本日より(三年以上ぶりに)復活いたしました『薔薇色ファンタジー』です。
お仕事である当店ヴェルヴェット・ムーンの在庫管理人のchouchou雑記でしょうか♪
大好きなシャンソンや映画、御本の中のお写真や挿絵などと共に気ままに更新してゆこうと思います。
今日はクリスマス・イヴですね。
皆様、ご家族やご友人たちと楽しいクリスマスを過ごされていることでしょう!
子供の頃からどうしたものか、欧州の絵本や童話などに親しんで成長したので、あまり米国のアートに馴染みがありません。
そんな私ですが、アメリカが誇る文化にチャールズ・M. シュルツあり!大好きなチャーリー・ブラウンとスヌーピーたちは今も心の住人たちなのです。
『チャーリー・ブラウン』 詩:谷川俊太郎
いつきみはひげが生えるの
丸い頭の子
ぼくらがみんな
ゲート・ボールしかしなくなっても
きみは相変わらず野球に夢中
ジャンパーのポケットに手をつっこんで
不死なる敗北を嘆きつつ歩むきみの姿に
スーパーマンは顔を赤らめ
ハムレットは顔をそむける
★すっかり白い冬のクリスマス・イヴで今日は祝日。私のこれまでの人生の半分は日曜日や祝日とは無縁の生活を続けていると気づく。それでも、やはり日曜日や祝日って好き!子供の頃からずっと。小学生の頃から大好きなスヌーピーとチャーリー・ブラウン、そしてその仲間たちも。みんな愛すべき存在なのだけれど、殊にチャーリー・ブラウンが大好き。女の子はマーシーが好き。思えば、子供の頃からヨーロッパの異国文化に幼い無知な心ながらある憧憬を抱いて来た。今も継続されているけれど、初めて私がアメリカの文化で親しみを持てたのはチャールズ・M・シュルツのコミックの中の少年少女たちとスーパー犬のスヌーピーだった。伊丹から池田行きのバスで1時間弱。すると「スヌーピーの店」があった。お友達と日曜日に幾度か行ったものだ。母にお小遣いを貰ってなので、お店の上の方に陳列されているものは高価で買えない。なので、小銭で買える文房具やハンカチなどを買って帰る。それで充分嬉しかった。中学になっても下敷きなどはまだ使っていた。そして、すっかり年月を経た今も私はチャールズ・M・シュルツのコミックを読み続け、「スヌーピーと仲間たち」から多くのことを学び続けてもいるのです。コミックではあるけれどアメリカ文学でもあると思っています。
上の谷川俊太郎さんの詩も大好き!多くの翻訳をされているので、どの本で読んだのか覚えていないのだけれど、古びたノートに書き残されていた。こんな事が長年続いているので、こうしてブログに書き写す作業をしているようでもある。
愛しき甥たちもまた幼い頃からケーブルTVなどのお陰で『スヌーピー』のお話に詳しくて、共通の話題が持てることを幸せに思っています。上の甥はとても感性的なものが似ているような大の親友なので、一等好きなのはチャーリー・ブラウン。下の甥はライナスらしい。気が弱いけれど心優しき少年チャーリーもまた、私には永遠の少年のお一人なのだろう。