶺山(いなりやま)と申しました。市谷亀岡八幡宮は江戸の初期に遷座するまでは、この茶ノ木稲荷神社が約七百年に渡りこの山の本社だったのです。「眼病平癒伝説」御祭神は、古来病気平癒に特別の信仰があります。古くから伝わるところによれば、昔この山に稲荷大神の御神使の白狐が居ましたが、ある時あやまって茶の木で目をつき、それ以来崇敬者は茶を忌み、正月の三ヶ日は茶を呑まない習俗がありました。特に眼病の人は一七日、或は三七日二十一日の間茶をたって願えば霊験があらたかであったと言われており、その他様々な願いが成就したということです。【御神威】遠く四方に輝き。江戸時代には参詣者は常に絶えることなく、全国の稲荷番付には前筆頭に位置し毎春初牛の祭りはもとより、毎月々の御祭日には、神楽の奉奏、演芸の奉納等も行われ縁日も立ち賑わいを極めました。今日のインターネットの普及により再び全国からお守りやご祈祷の依頼が増えています。○ご祭礼・初午祭(節分の後、最初の午の日)・五月十一日、・九月十一日慈眼観眼平癒祭(十月十日前後の日曜日)境内掲示板より引用
金刀比羅宮
御祭神
大物主神
(おおものぬしのかみ)
崇徳天皇
(すとくてんのう)
大黒天
出世稲荷神社
御祭神
宇迦之御魂大神
(うがのみたまのかみ)
住所
東京都新宿区市谷八幡町15
アクセス
JR市ヶ谷駅
徒歩5分
最後に
参詣した際、境内でペットの写真撮影をしている方がいらっしゃりました。珍しいなぁと思っていましたが、後で調べてみますと、亀岡八幡宮ではペットと一緒に初詣ができるとのこと(予約制)。また、ペットのお守りもあるそうです。珍しい神社ですね。
参拝したのは、2021年の秋。紅葉が素晴らしかったことを思い出します。
参考
Wikipedia
市谷亀岡八幡宮HP