台風一過のキレイな今日の明け方です
バイクを走らせ磯子の山に行ってきました(*'▽')
今朝はホントに穏やかで清々しい朝を迎えましたが
昨日はホントにコワかった・・・
先月に続いての大規模台風に
いつも以上に 気合い充分に備えに頭をフル回転させる父は
とても84歳とは思えぬシャキシャキぶりでした
先月に続いてニュースを観て心配して電話をかけてきてくれた
父の実兄(長野県飯山在住)にも
「備えるだけは備えた。あとはもう運にまかせるだけだ!」と
意気揚々と語ってましたが
築30年に近い我が家は一度も塗装の直しをしたことがないので
案の定、東側の窓や一階のカベは雨水が染みておねしょのような
シミが出来てしまいました
住めるだけ住んで どうしようもなくなったら
建て直せ!その方が安上がり。という持論の持ち主なので
こんなシミ程度、へとも思っていないようですが
このようにボロボロになりつつあるこのお家を
残して逝かれても・・・
ワタシに建て直す経済力はありませぬ・・・( ゚Д゚)
台風は20時頃をピークに
ものすごい雨風がうねりまくり
ちょっと窓を開けるだけで風圧で窓が割れそうな勢いでした
雨戸があって本当に良かった・・と心底思いましたよ~
さらに、突然、家が下から持ち上がって浮いたような
ズトン!とくる感覚を覚え
「ヒィ~!( ゚Д゚)
家が浮き上がった!」
とおののくと なんと地震でした
こんな時に何て紛らわしいの?(/ω\)しくしく
しかも直下型!
オズの魔法使いの竜巻に吸い込まれる挿絵が
頭にパッと浮かびましたよ・・・ホントに・・
震源地の千葉の人たちも さぞビックリしたことでしょう
そうこうするうちに 今度は停電!
「ひゃー停電じゃー」とランタンの電源を入れると
パッと電気が回復
「よかったー」とホッとするも数分でまた停電・・・
我が家は数分で復旧したのでラッキーでしたが
今も、まだ停電中の地域があるようで
横浜もタイヘンな一夜でした・・・(+_+)
父は気圧計を持っているので
テレビの中継よりも早く台風の進行具合を知ることが出来ます
21時ころになると
「気圧が上がってきたから もう大丈夫だ」
西の窓を開けると風向きが明らかに変わってきたので
「助かった・・・」と やっと胸を撫でおろしました
屋根が吹っ飛ばなくてホントによかったです
屋根といえば 台風の場合
屋根は飛行機の羽と同じ原理で吹っ飛ぶらしく
家の中の気圧が上がることで
風船が膨らむように押し上げてしまう?
などなど父が毎回難しい事を
ギャンギャン言ってきますが
つまり、家の中の圧を抜かないといけないそうで
風向きと反対側の窓を少し開けておくと
少しは予防になるとか、ならないとか
物理は難しくてわかりませんが
とりあえず 今回も風向きを見て西側の風呂場の窓を
開けておいたら家の中で風が流れていくが分かりました
朝になって「よかったよかった」と胸を撫でおろした父が
「さて 田舎の兄貴に連絡するか」
と、電話をしますと つながらない(。´・ω・)?
「あれ?」
続いて妹と弟の所に電話しましたが こちらも不通
あらららら・・・
ネットで千曲川のライブカメラを観てみると
なんと!川の水が
すごいことになってました
父の村は全員避難中・・・
👇こちらが春の飯山 かなり高い堤防がそびえています
歴史的に何度も大洪水に見舞われてきた地域ですが
すばらしい堤防に生まれ変わって以降、決壊してません
結構な高さもあります
川までの距離もかなりもの
👇この位置で 川まで約1/3くらい
👇で・・この道路(堤防の頂上)のすぐ下まで川水が満水状態・・
とんでもなく広大な菜の花畑の地域が全部全部水で埋まってました( ゚Д゚)
越水も時間の問題・・てな感じの状況に
父もワタシもア然です・・
越水も困りますけど決壊なんてコトになったら
母の墓石も流されちゃうではないですか~( ゚Д゚)
👇こちらは飯山線から見える千曲川
今回はこのあたりも全部、浸水のようです・・
両親の村は7時をピークに増水が止まり
減水が始まったので まだ家には帰れませんが被害はなさそうです
これより前の上流のあちこちが決壊したので
今回は助かりましたが
ここに到達するまでに
もたない箇所が何か所もあったということは
今回の雨量が
とんでもなく想像を絶する量だったということではないかと
思います
もちろん、上流が決壊したとしても
ワタシが子供の頃の堤防のままだったら
間違いなく、父の村も決壊
そして大洪水にあったと思います。
あそこまでの浸水に耐えられる堤防があってこそ
寸でのところで助かった
・・それほどに危険な状態でした
浸水被害というのは実に大変なもので
以前もブログで書きましたが
畳から何から全てパーです
汚いし重いし どうにもなりません
泥水というのは 本当に困ります
横浜を心配してもらっていたのに
まさかまさかの長野が
こんなことになってしまうとは・・( ゚Д゚)
寝耳に水とは まさにこのこと!
とにかく一刻も早く水が引き
ものすごく大変と思いますが
一日も早く復旧できますことを
祈るしかありません
飯山線から見える林檎畑も全滅かもしれませんね・・
あと少しで収穫のはずなのに
自然は 本当に怖いです
てか・・
実は従弟が長野市の篠ノ井や三才に
義理の姉は福島県の相馬の宇多川沿いに
ダンナ様の親戚は宮城のあちこちに・・
(もちろん仙台市にも)
自分の所が一番ヤバいと思っていたのに
こんなことってあるんですか?
って感じです・・・