われらとともに昇りし魂、生命の星は、
かつて何処に沈みて、
遥かより来れり。
過ぎ去りし昔を忘れしにはあらず、
また赤裸にて来りしにもあらず、
栄光の雲を曳きつつ、
われらの故郷なる神のもとより来りぬ。
われらの幼けなきとき、天国はわれらのめぐりにありき。
『ワーズワース詩集』より
★ワーズワースは英国のロマン派のお方で好きな詩篇も多い。西洋文化と日本で生きる私とは違うけれど、不思議な相性の良さを感じてしまう。時代もずっと昔のお方だけれど。子供という存在の無垢さ、純真さは天からの授かりものなのだ。極悪な社会の歪みは子供たちにも影響する。本来は尊き天使の遣いかもしれないのに。関係ないのですが、関西では開催されずにガクンとしていましたので、大好きな英国画家ジョン・エヴァレット・ミレイの少女と母の絵を。この愛らしい少女の眼差しは彼女にしか見えないものがあったのかとも妄想したり。鳥の巣があるようなのですが♪
対訳 ワーズワス詩集―イギリス詩人選〈3〉 (岩波文庫)ワーズワス岩波書店このアイテムの詳細を見る |
紹介されていたのは『Peter Bell』という長編物で翻訳本は見当たらないようです。
ご紹介の作品も素敵ですね。ひきこまれました。
はじめまして。コメントありがとうございます。
『静かなる男』はもう随分前に一度観ましたが、多分その頃はまだワーズワースを読んだこともない頃でした。また、観返したいと思います。教えてくださり、また嬉しいお言葉に感謝いたします。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!