理々庵

気が向いたら更新

三回忌

2011年09月15日 | 日々徒然
三回忌を無事に迎えた昨日、感慨深いものがあった。
もう2年の月日を迎えるのか、まだ2年しか経っていないのか、どっちにも思える。この思いは、きっとはっきりすることなく続くんだと思う。未だに、誰のお墓参りに来てるのか混乱する時さえある。三回忌もそんなキモチの中で執り行われた。
人とパパの話しを普通にすることが出来るようになったのは、ここ数ヶ月だ。それまでは、どこかで涙が出ないようキモチの中で歯を食いしばり、普通を装っていた。今でもそういう時は少なくない。亡くなったことは、事実。受け止めなきゃいけない。また、生きていかなきゃいけない以上、これは乗り越えなくてはいけないし、乗り越えられる時がくるんだと、信じれるようになったのも最近だ。自分はもっと大人だと思っていたけど、大人になんて、なりきれてなかったことにも気付かされた。パパがよく「親は先に死ぬんだから、しっかりしろよ」と言っていたけど、その約束は今なお守れていない。情けない。七回忌までに約束が守れ、自信をもってパパの弔いが出来たらと秋の月を見て思う。

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