シャロンの部屋 Around

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介護リフォーム

2010年04月01日 | 日記
今日から実家の介護リフォーム開始。
最初周囲に相談したら、300万くらいの予算じゃ何もできない、なんていわれたりしたが、なかなかどうして、300万でかなりのリフォームが可能です。トイレ、段差、手すり、引き戸、階段昇降機、スロープ、そして寒さ対策の内窓。
エコポイントを工事費にまわせるし、介護保険も少々出るし、幸い居住している町の補助金も4月から施行になるので、実際は360万相当の工事。

脳梗塞で母が倒れたのは2007年12月だったかな。失語症と右半身に麻痺が残りながらも、介助者と実家で生活していたんだけど、今年2010年1月に住居内で骨折。右足ひきずりながら歩いていたからころんだのでしょう。1月25日に手術をし、3月24日に転院。実家に帰りたがっているが、あんな家のままではとても生活できないから介護リフォームを決意したというわけ。
自分の家のローンも数千万あり、子供は私立大学に私立中学。金銭的余裕はまったくないけれど、自分で面倒は見れないから、せめて、介助者が世話をしやすい状態にしてあげないと。もちろん、またローンを組んで
リフォームの内容を考えながらつくづく、介護リフォームって、介護される側のためではなく、介護する人のためにするのだなあと実感。
親孝行なんかでは決してなく、面倒を見られない罪悪感を少しでも晴らすための、罪滅ぼしみたいなもん。


写真はわが家の玄関吹き抜けホール。自分の家を見渡しながら、ああ、将来は自分も今のような生活のしかたはできなくなるんだろうなあって。
親の老いる姿を目の当たりにすることで己の老いの心構えや備えをさせるように、神様はしくんでいるのだろうなあ。

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2 コメント

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ありがとうございます (sharon)
2011-05-09 14:48:30
コメントありがとうございます。去年のページですがお目にとまったのですね。
以前は脱衣所が畳半畳もないほど狭く、かといってろうかは寒くてとても脱衣できない状態でしたので、脱衣所周りのろうかをドアで仕切って部屋をつくり、そこに洗面台を新たに設けて広い脱衣スペースにしたんですが、仕切っただけでもボイラーからの熱でその空間全体が暖かくなり、着替えも洗面も寒さに震えることなくできるようになりました。そこがいちばんよかったです。また階段昇降機をつけたので2階の神殿にも母を運べるようになり、いっしょに勤めができると、家人は喜んでいます。
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Unknown (介護リフォーム相談員)
2011-04-12 18:01:58
ブログ拝見させていただきました。
介護リフォーム着工おめでとうございます。

同じ北海道のものです^^


介護リフォームは要介護者だけでなく、介護をする方のためにもとても重要ですね。
でも、罪滅ぼしとおっしゃいますが、お母様にはしっかりと思いやりが届いていることと思います。

ブログ読ませていただきありがとうございました。
勝手な投稿をお許しください。
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