僕はそのままの君が好きなんだ!
My Wayといえばフランク・シナトラが一番だと思ってた。
歌は言語で歌うべき。
訳詩でなんて邪道だと思っていたけど・・・。
魂に訴えかけるこの歌唱。
布施明さんのマイ・ウェイ
大ホールじゃない、音響効果が整ってるわけじゃない、 大観衆がいるわけじゃない。
無い無い尽くしだけど、そんなことは微塵も感じさせない。
全身全霊を込めて、被災された方々を励ますために語りかける歌。
時に慈愛に満ち、応援の気持ちを込め、決意を促す。
同情ではなく勇気を贈る歌。
本物、プロってこういうものかと・・・。
「ボーイハント」って肉食女子みたいなタイトルだけど・・・。
あまーいラブソング。
ちなみにボーイハントなんて英語は無いらしい。
男の子を捕まえるというよりは、
私を見つけてね!って感じかな。
CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)
「雨を見たかい?」
この歌は、アメリカが介入したベトナム戦争の頃に発売され、アメリカでは放送禁止になったんだ。
ツキのない男が、ボヤキながら、きらめくような「お天気雨の日」を夢見ているような歌詞。
それなのに、アメリカ政府はこの歌を放送禁止にしたんだ。
理由は、この歌がベトナム戦争で使われた、無差別大量殺戮兵器であるナパーム弾を連想させるため。
「ナパーム弾」は落下するときに、空気との摩擦で、雨粒のように青白く輝くということに由来している。
「水のようにきらめきながら降り注ぐ雨(the rain)」はそのスラング。
「ずっと、こんな調子さ。どうだい、『the rain:雨』を見たかい?
ピーカン照りに晴れた日に。
水のようにキラキラ降り注ぐ水のようにさ。
遅かれ早かれだって、まったく、こんなこと何時になったら終わるんだい。
この詩は当時のアメリカ人、兵士が持ち始めていたベトナム戦争に対する疑問の気持ちや罪の意識を代弁することになったんだ。
後に作詞作曲のジョン・フォガティーは、この意味を否定した。
単純にバンドの解散を予感して書いたものだと。
この時期のCCRの多くの楽曲はベトナム戦争を意識したものだったんだ。
時代も世相も変わったし、そうゆうことにしておこうかということなんじゃないかな。
真偽のほどはわからないけど、多くの人たちは、ベトナム戦争を歌ったものだと信じているんだ。
「天使にラブソング」の挿入歌。
オリジナルは1961年に発売。
可愛らしいラブソング。