シャロンの部屋 Around

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学級懇談会

2010年04月20日 | 日記
先週17日土曜日は、中学校の保護者会でした。
全体会合に続いて、学年懇談、学級懇談。毎年4月最初の懇談会は役員決め。
立候補を募るのだけど、なかなか手を上げる人がいない。
子供には積極性だの、なんにでもチャレンジする精神だのを求めている保護者だが、それはあくまで個人的な範囲でのことで、組織的な活動の長になったり、役割を担うのはやっぱり気が引けるというところだろうか。
自分は学級代表もいとわないので、いつも真っ先に手を上げたいところなのだけど、それはあくまで丈夫な体であれば・・・。
まずは、股関節脱臼。生まれつきで、20代後半から徐々に悪化。走る、飛び跳ねるはとんでもない、立ちっぱなしも、15分以上続けてあるくのもだめ、体重増加もだめ、重いものをもつのもだめ。股関節の痛みは常時、なので歩きすぎて痛みがひどいと痛み止めを飲まなければ眠ることもできない。最近は、問題のなかった左股関節までパキパキと音がするようになり・・・。

そして骨盤底臓器脱。内臓を支えている骨盤底筋が衰え、腸や膀胱、子宮などの内臓が下がって、女性の場合あるところを押し出して一部体外にまで出てしまう人も。
これが日常生活にどれほどさしさわるか、たぶん、ふつうの人は想像がつかないでしょう。
腰を曲げる、しゃがむ、ドアを引く、階段を下りる、手を上に伸ばす、モノを持つ持ち上げる、などすべての動作に関わっていて、体を動かすたびに、筋肉とスジがびろ~んと伸びるのがわかる。何か肉体作業をするとき、よくおなかにちからを入れて!というけど、それはいわゆる下腹、表面の腹筋だけではなく、おなかの底部にある骨盤底筋のこと。骨盤底筋は、力を生み出すための支えになっている筋肉なのです。自分で力を入れるのは筋トレになるけど、ふいに力がかかってしまうと筋肉が伸びちゃうので、この病気になるとやってはいけないことだらけになる。

臓器が落ちると、いろんな臓器が押しつぶされ、排便排尿困難、頻尿などなどいろんな不都合もでてくるし。食べることと出すことは身体機能の基本だから、ここがややこしいとふつうの生活自体がほんとうにややこしいわけで、この、身体的精神的負担たるや・・・。

ってなわけで、教室ではさすがに詳しく言わなかったけど、「学級代表もやっていいくらいやる気は満々ですが、身体的事情で引き受けられない。だけど文化委員はやります」と立候補。去年学校祭のバザーの手伝いではヒドイ目にあったんで、肉体労働は懲りたわぁ。ってか、気持ちだけで引き受ければ自分の首を締めることになると痛感した次第。

肉体的負荷満載の家事とフルタイムの仕事と、日常生活を送るだけで精一杯ですから。





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