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ぶらり江戸散歩

はんなり日記

ぜんまいに雪の結晶

2014年10月05日 12時24分42秒 | 着物

初めてのぜんまい紬、 秋田が産地として有名。 経糸に野蚕糸を使い、横糸にこのぜんまいの糸を使う。 

銀座、いち利で仕立てていただいた着物が出来上がった。 グレイブルーの地の色にぜんまいの糸が織り込まれ風合いが自然な感じで温かい。

 

あわせたのは2種類の帯。 雪の結晶の紋様の名古屋帯。これから冬に向かい、クリスマスやお正月、雪の日もありそうな季節、そんな頃にちょっとおしゃれ心を入れて。 こちらもグレイ、紫の微妙な色の地色だが意外と何にでも合わせやすいかもしれない。

そしてもうひとつの帯は京都の岡山工芸さんの染め帯、こちらは袋帯。

こちらもぜんまい紬にのせてみた。

私は染め帯、なかでも藍型が好きなのかたくさん有る帯の中から選んだのがこの藍型。 

岡山工芸は日本で初めての手描友禅での女性伝統工芸士であり、平成18年には史上初の女性友禅師「京都府伝統産業優秀技術者・京の名工」として授章された岡山武子先生をはじめ、手描友禅のスペシャリストである伝統工芸士が3名も勢揃いしています。

そんな丁寧な作業を通して作られる染め帯、 日本の伝統を守り繋いでいってほしいですね。

 


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2 コメント

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Unknown (アツミ)
2014-10-12 04:47:41
ぜんまい紬 ホッコリとした感じが いいですね。
両方の帯も素敵です。
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これからが出番です (ルリ子)
2014-10-12 17:52:10
アツミさん、

ありがとう。 どちらもこれから出番が多くなりそうかな。
冬の楽しみができました!

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