一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

ファティマの聖母

2018-05-14 07:43:27 | カトリック
昨日は5月13日はファティマの聖母の祝日でした。
マリア様がポルトガルのファティマで御出現されてから101年目に当たります。丁度今から101年前の大きな奇跡で世界中で大回心がありました。この1917年は教皇聖ピオ10世の近代主義を排斥した「パッシェンディ」から10年目でもありました。この時代の背景から推察すると二百年前から始まった新しい教えと教会が戦っている真っ只でもありました。ですから聖母マリア様のメッセージは、罪人の回心のための祈りと犠牲を私たちに訴えておられるというわけです。
とりわけ聖母マリア様のメッセージは教会の教えと全く同じであり特に注目されたのは予言でした。特に第三の秘密と言われたものは、1960年までに公開する約束でしたが、この年まで何もありませんでした。これがおそらく現代のカトリック教会に暗い陰を落としているのかもしれません。なぜならばカトリック教会の聖職者は聖母マリア様の約束を守らなかったからです。
そしてさらにこの10年以上後にマリア様は秋田で、次のように仰います。
『ロザリオの祈りをもって、司教、司祭のために祈ってください。 
悪魔の働きが、教会の中まで入り込み、枢機卿は枢機卿、司教は司教に対立するでしょう。私を敬う司祭は同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇、教会が荒らされて、教会は妥協する者で一杯になり、悪魔によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。特に、悪魔は、御子に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることが私の悲しみです。これ以上罪が続くなら、罪のゆるしはなくなるでしょう。』
ですからファティマのマリア様と秋田は繋がっている御出現と言われる所以なのだそうです。日本に御出現されたことも本来注目したいところです。多くの人がこのマリア様の発言を実感されていることと思います。
そしてファティマのマリア様は沢山のカトリック教会の信者の霊魂が地獄に落とされていくのを見せてくださいました。実に沢山の霊魂でした。
これは非常に恐ろしい事です。マリア様は私たちを愛してるからこそ警告を与えておられることを忘れてはいけません。私たちが愛する子供を育てるのと同じです。気をつけなさい!と言うのと同じです。愛してるからです。どうでも良い人のことにそこまで言いません。
祈りましょう。