高校 日本史B 弥生時代
重要ポイント
・弥生文化の特徴
稲作 金属器 続縄文文化 貝塚文化
・稲作
木製農具 鉄製農具 石包丁
田植え 高床倉庫
・金属器
銅鐸(どうたく) 銅剣(どうけん) 銅鏡
弥生文化の特徴
○稲作と金属器が特徴
(機織りも行われる)
○同時代の北海道と沖縄
・北海道 続縄文文化
・沖縄 貝塚文化(南島文化)
稲作
水田 | 耕作 | |
前期 | 湿田 (低湿地) | 木製農具 ①木鋤・木鍬 ②田下駄(沈下防止) ③えぶり(田ならし) ④大足(肥料踏込) |
中期・後期 | 乾田 (灌漑施設) | 鉄鋤・鉄鍬 鉄製農具 |
・稲は大量の水を必要とします。
ではどこから水をもってくるのか?
最初は低湿地で稲作を行っていました。湿田
その後、
水の灌漑施設が発達し
水の調節ができるようになりました。
籾 | 収穫 | 脱穀 | 貯蔵 | |
前期 | 直播 | 石包丁で穂首刈り | ①木臼 ②竪杵 | ①貯蔵穴 ②高床倉庫 |
後期 | 田植え | 鉄鎌で根切り |
前期の頃は直に種を播いていました。
その方法では、
実り方がバラバラで収穫の際、
一つ一つ実りを確認しながらの収穫で
手間がかかりました。
そこで後期になると田植えが始まります。
田植えにより一株はだいたい同じ時期に
収穫期を迎えることになります。
確認する手間が省かれ、
収穫も鉄鎌で一気に
収穫することができるようになりました。
・石包丁は磨製石器と
押さえておくとよいでしょう。
・高床倉庫
ネズミ対策と湿気対策のために
高床になりました。
稲作の遺跡
水田跡
・板付遺跡(福岡県)縄文時代~弥生時代
・茶畑遺跡(佐賀県)縄文時代~弥生時代
・砂沢遺跡(青森県)弥生時代前期
・登呂遺跡(静岡県)弥生時代後期
金属器
実用的な鉄器と、
祭事のための青銅器が
使われるようになりました。
○鉄器(実用的)
鉄剣、刀子
○青銅器(祭器)
・銅鐸 畿内
・銅剣 瀬戸内(平形)北九州(細形)
・銅矛 北九州(槍)
・銅鏡 各地
銅剣、銅鐸の遺跡
・神庭荒神谷遺跡
(かんばこうじんだに・島根県)
358本の銅剣発見。
儀式として使われたのではないかと
考えられています。
・加茂岩倉遺跡
(かもいわくら・島根県)
銅鐸発見
感想
高校 日本史B 弥生時代
をまとめてみました。
青字は、
学校のテスト、入試等によくでる
重要な事柄です。
そこを押さえるといい点が取れるかも。
何かの際にお役に立てればと思います。
明日も続きます。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。