大田田根子
(おおたたねこ)
大物主神の子
母は陶津耳(すえつみみ)の娘、
活玉依姫(いくたまより)。
神君(三輪氏、大三輪氏、大神氏)、
鴨君(賀茂朝臣氏)、
石辺公の祖神とされる。
・別名
意富多多泥古命
大直禰子命
「日本書紀」では
日本書紀巻第五では、
このように登場しています。
”「天皇よ、もう憂うことはしなくてもよい。国が治まらないのは、我の意志によるものだ。もし、我が子大田田根子(おおたたねこ)に我を祭らせたなら、たちどころに平安になるだろう。また海外の国も、自然とひれ伏すであろう」”
大物主大神の子です。母は活玉依姫。
大物主大神の意志により、
大物主大神の祭主となりました。
大田田根子は三輪君等の始祖です。
主な神社
大神神社摂社・大直禰子神社(奈良県)
賀茂建角身命
(かもたけつのみのみこと)
陶器村の首長
活玉依媛の父。
・別名
鴨建角身命
八咫烏
(やたがらす)
八咫烏鴨武角身命
(やたからすかもたけつのみのみこと)
三嶋湟咋
(みしまのみぞくい)
三島溝橛耳神
(みしまのみぞくいみみのかみ)
陶津耳命
(すえつみみのみこと)
陶津耳
(すえつみみ)
天日方奇日方武茅淳祇
(あまひがたくしひがたたけちぬつみ)
「日本書紀」では
日本書紀巻第五では、
このように登場しています。
”大田々根子に、「汝は誰の子だ」と問いました。「父は大物主大神といいます。母は活玉依姫(いくたまより)といいます。陶津耳(すえつみみ・陶器村の首長)の娘です。」と答えました。”
異伝では、
大田田根子の母は、
奇日方天日方武渟祇
(くしひかたあまひかたたけつぬつみ)の
娘であると伝えています。
日本書紀巻第五では、
名前のみの記載で、
詳しい活躍は記されていません。
そのほか
・八咫烏、八咫烏鴨武角身命について、
詳しくはこちら、
主な神社
賀茂御祖神社(京都府)