Longvacation

日々の生活で、思ったことや出来事などをちょっと書きとめています。

シュティフター

2006-04-03 00:05:46 | 
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=longvacatio08-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4003242238&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="left"alt""></iframe>テレビでもなく、映画でもなく、本だから魅せられる自然の描写!雪深い森の景色、そこで道に迷った子ども達(といっても、かなりしっかりした子どもですが)の心理状態など、想像しながら読み進めていく・・・いつもの悪いくせで、結論が知りたくて先に読んだけれど、よく分からない。これといった結末があるわけではなく、前からちゃんと読むと、分かりました。単純な結末ではなく、そこへたどり着くまでの人々のこころの動き、風景がとても雄大に描かれています。本を読んでいるというより、絵でも見ているかのよう・・・いっしょに収録されている「石灰石」という話もお奨めです。けなげで謙虚なこんな人物をヨーロッパの人(作者はオーストリア人)も注目するんだなあと少し、驚きました。私が理想的に思う人物像がここに描かれているような気がしました。実際はなかなかこんな人いないけど・・・画家でもあった、「シュティフター」という人物が知りたくなった作品です。


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